中国はキャッシュレス文化が進んでいるという話をよく聞く。 飲食店はもちろん、お寺の賽銭、物乞いまでも電子決済ができるという。 ちょっと前までは、中国の電子決済と言えばキャッシュ・クレジットカードの「銀聯カード」(英語表記だとUnionPay)が、一般的だった。一時期は、中国国内・国外でブイブイ言わせていた銀聯だが、他のモバイル電子決済方法がいまは主流になりつつある。それがAlipay(支付宝)とWeChatPay(微信支付)だ。スマートフォンを通じて、QRコードを表示・読み込みをさせて決済する。イメージとしては、Suicaを考えると良い。 で、実際に上海のレストランやお店を見たけど、本当に現金で決済をする人がいない。みなさん、スマートフォンやタブレットにQRコードを表示させて、店員がバーコードリーダー(正確にはQRコードリーダーだけど)を拳銃のように構えて、客のコードをビシバシ読み取って決

先日、モスバーガーでクレジットカード払いや電子マネー決済が導入される方針である…というこちらの記事を書きましたが、どうやらその一環として、モスバーガーでSuicaやPASMO決済が2017年7月4日付けで開始されたようです(すでに楽天Edyは利用可能)。 モスバーガー、「Suica」「PASMO」などで決済可能に モスバーガーを運営するモスフードサービスは7月3日、三井住友カードと提携し、日本国内の店舗で交通系電子マネーによる決済サービスを4日から順次始めると発表した。野球場や競馬場などに併設する店舗では、使えない場合があるという。 ※モスバーガー側の公式リリースは出ていませんでしたが、三井住友カード株式会社の公式リリースは出ていました(こちらより引用)*1。 株式会社モスフードサービスは、三井住友カード株式会社と連携して、全国のモスバーガー店舗にて、2017年7月4日(火)より、北海道旅

電子マネー紛失時の被害に関する、興味深い判決が東京高裁で出たようなので、今回はその内容について紹介させていただこうと思います。 争っていたのは楽天Edyを約290万円も不正利用された持ち主と、楽天Edyを発行&管理している楽天になります(争われている経緯&内容は下記の通り)*1。 男性は2012年、スマホの紛失に気付き、警察に届け出た上で携帯電話会社で通信サービスの停止手続きを行ったが、楽天Edyには連絡しなかった。このため何者かに電子マネーの利用額の設定を変更され、約2カ月にわたり不正使用された。 わかりやすくそれぞれの主張をまとめると、こんな感じですね。 利用者: 携帯を紛失した時に携帯電話会社には停止手続きを行ったが、楽天Edy側にはその手続をしなかったために290万円ほど不正利用された。注意喚起をしなかった楽天Edyが被害を負担すべきだ。楽天Edy: 利用停止手続きをされていない

Google Japanは12月13日、Android端末向け決済サービス「Android Pay」の日本国内での提供を始めた。まず楽天Edyと連携。NFC対応端末に専用アプリをインストールし、楽天Edyを登録すれば、ローソンなどEdy対応店舗で、端末をかざすだけで決済できる。ほかの電子マネーやクレジットカードへの対応は来年の予定。 開始当初は「楽天Edy」と「楽天ポイントカード」を連携できる。既存のモバイル楽天EdyアカウントをAndroid Payに連携することも可能だ。 ファミリーマートやローソン、ミニストップ、マクドナルド、ビックカメラ、マツモトキヨシなど全国47万以上のEdy対応店舗でAndroid Payによる支払いに対応した。 残高や利用履歴の確認も、端末上で可能。チャージは、アプリやクレジットカード、楽天Edy対応店舗で行える。 来年にはフェリカネットワークスとの連携し、対

大手ゲームセンターとして有名な「タイトーステーション」で、ついにSuicaやPASMOといった交通系ICカード払いが可能になったようです。CNETが報じました。 タイトー、アミューズメント施設向け決済で交通系電子マネーに対応 タイトーは、5月から同社が運営するアミューズメント施設「タイトーステーション」で展開しているマルチ電子マネー端末による決済について、新たに交通系電子マネーに対応すると発表した。 タイトーステーションでのマルチ電子マネー端末導入の取り組みは5月から開始され、現在までに14店舗で導入されているという。これまでは「nanaco」、「楽天Edy」、「WAON」に対応していたが、新たに「Kitaca」、「Suica」、「PASMO」、「TOICA」、「manaca(マナカ)」、「ICOCA」、「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」の各交通系電子マネーに対応する。 タ

両替した100円玉を何枚も手元に用意して、ゲーム機に陣取る―そんなゲームセンターの光景が変わるかもしれません。業界大手のタイトーが5月末から、ゲームセンターに置くゲーム機の支払いに、電子マネーが使える決済端末を本格導入します。同じように100円玉が欠かせないガチャガチャにも電子マネー対応の販売機が登場しています。ゲーセンもガチャガチャも「100円玉」が基本単位でしたが、価格の設定が変わる可能性がありそうです。 【画像】1992年、「ストII」に熱中する子どもたち 100円玉を積み上げる風景は過去のものに? 「タイトーステーション アリオ蘇我店」(千葉市)は5月29日から、「nanaco」に対応した電子マネー端末を、ビデオゲーム、クレーンゲーム、プリクラなど店内のほぼすべてのゲーム機に設置します。アリオはセブン&アイ・ホールディングス系のショッピングセンターのため同社系の「nanaco」を手

普及しているようで、なかなか普及していないのが後払い型の電子マネーであるQUICPay(クイックペイ)。 QUICPayが利用可能なJCBカード この電子マネー、クレジットカードと同様の使い方が出来る支払いサービスなので、かなり使い勝手が良いと個人的には気に入ってるんですけれども、現状はというと全くといっていいほど普及していません。 たぶん、この記事ではじめてその名前を聞いた…という方も多いのではないでしょうか? QUICPayの普及率の低さについて: コンビニで使おうとすると店員が慌てる: 大手コンビニならどこでも使えるQUICPay: 追記:Apple Pay開始で注目を浴びる 参考リンク: QUICPayの普及率の低さについて: コンビニで使おうとすると店員が慌てる: 実際、コンビニでQUICPay払いを利用しようとすると、店員さんの多くが『えっ、QUICPayってなんですか?』とい

この結果は予想外…!一番使える電子マネーはどれなのか、電子マネー3種類を丸一日かけて14店舗で使ってみた結果 この結果はちょっと予想外…! 現金主義だけどジャラジャラと小銭を持ち歩きたくない人に、とっても便利な電子マネー。今では種類も多く、しかし対応店舗もまちまちで、結局どれが使い勝手がいいのかよくわかりません。 そこでどれがベターな電子マネーなのか、14店舗を巡って対応状況や使い勝手をテスト!するとその結果、電子マネー界に意外なダークホースが誕生していた事がわかりました。 検証方法 今回検証してみたのは、電子マネーの老舗「楽天Edy 」、交通系定番電子マネー「Suica 」、プリペイド式MasterCardタイプの「 au WALLET 」。 各電子マネーの特徴を簡単にまとめてみました。 au WALLETはauユーザーのみ申し込める電子マネーなので検証に入れようか迷ったのですが、前

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