千葉電波大学理学部は2日、永久にプロペラが回り続ける新しい風力発電システムを開発したと発表した。永久に電気を生み続けるだけでなく、既存の風力発電設備を流用して作れることから、導入コストを大幅に引き下げることができるという。 新システムは2基の風力原動機を対面式に設置したもの(図参照)。原動機Aのプロペラが自然風で発電した電気を用いて、原動機Bのプロペラを逆回転させて風を発生させる。その風が再び原動機Aのプロペラを回すことで、発電を循環させる仕組みだ。プロペラを回転させるきっかけは自然風だが、以降は原動機Bが風を起こし続けるため、 無風状態でも発電は続く。 これまでの風力発電と異なり、原動機を屋内に設置しているのが特徴。 回転効率を上げるためには、風向きを一定に調整したり、雨などの抵抗によるロスを無くしたり必要があるという。また、日本で風力発電が普及しない理由の1つとして挙げられる台風被害を

千葉県の印旛(いんば)沼流域で、特定外来生物のカミツキガメが大量繁殖している。繁殖力が強く、雑食で食欲も旺盛。周辺の生態系を乱し、人にかみつく恐れもあるため、千葉県は本格的な根絶対策に乗り出した。 千葉県印西市の印旛沼沿いの水路。25日、職員たちが前日に仕掛けたわな20基を次々と引き揚げた。 率いるのは県が2月から任期3年で雇用した専門職員の今津健志さん(33)。環境団体やペットショップなどに勤め、カメの研究を10年以上続けてきた。捕獲方法の考案や技術指導をする「カメハンター」だ。 県生物多様性センターによると、印旛沼流域の川で初めてカミツキガメが見つかったのは1978年。現在、甲羅の長さが約15センチ以上のもので約1万6千匹が生息すると推定される。ペットとして飼われたものが捨てられたり逃げ出したりしたと考えられている。 雑食でザリガニやカエル、鳥な…

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く