国内の自治体をアフリカの国の「ホームタウン」に認定する交流事業をめぐり、ナイジェリア政府のホームページに「日本政府が若者向けに特別ビザを発行する」などの誤った内容が一時、掲載されたことについて、ナイジェリア政府の高官はNHKの取材に応じ、日本側の発表を誤って解釈したと説明しました。 TICAD=アフリカ開発会議にあわせて、JICA=国際協力機構は交流を後押ししようと国内の4つの自治体をアフリカの国の「ホームタウン」に認定しましたが、SNSで「移民を定住させる制度だ」などと誤解に基づいた情報が広がりました。 その要因の一つとみられていたのは、千葉県木更津市の交流先とされたナイジェリアの大統領府のホームページに「日本政府が移住して生活と就労を希望する若者向けに特別ビザを発行する」などとする誤った情報が一時、掲載されたことでした。 これについて、大統領の情報・戦略担当の特別顧問を務めるバヨ・オナ

ドイツの連邦議会では6日、「キリスト教民主・社会同盟」のメルツ氏を首相に選ぶ投票が行われました。 「キリスト教民主・社会同盟」と連立を組む「社会民主党」の議員の賛成を得て過半数を上回り、首相に選出されるとみられていましたが、賛成が過半数に6票足らず、選ばれませんでした。 公共放送ZDFは、メルツ氏がことし1月、当時の政府に対して移民政策の厳格化を求める決議案を極右団体「ドイツのための選択肢」と協力して可決させたことに反発した「社会民主党」の一部議員が造反した可能性があるとの見方を伝えています。 ただ、誰が反対票を投じたのかは明らかになっていないため、議会は混乱しています。ドイツで、これまでに首相が1回目の投票で選出されなかったことはなく、異例の展開です。ドイツの憲法にあたる「基本法」では、議会は2週間以内に改めて投票を行うことができ、メルツ氏が首相に就任し、新政権を発足させられるのか議

ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカ・トランプ政権のケロッグ特使との会談について「希望を取り戻した」と述べ、トランプ大統領との首脳間の関係がぎくしゃくする中、関係改善につなげたい意思をにじませました。ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、アメリカのトランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏と会談したものの、予定されていた会談後の共同記者会見は急きょ取りやめとなりました。 ゼレンスキー大統領は会談後の国民向けの演説で「希望を取り戻す会談だった。アメリカとは、本当の意味で機能する、強固な合意が必要だ」と述べました。 そのうえで「ケロッグ氏とは前線の状況やすべての捕虜の解放、ロシアが再び戦争を起こすことがないような、信頼できる明確な安全保障のシステムの必要性などについて話し合った」と述べました。ウクライナでの停戦をめぐってアメリカがロシアとの直接協議に乗り出すなか、トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領はパレスチナ自治区ガザの住民全員を別の場所に移住させ、「ガザはアメリカが所有する」と表明しました。 【写真で見る】ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」を訪問したトランプ氏アメリカ トランプ大統領 「人々はガザに戻るべきではないと考えている。(〔移住の〕規模の想定は?)全員だ。170万人とか、180万人とかだろうね」トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、ガザの住民全員を別の場所に移住させるべきだとの考えを示しました。トランプ氏はヨルダンやエジプトに受け入れを求めていますが、アラブ諸国はパレスチナ難民の恒久的な再定住につながる動きに強く反発しています。アメリカ トランプ大統領 「アメリカがガザを引き継いで仕事をする。我々が所有し、すべての武器や不発弾の撤去に責任を持つ」 さらに、会談後の会見で、トランプ氏は「アメリカがガザを所有する」と表明するとともに、「が
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は25日、米国で社会問題化している合成麻薬「フェンタニル」などの麻薬流入への対抗措置として、中国製品に10%の追加関税を発動すると表明した。 【写真】フェンタニルで命を落とした人々の写真 カナダとメキシコ製品にも、来年1月20日の大統領就任初日に、不法移民や麻薬の流入が止まるまで、25%の関税を課すと宣言した。SNSへの投稿で明らかにした。トランプ氏は「中国と大量の麻薬について幾度も話し合ってきたが、成果はなかった」と非難。中国が麻薬を止めるまで追加関税を続けると説明した。メキシコとカナダに関しては「数千人が両国を通過し、かつてないほどの犯罪と麻薬を持ち込んでいる」と指摘。就任初日に発令する大統領令の一つとして、両国製品に関税を課すとした。 一方で、メキシコ、カナダは貿易協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」を米国と締結するなど、中国ととも

プーチン大統領が2週間にわたって公の場から姿を消している可能性があります。 7日の国際会議以降、ロシア大統領府が伝える動向は各国首脳との電話会談などが中心で、公表されている映像も撮影日は明らかにされていません。 独立系メディアは、今回の「失踪」期間は過去3年間で最長だとしています。
南米のペルーで日系人として初めて大統領に就任し、1996年に日本大使公邸人質事件で救出作戦を指揮したアルベルト・フジモリ元大統領が11日、亡くなりました。娘のケイコ氏がSNSで明らかにしました。86歳でした。 アルベルト・フジモリ元大統領は両親が熊本県出身の日系2世で、1938年、ペルーの首都リマで生まれ、1990年に日系人として初めてペルーの大統領に就任しました。 在任中、インフレを緊縮財政で克服して経済を立て直すとともに、反政府武装グループを徹底的に取締り、治安を劇的に改善させるなど手腕を発揮し、1996年に発生した日本大使公邸人質事件では救出作戦を指揮し、大半の人質を救出しました。 その一方で、強権的な政治姿勢が国内外からの批判を浴び、2000年日本に事実上、亡命し、大統領の職を失いました。 2005年に日本を出国し、チリに入国したところで身柄を拘束され、その2年後にペルーに引き渡さ

[ジュネーブ 25日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は25日、戦闘が続くアフリカ北東部スーダンの首都ハルツームにあるはしか、コレラ菌などの危険な病原菌を保管する国立公衆衛生研究所が占拠され、病原菌が外部に流出する「高いバイオハザード(生物災害)のリスク」があると警告した。戦闘を繰り広げているスーダンの正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」のいずれかに占拠されたと明らかにした。 WHOのニマ・サイード・アビッド氏はスーダンからビデオでジュネーブの記者団に対して「主な懸念事項は、研究所の専門家が入って利用されかねない生体物質や薬物を安全に確保できないことだ」と指摘した。いずれの側が研究所を占拠したかについては特定を避けた。
岸田総理大臣と韓国のユン・ソンニョル大統領の日韓首脳会談が16日行われ、両首脳は10年以上途絶えている、首脳間の相互訪問、「シャトル外交」の再開を確認しました。 戦後最悪とまで言われた日韓関係は改善に向けて大きく動き出しました。 首脳会談が行われた16日の動きを詳しくまとめました。 東京 銀座の飲食店を2軒はしごし意見交換 1軒目の日本料理店での夕食会には、裕子夫人とキム・ゴニ(金建希)夫人も同席しました。 政府関係者によりますと、松阪牛のすき焼きや、岸田総理大臣の地元・広島の地酒などを楽しんだということです。 続いて両首脳は通訳だけを伴って2軒目の洋食店に移り、ビールと焼酎を酌み交わしながらオムライスなどを食べました。 2人とも上着を脱ぎ、ネクタイも外して向き合い、くだけた雰囲気で意見交換を行ったということです。 すき焼きとオムライス、いずれもユン大統領の好物であることから、2つの店を用

コロンビア・サンマルティンデアマカヤクで橋を渡る子ども(2022年10月18日撮影)。(c)LionelROSSINI / AFP 【11月27日 AFP】南米コロンビアのアマゾン(Amazon)熱帯雨林にある先住民ティクナ(Tikuna)の村アララ(Arara)で、10代の若者の自殺が相次いでいる。 9月に入り事態を重く見たシャーマンが、アルコールやサッカー、音楽なしで過ごす「隔離」の儀式を開始した。西洋から侵入した悪習が若者を先祖の価値観から遠ざけているとして、「悪霊」を村から追い払うためだ。 まずはたばこを吸い、花を浸した水を飲む夜通しの儀式から始まった。村人はその後20日間にわたり、「欧米」の雑念と見なされるものを排除して過ごす「隔離」下に置かれた。 人口1200人のアララに行くには、近郊の最大の町レティシア(Leticia)から車で25キロほど移動し、そこからさらに1時間ジャン

【城南聯合ニュース】日本のスマートフォン向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の韓国ユーザーが29日、同ゲームの韓国配信を行うカカオゲームズの運営方針に反発し、同社本社(京畿道城南市)周辺で馬車を走らせ抗議した。 スマホ向けゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の韓国ユーザーが、同ゲームの配信を行うカカオゲームズの運営方針に反発し、同社本社周辺の道路で馬車を走らせ抗議した=29日、城南(聯合ニュース) 馬車による抗議行動の企画に参加した同ゲームのユーザー、パク・デソンさんはこの日午前、カカオゲームズ本社前で報道陣に対し「ゲームの運営陣が、ゲームへの理解がないまま短期間に売上高を伸ばすため一連の措置を取ったことをはっきりと感じたので行動に乗り出した」とし、「カカオゲームズがユーザーと意思疎通し、ゲームを楽しむ顧客たちを顧客として扱ってほしい」と述べた。 馬車での抗議を行うための募金には200

TBSは27日、1997年から放送を続ける人気番組「SASUKE~Ninja Warrior~」が五輪種目候補となったことを発表した。世界160以上の国と地域で放送し、現地版も20カ国以上で制作されている世界的人気番組が「近代五種」競技の一つに加えられる可能性が出てきた。 【写真】昨年、世界配信された米リメイク版「SASUKE」 1912年のストックホルム大会から実施されている五輪競技で、水泳、フェンシング、レーザーラン(射撃+ランニング)、馬術の5種目で争われる近代五種。長い歴史、過酷さから「キング・オブ・スポーツ」とも称される。国際近代五種連合(UIPM)は5月2日、2024年のパリ五輪後に近代五種から「馬術」を外し、新たな競技として「障害物レース」を試験導入すると発表。UIPMによると、障害物レースの五輪競技化に向けて、これまで積極的にロビー活動を展開してきた国際団体「World O

【ニューヨーク=斉藤雄太】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比741ドル(2.4%)低い2万9927ドルで取引を終えた。2021年1月以来1年5カ月ぶりに3万ドルの大台を割り込んだ。インフレ抑制を急ぐ米連邦準備理事会(FRB)が15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ加速を決め、欧州の中央銀行の利上げも相次いだ。世界経済の急な冷え込みを警戒した投資家のリスク回避の株売

Msta-SDM @nagato1941 訪日直前に空母が横須賀に入港、横田基地友好祭のクライマックスにエアフォースワンが降りてきて大統領降臨の流れはさすが米帝という感じですぬ プロパガンダのスケールがでかい2022-05-22 17:32:23

ロシア軍が設置したという地雷。前線となっているキエフ東部の街路で見つかった/Narciso Contreras/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は31日までに、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ周辺で国際条約で禁止されている対人地雷を使用したと告発した。ウクライナの爆発物・砲弾処理担当要員が今月28日に見つけたと報告した。 HRWは、ロシアが爆発から16メートル範囲内に居合わせた人間を無差別に殺害し、再起不能までの重傷を負わせるこの地雷を保持していることはわかっており、今回新たに投入したと主張。ウクライナはこの種の地雷や運搬手段を持っていないとした。 1997年に署名された国際的な対人地雷禁止条約は、使用、生産、備蓄や移送を包括的に禁止。HRWによると、164カ国・地域が賛同したが、ロシアは加盟していない

ウクライナに侵攻を続けるロシア軍は、東部の要衝マリウポリの一部を掌握した模様で、南東部で支配地域を広げることに力を注いでいるとみられます。ウクライナの地元メディアは、マリウポリの市長がすでに市外に退避したと伝えています。 また、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、「ロシア軍は24日、マリウポリの中心部のキリスト教の教会を占拠し、市の全域の掌握に向けて部隊を展開している」との分析を示しています。ロシア軍が攻勢を強めている東部マリウポリについて、ロシア側とともに戦闘を続けている親ロシア派の武装勢力は、指導者のプシリン氏が24日、市内に入ったと明らかにしました。 プシリン氏らは、市内西側のショッピングセンターにロシア側が設置した食料などの配布所を訪問し「ウクライナから解放されたら、再建を始める」と伝えたとされ、マリウポリの一部地域がロシア側に掌握されたことがうかがえます。 こうした中、ウ

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