背景Obsidianはわたしのメモ取りに革命をもたらしました。ツールとしては、ごく単純なマークダウンエディタですが、ただ情報を記録するだけでなく、思考を整理し、アイデアを形にするためのパワフルなツールとして、日々の作業を効率化する上でとてつもなく大きな助けとなっています。Obsidianの便利な使い方を共有したいと思い、継続的に記事化していますので、この一覧記事を作成しました。情報にあふれた混沌とした現代を、未来に向けてスムーズに航海していくうえで、Obsidianを役立つガイドとして右腕化できることを願っています。 もくじ リンクまとめ、初心者向けリンクまとめObsidianのよくつかうリンク集 ゼロイチObsidian|ゼロからはじめるObsidian案内Obsidianの小技 小技その1| ファイル名を6桁ではじめる(yymmdd_) 小技その3|リンクをMarkdown形式

やっとこGo でおちんぎんをえる仕事につけそうです。Vim でGo を書く時のなんかいい感じの設定を教えてください。定義ジャンプとかは ctags でやってきました。 スーパーレターありがとうございます。Go 言語でお仕事、良いですね。Vim でGo を書く時におおよそ必要なのは以下です。 必須プラグインvim-lsp とvim-lsp-settings とgoplsGo の Language Server です。Vim から Language Server を利用する方法に合わせてgopls を導入する必要があります。Vim から Language Server を利用する方法は幾らかあるのですが、僕は prabirshrestha/vim-lsp を使っています。prabirshrestha/vim-lsp はmattn/vim-lsp-settings と組み合わ
この記事はVim 駅伝 の 06/05 の記事です。 前回の記事は thinca さんによる、 06/03 の「Meguro.vim #23 を開催しました」という記事でした。 次回は 06/07 に投稿される予定です。 はじめに本記事は以下の記事のオマージュです。Vim の基本操作のうち、比較的マイナーながら汎用的に使える機能や小技を集めました。プラグインや複雑な設定が必要なものは含まれておらず、いずれもVim とNeovim の両方で使うことができます。気になったものがあれば使ってみてください。 ノーマルモード編 検索結果を次々と置き換えるVim で文字列置換を行う最も有名な方法は :substitute コマンド (短縮形: :s) ですが、ノーマルモードのcgn というイディオムも便利です。これは c オペレータと gn テキストオブジェクト (:h gn) を組み合

はじめに 半月ほど前に、ようやく自分のVPS 環境で動いているものすべてをkubernetes クラスタに移行しました。とても満足感が高くやって良かったと思っています。 ウェブサーバ、メールサーバ、Nostr のリレーサーバやNostr/Bluesky/Twitter で動かしている各種 bot もすべてkubernetes です。 昨日は knative を導入したので、Go やRust やRuby やPython や、いろんな言語のクラウドネイティブアプリを簡単に実行できる様にしました。 knative 便利 残念ながら knative は helm パッケージとして提供されていません。ArtifactHub でそれっぽい物が公開されていますが、ほぼ手作業と変わりません。 おおよそ以下の手順でインストールできます。knative ではネットワークレイヤとして以下の3つが用

僕はdotfiles系リポジトリ*1のコミット数を合計するだけで2261コミットある、.vimrcばっかりいじっていて開発が全然進まないタイプの人間で、つまり開発環境にとてもこだわりがある。 こだわりすぎて他に誰もやってなさそうな数々のカスタマイズを生み出してしまったが、やらなければよかったと後悔しているものが多くあるので、僕のような人が新たに生まれないよう、やめておけばよかったテクニックとその法則のようなものを紹介したい。 後悔しているもの C-h, C-y, C-u, C-oでウィンドウ切り替えWindows,macOS,Linux問わず以下のグローバルなキーバインドを設定している。 C-h: ターミナルにウィンドウ切り替え C-y: IntelliJかCLionにウィンドウ切り替え C-u:GoogleChromeにウィンドウ切り替え C-o:TwitterかSlackに
始めに 前回の記事から約二ヶ月が経過しました。ddc.vim の開発は順調に進んでおり、ようやく仕様が安定化してきています。 正式リリースも近いです。 今回は最近私が実装を行っている pum.vim という新プラグインと ddc.vim との連携について解説します。 pum.vim について これはもともと nvim-cmp が実現していたアイディアになります。 pum.vim はネイティブで用意されている補完機能を使用せずに、自前でVim の popup window 機能や floating window 機能を用いて補完を行うプラグインです。Emacs でいうと popup.el に相当します。 ddc.vim + pum.vim と nvim-cmp の独自補完ウインドウの大きな違いとしては、nvim-cmp はneovim 専用なのに対して ddc.vim + pum.vi

インターネットが大好きな人の多くは、どこかしらのコミュニティを拠点として活動を続けることが多いです。 僕は2003年からのネットユーザーなのでそこまで古くはないのですが、かつて、はてなダイアリー、IRCなどを拠点として、ネットで活動してきました。現在であれば、Twitter、Qiita、Zennなどを主軸として活動している人が多い印象です。 そんな中、最近僕が最も居心地よく滞在しているコミュニティがvim-jpのSlackです。 なぜvim-jpなのか # 僕を知っている人であれば、「お前はEmacsユーザーだろう?まさかVimに乗りかえたのか?」というツッコミたくなるかもしれませんが、それにはおよびません。なぜなら、いまもEmacsユーザーであることに違いないからです。 では、なぜvim-jpに入っているのか?それは次の理由があるからです。 幅広い分野の話題が可能 #vim-jpは、い
筆者の環境についてVim にはプラグインマネージャも沢山あります。その中で僕はvim-plug を使っています。Software Design という雑誌で「Vim の細道」という連載をやっている事もあり、皆さんに一番リーチしやすいプラグインマネージャを選んでいるという事もありますが、基本は「トラブルが発生しづらい」という理由で使っているのもあります。vimrc の分割管理 ところで最近はVim プラグインが沢山あり、個々に設定が必要な場合もあります。全てvimrc の中に書いてしまうのも良いのですが、そうするとどこからどこまでが、どのプラグインの設定か分からないといった問題が起きてしまいます。僕はvimrc をプラグイン毎に分割して管理しています。 Big Sky :: ぼくがかんがえたさいきょうのVim のこうせい 2019年 年末版 "Vim本体の機能のデフォルト値

先に英語で書いてから日本語訳しています。 こんにちは、個人アプリ作家のTakuyaです。 僕はInkdropというMarkdownノートアプリを独りで開発しています。 これはmacOSやWindows、Linux、iOSからAndroidまでスムーズに動作します。 なぜならデスクトップ版はElectron、モバイル版はReact Nativeで組まれているからです。 つまりアプリは基本的にJavaScriptで書かれています。本稿では、vimにて効率的にJavaScriptをコーディングするためのワークフローについてシェアします。 僕はVSCodeのようなIDEを使わず、主にターミナル上で作業しています。 使っているツールはtmuxとNeovimです。 この構成での基本的なワークフローについてはこちらに書きました。 ここでは、更にvimの設定について掘り下げてご説明します。 僕のdotf

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに この度、長年連れ沿ったVimとお別れをすることにしました。移行先はVSCodeです。 正直に言うと、かなり前からVSCodeへの移行は検討していました。実際過去に何度もVSCodeへの完全移行は試しており、その度に挫折してきていました。 今回は挫折していた理由も含めてお話ししていこうと思います。 なぜ移行しなかったのか まず第一に、Vimをあまり普段使いしていないひとは驚くかもしれませんが、VSCodeに備わっている機能のうち、Vimではまったく出来ていなかったことというのは多くありません。Vimのlanguage serve

はじめに 以下の記事では、僕のVim の構成について記述しています。本来はこの記事でvim-lsp の導入方法と私的Go 編集環境について書こうと思っていましたが、あまりにも長くなってしまったので別途書く事にしました。僕はWindows とLinux しか使わないので、皆さんの環境で使うとうまく動かない可能性があります。また僕は最新のVim 8 しか使いません。古めのVim を使いません。neovim も使いません。それらをお使いの方はうまく動かない可能性があります。ご了承下さい。なお設定ファイルの配置スタイルは完全に僕個人の趣味ですので必ずしも僕の構成が正しい訳ではありません。 ぼくのかんがえたさいきょうのVim こうせいVim の設定はvimrc に記述するのですが、その設定方法には「汚くさせない」ための工夫が必要だと思っています。以下は僕が行っている「vimrc

※ このエントリは、はてなグループ終了に伴う、サブブログからの引越エントリ(2012/12)です。 ※ 情報が古い可能性もありますので、ご留意ください。 まず、vim をバイナリモードで開く。 $vim -b ファイル名そこから、16進のダンプ形式に変換するために、コマンドラインモードで以下を入力 :%!xxdすると、以下のような感じで表示される。 0000000: 7f45 4c46 0201 0100 0000 0000 0000 0000 .ELF............ 0000010: 0300 3e00 0100 0000 1018 0000 0000 0000 ..>............. 0000020: 4000 0000 0000 0000 38d8 0000 0000 0000 @.......8....... 0000030: 0000 0000 4000 3
はじめに 以前、Vim script で機械学習 という記事を書いた事で、「Vim script で機械学習は可能」という事を皆さんにもご理解頂けたはずなので、今回はVim script を使ってアヤメの品種分類をしたいと思います。 出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A4%E3%83%A1 iris.csv とは アヤメは温帯に生息するおよそ150種類からなるアヤメ科の植物で、その多くは、がく片の長さ、がく片の幅、花弁の長さ、花弁の幅でその品種が分類できるそうです。この研究結果を UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)がデータマイニングの検証用データとして iris.csv というファイル名で配布していて機械学習をやる方の間では有名なデータセットになっています1。iris.csv に含まれるのは、setosa、versi

以前に「オレ的vimプラグイン10選」という記事を書いたのですが、この記事では完全に主観で紹介するvimのプラグインを決めていました。 「世の中のエンジニアのalias設定」を書く際に利用したスクリプトを用いて、客観的なデータからおすすめのプラグインを紹介するのも面白そうだなと思い、調査してみました。ランキングとプラグインの一言説明を紹介していきます。 更新履歴 2019/04/15 公開 2020/06/13 再集計しランキングを更新しましたランキングを最新版に更新 過去に20位圏内だったプラグインの詳細を残した 新規にtop100にランクインしたプラグインの説明を追加 関連記事 よく使われているvimrcの設定ランキング 世の中のエンジニアのalias設定 オレ的vimプラグイン10選 対象GitHub上のdotfilesトピックがついたリポジトリ スター数順に上位1000リポジ

Pythonの補完環境をjedi-vimからvim-lspに移行した話¶VimでPython書いてますか? 長らくPythonの補完用プラグインとして davidhalter/jedi-vim を使用してきましたが、 あのmattn (@mattn_jp) さんがCollaboratorになった prabirshrestha/vim-lsp や palantir/python-language-server がいよいよ実用的になってきたので移行してみました。 とはいえ実際に使うにはまだ設定するところもちょこちょこあるので、一度まとめておこうと思います。 前提とする環境¶Vim: 8.0以上、かつコンパイルオプションで jobs, timer, channel,lambda が有効になっているPython: 2.7もしくは3.4以降 (pyenvやAnacondaでインストールした
この記事はVim Advent Calendar 2018の13日目の記事です。 先月に開催されたVimConf 2018で、Migrating plugins to standard featuresというタイトルで発表してコマンドの結果をバッファに表示する方法を紹介しました。 その中で解説しきれなかったテクニックとして、以下のようなコマンドを定義しておくとL <コマンド>*1のようにして簡単に任意のコマンドの結果をバッファに表示することが出来るようになります。 command! -bar ToScratch \ setlocal buftype=nofile bufhidden=hide noswapfile command! -nargs=1 -complete=command L \ <mods> new | ToScratch | \ call setline(1, split(
はじめに こんにちは、データインテグレーション部の平野です。 私はテキストエディタにVimを使用しています。Vimは敷居が高いと言われますが、ある程度慣れてくると普通のエディタとは明らかに異なる、Vimらしい編集方法がだんだんと身についてくるものです。 今回はVimから外部のシェルコマンドを実行してテキスト編集する手段についてご紹介します。 なお、Vimには色々なプラグインが公開されておりますが、ここで紹介する方法はあくまでもVimのオリジナル機能ですので、その場ですぐ試すことができます。 (lsコマンド等にはPATHが通っているという前提です) カレントディレクトリのファイル一覧を取得したいVimでテキストを編集していて、カレントディレクトリのファイル一覧を挿入したい、というようなことがあります(よね?)。 スマートでない例 やり方は様々ありますが、以下のようなやり方をしていませんか

概要 現在に至るまで、UnitTestの実行はvim-quickrunかC-Zで戻ってからターミナル叩いてた。 現状だとVimでテスト駆動開発するのにつらみがある。 テスト用の設定を作り込むときが来たのだ。 ちな実行するのはPythonのUnitTest 現状の問題点 :QuickRun QuickRunはテスト全体実行しかできない。と思う(テストランナーではないからね) 頑張ればできるのかもしれない。 時間のかかるテストとか遅いテストだと全体実行を何度もするのはつらい。一つのメソッドだけとかサクッとやりたい。 ターミナル実行 ターミナルに戻るのはだるい。 ターミナルでクラス単位やメソッド単位のテストを実行するには、パッケージ階層を打たなきゃいけない。つらい。 QuickFixでRedに飛びたいよね。ターミナルのエラー見る→Vim戻る→ターミナルにエラー見に戻るとか愚行だよね。 :make

やりたいこと Git grepをvimから呼び出す fzfを使用して検索されたファイルの該当行に飛ぶ 準備 fzf, fzf.vimを入れておきしょう。 環境はMac 10.12.6 Custom Version 8.0.1633 (KaoriYa 20180324) やり方 下記を.vimrcに追記して読み込む。 :Gitgrep hogehogeで使用できます。 command! -bang -nargs=+ Gitgrep call fzf#run({ \ 'source': 'git grep -n -I -i <args>', \ 'sink': function('s:line_handler'), \ 'dir': s:get_git_base_path(expand("%:p:h")), \ 'up': '~40%', \ 'options': '+m' \ }) " .

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