現在普及しているStdioServerTransport型MCPサーバーの使用方法は設定ファイルにnpxやuvxコマンドを記述する。これはその場でダウンロードしたスクリプトファイルを実行することを意味する。 https://code.visualstudio.com/docs/copilot/chat/mcp-serversしかしこの実行方式は開発者には悪名高いソフトウェアのインストール手順「curlしてbash(URLでダウンロードしてきたシェルスクリプトをパイプしてノールック実行)」を思い出させる。「curlしてbash」なら単一の信頼した配布元を基準に判断できるがnpxやuvx方式は依存するライブラリも芋づる式に参照してくる。つまり任意のコードをどこかの経路(MCPサーバー本体でなくその内部の別の依存ライブラリかもしれない)を通じて実行される可能性は残る。curl | bash
こんにちは、エムスリーエンジニアリンググループ、コンシューマチームの園田です。本記事では、外部サービスとAIエージェントの連携を可能にするMCPプロトコルについて、技術検証の実装例を交えてお話しします。 1. MCPとは(ざっくり) MCP(Model Context Protocol)とは、Anthropic社によって策定されたAIエージェントが外部サービスから情報を参照したり連携することを目的としたプロトコルです。 「MCPサーバー」は、GitHubやPostgreSQLといったリソースをMCPで喋れるように変換してあげるプロキシのようなサーバーです。 Claude DesktopやCursorなどはMCPクライアントの機能があり、GitHubなどのMCPサーバーを利用してナレッジとして利用したり、プルリクエストの作成なども行えます。 Introduction - Model Cont
GitHub Container “R”egistryではなくGitHub Container “r”egistry が正しいと信じているのですが、誰か正解を知っている人がいたら教えて下さい。最初のブログ ではGitHub Container Registry と書いていましたが、その後はGitHub Container registryになりドキュメントでもContainer registryになっているので、やはりContainer registryなのかなと思ってますが、これが気になりすぎてGHCRについて触れるのがいつも憚られています。Docker Hubのレート制限について 要約 背景 調査 回避策GITHUB_TOKENについて 備考 余談 まとめDocker Hubのレート制限について 2025年4月1日からDocker Hubの制限がいよいよ厳しくなり、未認証ユーザは
前回(第2回)は、Apache httpdのCompose環境を例に、シンプルな開発環境の構築方法を学びました。今回取り上げるのは、Dockerに対応したアプリケーションを考える上で欠かせない、コンテナ間のDocker内部ネットワークと名前解決についてです。 名前空間(namespace)の分離とコンテナ間通信 通常のLinuxホスト上では、複数のプロセスがポートを重複して開くことはできません。たとえば、ApacheとNginxはデフォルトでTCPポート80番を使用しますが、それぞれが同じTCPポート80番を同時に使用できません。 一方で、複数のプロセスをコンテナとして動かせば、お互いの動作には何ら影響がありません。コンテナとして実行すると、PIDなどの名前空間が隔離(isolate)され、お互いのプロセスが見えない状態で動作するからです。それだけでなく、コンテナごとにネットワークも隔離さ
エンジニアの岡村です。 自分はサーバーがメインではなく、あまり業務でガッツリ触るわけでもないのですが、最近それなりに活用するようになってきました。しかし、ネット上の日本語情報を読んでいるだけではこれの書き方が正しいのかよく分からない、と悩むことが結構あったため、色々情報を漁ってみました。 この記事は、特に自分が気になった部分の調べた結果を記事に纏めてみたものです。対象読者はdocker-composeを雰囲気でupやdownは叩けるけどComposeファイルの書き方がよく分からんとなってる人です。Docker Composeの概要とcompose.yaml、Compose Specの関係 compose.yamlの書き方は Compose Specに準拠すればOK Compose Specの場所 推奨のファイル名はcompose.yaml compose.yaml内にバージョンを記述する
「Mistral」「Llama 2」「Vicuna」などオープンソースの大規模言語モデルを簡単にローカルで動作させることが可能なアプリ「Ollama」の公式Dockerイメージが登場したので、早速使い勝手を試してみました。 Ollama is now available as an officialDocker image · OllamaBlog https://ollama.ai/blog/ollama-is-now-available-as-an-official-docker-image Ollamaで動作可能な大規模言語モデルの代表例は下記の通り。リストの全体についてはOllamaの公式サイトで確認することができます。 モデルパラメーターサイズDownloadMistral7B4.1GBollama run mistralLlama 27B3.8GBollama run ll
オンプレGitLabで依存関係プロキシ(Dependency Proxy)を設定してDockerHubのダウンロード制限を回避する(設定編)GitLabDockerHubomnibus-gitlabDependencyProxy 毎度、ググっても出てこない小ネタを取り扱っております。本記事は個人的な見解であり、筆者の所属するいかなる団体にも関係ございません。 0. はじめにGitLabのDependency Proxyの話です。GitLab Premiumの機能でしたが、13.6(2020年11月)からCommunity EditionのCoreの無料版で使えるようになりました。 社内のオンプレGitLabに設定してみたという話になります。(GitLab.comでは2020年11月から利用可能になっています) The Dependency Proxy is moving to ope
サードパーティ製のツール本家からは上述のツールが提供されていますが、サードバーティ製の様々なツールが世の中には存在します。 エコシステムが成熟しているのもSwaggerを利用するメリットの1つですね。 https://openapi.tools/ 冒頭のとおり、このサードパーティ製のツールの中で実際に利用して良かったツールを3つご紹介したいと思います。 Stoplight Studiohttps://stoplight.io/studio/ 1つ目のツールは「Stoplight Studio」というAPI仕様を記載するためのGUIエディタとなります。 今までSwagger Editorを利用してYAMLを書いていたそこのみなさん、YAML筋力はもう必要ありません。 DesignAPIs 10x faster の謳い文句どおり、Stoplight Studioを使えばGUIで直感的に、高速
The differences betweenDocker, containerd, CRI-O and runc Containers run using a complex stack of libraries, runtimes,APIs and standards. The explosion in containers was kicked off byDocker. But soon afterwards, the landscape seemed to explode with tools, standards and acronyms. So what is ‘docker’ really, and what do terms like “CRI” and “OCI” mean? Should you even care? Read on to find out. S
CloudNative MeetsWebAssembly: ExploringWasm's Potential to Replace Containers
この記事はPRを含みます。 概要 背景 移行Docker Desktopのアンインストール Rancher DesktopのインストールKubernetesクラスタの無効化 宣伝 まとめ 概要 Rancher Desktopがcontainerdに加えdockerにも対応したのでDocker Desktopから乗り換えてみました。簡単な用途だとdockerコマンドがそのまま使えるので特に困っていません。 背景 2021年9月にDocker Desktopが有料化されました。移行期間として2022年1月31まで引き続き無料で利用できましたが、それもついに終了しました。 www.docker.com ただし、個人利用もしくはスモールビジネス(従業員数250人未満かつ年間売上高1000万ドル未満)、教育機関、非商用のオープンソースプロジェクトでは引き続き無料で利用できるという条件でした。no
docker composeではserviceごとにprofilesという属性を指定できて、起動時にこれを指定することで関連する一連のserviceだけを起動させられる。 どういうシーンで使えるのか。例えばとあるRailsアプリでは、一部の開発者はMySQLやRedisなどのデータストアだけdocker composeで起動して開発し、他の開発者は加えてRubyもdocker composeで起動して開発している。osxfsが遅すぎて、ファイルへの読み書きが頻発する処理がmacOSのDockerでは使い物にならないからだが、この話は今回どうでもいい。さてこのとき、データストア用のserviceに適当な名前のprofileを割り当てておくことで、個々のserviceの名前を逐一指定しなくても起動でき、将来の変更にも強くなって嬉しい。 # profile導入前docker compose u
ProductsDocker DesktopContainerize your applicationsDocker HubDiscover and share container imagesDocker ScoutSimplify the software supply chainDockerBuild Cloud Speed up your imagebuildsTestcontainers DesktopLocal testing with real dependenciesTestcontainers CloudTest without limits in the cloud MORE resources for developers
Home InfiniBand C#DockerLinux Raspberry Pi RouterOSWindows Mkdocs プライバシー・ポリシーBuildKitでイメージをビルドするDockerでコンテナイメージをビルドするときに、下記のようなことを考えていました。 ビルド時間を短くしたい Raspberry Piでも動くコンテナイメージを作りたい そこでBuildKitを使って、マルチプラットフォーム(multi-platform)のイメージを マルチステージ(multi-stage)ビルドをすることにしました。BuildKitについての説明をスキップしてビルド方法を知りたい場合は、BuildKitとdocker-buildxプラグイン の章から読んでください。BuildKitとはBuildKit1 とは、コンテナをビルドするためのツールキットであり、 bui
A multi-platformbuild refers to a singlebuild invocation that targets multiple different operating system orCPU architecture combinations. Whenbuilding images, this lets youcreate a single image that can run on multiple platforms, such aslinux/amd64,linux/arm64, andwindows/amd64. Why multi-platformbuilds?Docker solves the "it works on mymachine" problem by packaging applications and thei
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