Insider'sEyeWindows Server 2003 Service Pack 2の概要 ―― 修正プログラムが中心だが、一部新機能追加もあり ―― デジタルアドバンテージ 打越 浩幸 2007/04/04 2007年3月27日、サーバOSであるWindows Server 2003向けの最新の更新プログラム集、Windows Server 2003 Service Pack 2(以下Windows Server 2003 SP2、または単に「SP2」と表記)の日本語版がリリースされた。2年前にリリースされたService Pack 1や、1年前に発表されたWindows Server 2003 R2とは違い、修正プログラムがメインで、新機能はそう多くない。ここではSP2について簡単にまとめておく。Windows Server 2003 SP2に関する情報 SP2に関する情
Windowsの同時ログオン・セッションを制限する 「LimitLogin」を使って,管理者セッションを最小限に抑える方法 OSを配布している組織では,特定アカウントの同時ログオン・セッション数を限定する機能やツールが必要になることが,往々にしてある。これは組み込みの管理者アカウントといった高い特権を持つアカウントを使う場合に,無くてはならない機能であることが多い。多くの組織では,管理者の同時ログオン・セッションを完全にブロックしたいと思っているからだ。なぜなら,1つの組み込み管理者アカウントを使って,複数の場所で同時にログオンしているとき,それらのセッションのうちの1つを放置していることが多いからである。これでは,セキュリティ上の危険を招いてしまう。 アカウントのログオン・セッションを制限する機能は,NetWareのようなOSはネイティブで備えているが,Windowsでは欠けたままだ。だ

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企業で利用されるサーバコンピュータの約7割では、Windowsが稼働していると言われている。特に部門ごとに設置されているワークグループサーバでは8~9割以上のシェアを占める。このムックでは、中小規模企業、または大企業の一部門で、別の本業を持ちながらサーバを任されている管理者を対象に、実際のサーバ構築の方法の紹介を行っていこう。第1回はファイルサーバを便利に利用するための設定方法を手順を追って紹介する。Windowsでサーバを構築するときに最も利用されるのが、ファイルサーバとしての機能だ。個人専用、または共有のフォルダを作成し、文書を保存するために利用する。しかし、設定を間違えると、管理者以外のユーザーにシステムフォルダを公開し、セキュリティ上問題になることも少なくない。機密情報も安心して保存できる堅牢なファイルサーバを構築しよう。 ファイルサーバの構築Windows Server 20

Windows XP SP2とWindows Server 2003 SP1のTCP/IPスタックでは、不完全な外向きのTCP同時接続数を10接続に制限しています。接続数が10に達した場合、接続要求はキューイングされ、ある一定間隔で処理されるようになります。 この制限は、ホストがワームに感染した際、他のホストへの影響を最小限にするため、Windows XP SP2とServer 2003 SP1で新たに実装されました。しかしこの制限は、不完全な外向きのTCP接続を大量かつ同時に張るアプリケーションにおいては、大きなパフォーマンス低下を招く可能性があります。例えば、P2Pシステムや脆弱性スキャナなどが挙げられます。特に脆弱性スキャナは業務で利用するケースが多いと思いますので、パフォーマンス低下は非常に致命的です。 これを回避する選択肢の一つとして、TCP同時接続数制限の無いプラットフォームを

特集 Windows Server 2003完全ガイド 可用性を向上させるボリューム・シャドウ・コピー・サービス ―― SANなどのエンタープライズ・ストレージ・バックアップにも対応――Windows Server 2003では、サーバの可用性向上やTCO削減のために、ハードディスクのデータなどをバックアップするための新機能が追加された。今回取り上げる「ボリューム・シャドウ・コピー・サービス(Volume Shadow Copy Service、以下VSS)」がそれである。「ボリューム・シャドウ・コピー(またはシャドウ・コピー)」とは、従来からバックアップ・ソフトウェアで「スナップショット」と呼ばれていた機能のことで、ある特定時点での瞬間的なファイルやデータの状態を記録したものを指す。 ただし、このスナップショットはバックアップ・データそのものではなく、バックアップ対象のファイルやデータ
Windows Server 2003の新機能の1つに、「ボリューム・シャドウ・コピー・サービス(VSS)」がある。VSSの基本的な機能は、ボリューム上のファイルを使用中であるかどうかに関わらず、その「スナップショット(現在の状態)」を作成して、それをバックアップしたり、コピーしたりできるようにする機能である。VSSの詳細については関連記事「可用性を向上させるVSS」を参照していただきたい。 このVSSの機能を利用して、「削除してしまったファイルや、上書きしてしまったファイルの復活」を行うのが「共有フォルダのシャドウ・コピー」機能である。ファイル・システムに加えられた追加や削除、変更などの履歴を定期的に記録しておくことにより、過去の任意の時点でのファイル・システムの状態を復元させ、削除されたファイルや上書きする前のファイルの内容などを復活させることができる。 削除してしまったファイルの復活

TIPS「シャドウ・コピーでファイルを自動バックアップする(サーバ編)」では、Windows Server 2003の持つ「共有フォルダのシャドウ・コピー」機能の概要と、サーバ側での設定方法について解説した。この機能を利用すると、削除されたファイルをユーザー自身が復活させたり、スナップショットとして保存されている過去のバージョンを取り出したりすることができる。本TIPSでは、この機能を利用して、過去のバージョンのファイル(もしくはフォルダ)を取り出す方法について解説する。 共有フォルダのシャドウ・コピー機能を利用して過去のバージョンのファイルを取り出すには、クライアント側にも、この機能に対応したモジュールが必要である。クライアントがWindows Server 2003の場合はあらかじめ組み込まれているので不要であるが、それ以外のOSの場合はマイクロソフトのサイトからプログラムをダウンロ
TIPS「シャドウ・コピーでファイルを自動バックアップする(サーバ編)」では、Windows Server 2003の持つ「共有フォルダのシャドウ・コピー」機能の概要と、サーバ側での設定方法について解説した。この機能を利用すると、削除されたファイルをユーザー自身が復活させたり、スナップショットとして保存されている過去のバージョンを取り出したりすることができる。本TIPSでは、この機能を利用して、削除したファイルを復活させるための、クライアント側での操作方法について解説する。 共有フォルダのシャドウ・コピー機能を利用してファイルを復活させるには、クライアント側にも、この機能に対応したモジュールが必要となる。クライアントがWindows Server 2003の場合はあらかじめ組み込まれているので不要であるが、それ以外のOSの場合はマイクロソフトのサイトからプログラムをダウンロードし、管理者
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根強い企業でのNT 4.0利用。現状の構成把握が移行の第一歩NTTデータ先端技術株式会社 櫻井敬子 氏 聞き手:Windows Server Insider編集長 小川 誉久 2006/06/29Windows NT 4.0が発表されたのは1996年末。いまから約10年前のことだ。すでに延長サポートも終了している古いOSだが、2005年末に実施した本サイトの読者アンケート(複数回答可)では、まだ36%の企業がWindows NTサーバを利用しているという結果が得られた。新OSへの移行はなぜ進まないのか、移行の障害は何か。企業におけるWindowsサーバ管理に詳しい、NTTデータ先端技術株式会社の櫻井敬子(たかこ)氏に伺った。 ―― 企業におけるNT 4.0の用途は。 櫻井:ファイル・サーバやプリント・サーバ、名前解決のためのDNSサーバ、社外から社内ネットワークにアクセスするためのRA
Windowsの専門媒体である「日経Windowsプロ」は,3月号の特集として「Windowsライセンス,ここが難しい」という記事を掲載した。マイクロソフトのライセンス制度はいろいろと難しい点が多いので,ライセンスをよく理解しないと,ライセンス違反になったり,逆に本来だったら払う必要のないライセンス料まで払いかねない――という記事である。 日経Windowsプロは実用誌なので,本来なら「これでバッチリ」「悩み解決!」といったタイトルの特集が望ましいと思う。しかし,実際問題としてWindowsに関するライセンスは非常に難しいので,このようなタイトルに落ち着いた。そして本誌の記事では「クライアントOS」「オフィス製品」「サーバー製品」の3分野のライセンスに関して,難しいと思われるポイントと,その解説を掲載している。 この記者の眼では,Windowsに関するライセンスの中でも最も難しいとされる「

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