ノア・スミス「アメリカは指導者たちによって売り払われようとしている:メッテルニヒ=リンドバーグか,逆キッシンジャーか」(2025年2月21日) 「中国・ロシアと右派大同盟を結集できる」とトランプとイーロンが思ってるなら,その先に待ってるのはまた別の厄介ごとだ.By Jan Jacobsen, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commonsちょっと想像してみよう.中国・ロシア連合に対してアメリカが大規模戦争に負けたら,どうなるだろう.勝利した中露連合は,降伏条件として,いったいアメリカにどんなことを強制するだろう? ぼくには確かなことはわからないけれど,第一次世界大戦の講和条件から考えてみると,アメリカ側が譲歩を強いられる項目は,こんな具合になるかもしれない: 撤退:中国/ロシアの覇権に抵抗を試みている国々への支援を一方的に取りやめるのをアメリカは強いられるだろう.さ

若きビリオネアが、一転…2022年11月8日に行われたアメリカの中間選挙は、大方の予想に反し民主党の善戦で終わった。4年間の大統領の任期(term)の折り返し点(mid)で行われる中間選挙(midterm election)は、通常、大統領へのレファランダムとして扱われ、大統領の所属政党が大きく負け越すのが当然視されてきた。現職のバイデン大統領の支持率は低く足下のインフレ不安もあり、民主党は連邦議会の多数派を失うと見られていた。 だが結果は、上院では多数派を堅持し、下院では多数派こそ共和党に奪われたものの議席数の差は僅差にとどまった。結局、共和党の「レッド・ウェイブ」は起こらずじまい。民主党の政治家たちは、予想以上の善戦に安堵した。 この民主党陣営の喜びの輪の中に本来なら「SBF」の愛称で知られる起業家サム・バンクマン=フリードも加わっているはずだった。クリプトカレンシー交換所であるFTX

アメリカ(海外)不動産投資で資産倍増中!ブログ 米国不動産運用を真剣に考えている資産家様へ MTMAサイトは、https://www.mutualtrustmgmt.com/アメリカ不動産投資で試算倍増中ブログの中山道子です。 今日は、「いろいろなマーケットに手広く投資することのリスク」。 世の中、分散投資こそがリスク回避行動であるということが言われることも多いですが、その逆のことを言わんとしているので、根拠をしっかり、検討してみてください。 手広くやりすぎることの問題1 学習値が上がらない。不動産は、ロケーションごとに大変環境が異なります。米国は連邦なので、民法は州ごと。名義書の呼び方や名義の内容からして、州ごとに違ったりします。 一つの州で成功しても、別の州に行くと、新しいエリアを開拓する必要があります。毎回、プチ起業をするようなもので、一つのロケーションが成功しても、別のロケーシ

コロナ禍で引きこもりが加速し、創作欲求が爆発した結果、自分で足湯を設計&施工してウチのワイナリー「SUNSET CELLARS」に実装し、おそらくカリフォルニア初の本格的な日本式公共足湯を開湯(かいとう)しました。今週末から「Zen Zin Onsen」として営業を開始し、SUNSET CELLARSのテイスティングルームでワインを飲みながら足湯に浸かるという極上体験を誰でも気軽にお楽しみいただけます。いままでガレージをDIYしてオフィスを施工したり、本業でも家を作ったりしているフルスタックエンジニア(物理)な自分ですが、今回の対戦相手は行政と水漏れ、ボイラー制御でした。小さな頃から本当に温泉の文化や雰囲気、エクスペリエンスが大好きで、死ぬまでに自分の手で理想の温泉を開湯したいという夢を持っていた私ですが、その目標の5%くらいを達成することができたかなと満足しています。このエントリーは、カ

コロナ禍もなかなか終わりが見えない中、飲食店の利用にも制限がありファーストフードの持ち帰りの利用など増えているのではないでしょうか。今回はそんなファーストフード店のお話。 皆さんもKFC、マクドナルド、吉野家などと並び日本のメジャーなファーストフード店としてミスタードーナツ(以下ミスド)を挙げても違和感はないかと思います。周りにもやたらファンが多いミスド、その魅力は日本人の好みに合わせて展開される様々な商品ラインナップなのかなと思っています。 元々はアメリカで生まれたミスドは日本全国で店舗数975(21年4月時点)、ドーナツに限らず飲茶や中華、ホットドッグといったランチメニューへ商品を拡大、多くの競合にも負けずに日本のファーストフードチェーンとしての地位を確立したと言っても過言ではありません。そんなアメリカ生まれのミスドですが、すでにアメリカにはチェーン店が一切存在しないという事実はあまり

この数日アメリカで人種問題が激しいデモとして表出している。この問題が起きる原因について、畠山勝太氏の下記のエントリが「もっとも深堀りしている」というのが私の見立てである。このような良質な言説がnoteでしか共有されないというのは私も悲しむところである。 上記エントリでは、「なぜ人種別に住むところが分かれ、教育や治安が悪化するのか」についての説明は、固定資産税が教育予算となる事を氏の過去の記事で説明済みという前提でややあっさりめに下記のように説明されている。 土地と教育予算の結びつきを始めとする、教育システム内に張り巡らされてしまった人種間格差を維持・拡張してしまう仕組みを徹底的に取り除く必要があります本記事では、畠山氏の記事で説明される「土地と教育予算の結びつき」――あるいは堂本かおる氏の記事におけるsystemic racism=構造に内在された人種差別――について、より一般論に近い立場

自販機は本当に要るの? そんな大躍進中のカーバナには申し訳ないが、自販機を見てネガティブな疑問が次々と頭に浮かんできた。1つは販売する中古車を立体駐車場(自販機といってもつまりはこういうことだ)にわざわざ入れるのは効率が悪くないかということだ。 というのも、辺りを見渡すと、自販機の周囲の駐車場にたくさんのナンバープレートの付いていない中古車が置かれていたからだ。あまりにその車両が駐車場を占拠しているため、顧客が運転してきたクルマを止めるスペースを探してぐるぐると回り続けなければならないほど。ナンバープレートの付いていないクルマは、自販機にまだ納めていない販売前の商品と考えられる。わざわざ自販機に出し入れせず、それをそのまま顧客に引き渡した方が明らかに効率がいい。本当に自販機は必要なのだろうか。 顧客はまずカーバナのサイトかスマートフォンのアプリケーションでお気に入りの中古車を見つけ、購入を

新興国の国債に投資する際には、実は現地通貨建てとドル建ての二つがある。 現地通貨建てはいわゆるその新興国が発行している通貨での国債であり、ドル建ては米ドルで発行されたその新興国の国債となっている。 どちらの方がパフォーマンスがいいのだろうかという話があったので、少し比較してみようと思う。 2003-2008年はドル建て国債よりも現地通貨建て国債の方がパフォーマンスが良かった。 現地通貨建ての方が累計で32%ほどドル建て国債をアウトパフォームしていた。 この時代は米国が住宅バブルを背景に大量に貿易でモノを輸入していたこと、および中国が経済的に長い苦境から立ち上がったことから米国の大量の経常赤字が新興国の経常黒字を生むという構造になっていた。 この当時は米国は経常赤字が対GDP比6%というとんでもない量の赤字を垂れ流しており、当時は双子の赤字が定期的にピックアップされる時代だった。 一方裏で新

太い腕を振りまわし汗の滲んだ顔で歌の合間に「アーメン?」。耳に手をあてずとも、ぎゅうぎゅうの観客から返ってくる。アーメンでもヨーメンでもどちらでも良いよというような、気持ちのいい「アーメン!」の合唱。日曜のミサよりも“月夜の牧師”、本にも胸にも手をあてず人差し指を頭上に掲げ、月曜日の夜に集まるオーディエンスのすし詰めに、豪快な救いを撒き散らしている。 21年間、月曜の箱を埋め続ける“教祖”と呼ばれる男のエンタメ 月曜日にユニオンプールという箱に行けばそこは必ず満員だ。名物がいる。レベレンド・ビンス・アンダーソン。Love Choir(ラブ・クワイア、“愛の聖歌隊”だ)を率いるキーボードボーカル、レベレンドとは聖職者の敬称である。その聖職者(風貌にぴったり、あだ名は教祖・ジーザス)が、毎週月曜にイワシの大群を呼び込んでいる。老若男女だ。15分前、ドアには行列。遅刻がシュミのニューヨーカーが「

食事は安く済ませたい —— 。 若者がファストフードやカジュアル・ダイニング好きなのは当然だ。自分たちが10代だった頃を思い出せば、誰しも納得するだろう。 だが、ジェネレーションZに今、最も人気のチェーン店はどこだろう? Business Insiderでは1月11日から14日にかけて、13歳~21歳のアメリカ人を対象に彼らの消費行動を調査。1884人から回答を得た。調査の中で、我々は「過去6カ月の間にあなたがフードもしくはドリンクを購入したファストフード・チェーンはどこですか? 」と尋ね、選択肢の中から複数回答してもらった。 今、アメリカのZ世代が最も頻繁に利用しているレストラン・チェーンとは?ランキングで見ていこう。

<母親に暴力を振るわれ、里子に出され......。現在アメリカで最も注目されるコメディアン、ティファニー・ハディッシュは、本年度グラミー賞のノミネート作にもなった話題の自伝のなかで過酷な子供時代を告白している> 千葉県野田市の10歳の女児が父親による虐待で死亡し、両親が逮捕された。痛ましい虐待事件が明るみになるたびに、なぜ未然に防止できなかったのかという反省がつきまとうのは毎度のこととなっている。 児童相談所や職員の恒常的な不足、行政システム、法制度の問題などが複合的に絡み合うため、シンプルな解決を見いだすのは難しいのかもしれないが、他国の場合はどうなのだろうか? いま、アメリカでいちばん注目されている人気コメディアンで女優のティファニー・ハディッシュの事例からアメリカの状況を見てみよう。 ティファニー・ハディッシュといえば、2018年にはタイム誌の「いま最も影響力がある100人」に選ばれ
こんまりメソッドはプロテスタントに通じる? 「片づけコンサルタント」で知られる近藤麻理恵が2011年に出版し、ベストセラーとなった著書『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)。「ときめく」をキーワードに、大胆に持ち物を減らす片づけ法は、2014年に翻訳された「The Life-Changing Magic of Tidying Up」として海外でも話題となった。そして2018年、こんまりこと近藤は、映像配信サービスNetflix『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』(原題:Tidying Up with Marie Kondo)のホストとしてみずからの番組を持つにいたった。同番組は米国内でも開始直後から大きな注目を集めており、社会現象と化しているのは周知の通りだ。 たしかに『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』は、単なる片づけのビフォーアフターを見せるだけで

普通の生活じゃ物足りない。必要なものをバン(キャンピングカー、RV)に詰めこんで、冒険に出よう。情熱の矛先は「旅」—そんな「流行りのバンライフのイメージとは似ても似つかぬものでした」。そのノマドたちの多くは65歳以上の高齢者、悠々自適なリタイア生活ではなく、季節の肉体労働を求めてバンを走らせる。 リタイアできないから、ノマド生活で季節労働 昨年9月に出版された話題の本『ノマドランド(Nomadland)』に出てくるノマドは65歳以上の高齢者。米国に生まれ育ったミドルクラス(中産階級)の人々だ。一見するとキャンピングカーで旅をしながら悠々自適なリタイア生活を送っているよう。だが、彼らが旅で求めているのは「自由」でも「絶景」でもなく「仕事」だ。夏季はレジャー施設のトイレ掃除やチケットのもぎり、冬季は底冷えのするAmazon(アマゾン)の倉庫内を歩きまわり、一日約10時間の労働をこなす。高齢でも

2U, Inc.【NASDAQ:TWOU】 2U(トゥーユー)はクラウドベースで学位プログラムとコースを提供する米国の教育SaaS企業。 主に米国の大学院と提携し学生の獲得から修了までのオンライン大学院教育のライフサイクルを包括的にバックエンドで支えるプラットフォームを提供するSaaSベンダー。 授業はネットで双方向性をもって配信されるため「全ての学生が最前列」でやりとりできる(No Back Row)。 たとえばビジネスパーソンが働きながらキャリアに役立つ知識を得るにはオンライン教育は最適だ。 米国はMOOC大国でEduTechも活発 EduTech(Education+Technology)は米国で活発で競争も激しい。 北米EduTech主要27社のカテゴリ分け(2013年)が興味深かった。ここからでかくなった企業もいくつかある。 Source: https://t.co/VLRRZe

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