JR東海グループが『ゆるキャン△』“バス”ツアー 「聖地巡礼」の課題解決型ビジネスの狙い:戻る旅行需要(1/3 ページ) アニメやゲーム、マンガ作品の舞台を旅する舞台探訪。「聖地巡礼」や「アニメツーリズム」とも呼ばれ、観光ビジネスでも大いに活用されている。その経済効果は大きい。 2016年に上映された新海誠監督の映画『君の名は。』を事例として見てみよう。「十六総合研究所」の調べによると、興行収入250億円を超える同映画の大ヒットによって16年の岐阜県への「聖地巡礼」の経済効果は約253億円、岐阜県全体への観光客数は約103万人にのぼるという。そのため、JTBをはじめ国内旅行代理店では多くの「聖地巡礼」ツアーが組まれている。 そんな中、JR東海グループの旅行会社、JR東海ツアーズも近年、アニメツーリズムに身を乗り出し始めている。18年にバンダイナムコオンラインが展開するスマートフォンゲーム『

「鬼滅の刃」とコラボした「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」(左)と「絶品カフェオレ」=Ⓒ吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 2020年の飲料業界を騒がせた商品があった。人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」のキャラクターをラベルにあしらった缶コーヒー、通称「鬼滅缶」。1億本を売り上げる大ヒットとなった。実は、アニメキャラクターとコラボした缶コーヒーはここ2年で他社も相次いで販売し、ブームを巻き起こしている。ただ、業界関係者は「コラボ缶は『もろ刃の剣』で負の側面もある」と警告。売れていればいいと思うが、何が問題なのか。そして続編はあるのか。販売元の社長に直撃して聞いてみた。【毎日新聞大阪経済部・井口彩】 20年秋のこと。「あ、ここでも売り切れている!」。新潟支局で勤務していた記者は、新潟市郊外で車を運転中、ふと自動販売機を見て驚いた。ジュースやお茶がずらりと並ぶ中、

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