毎日インターネットをしているシニア女性(64歳)。 先日、うまくお花を送れないと相談され お届け先などを入力している操作シーンを見ていた。 以下は入力画面で間違えたところである。(クリックで拡大できます) シニア層が、なぜ操作を間違えるのか、時折わからなくなる。 今回もこのブログを書くために、そのサイトにもう一度アクセスしたが どこで間違えるのか、なぜ間違えたのか 記録メモを見なければ解らないほどであった。 彼女は日々ネットを楽しみ、お買い物も慣れている。 だから、ネットに不慣れである、とはいえない。 では、なぜ間違えるのか?私を呼ぶのか? その間違いは、「シニア行動」によって起きるのではないだろうか、と考えた。 シニア行動とは何か その理由が知りたくて、参考になればとこの本を読んだ。 (この本についてはまたいつか機会があれば改めて書きたいと思う。) シニア行動とユーザビリティの関係を引用
コンテンツは本当にアクセシブルか Webアクセシビリティは、大きく分けて 2 つの『デザイン』があります。ひとつは、情報を分かりやすく整理し、目的の情報へた辿り着くための Web アクセシビリティ。この要素は、色、形状、動き、スピードなど、UI デザインの課題と重なるところが多いです。もうひとつの要素は、情報の構成や文章のスタイルといった「編集」とも呼べる Web アクセシビリティです。 前者の情報構造や操作性は、明確なガイドライン化がしやすく、チェックもしやすいですが、後者の編集の部分は、パッと見では判断がしにくいだけでなく、ガイドラインとして共有するのも難しいです。 Webアクセシビリティにある 2 つの『デザイン』 もちろん JIS X 8341–3:2010 でも「利用者が理解できるコンテンツ」を制作・維持できるようにすることが重要であると書かれていますが、技術で解決できるところに

航空機のコックピット内には、緊急時対応マニュアルなど多くの書類が置かれていますが、マニュアルが読みにくく緊急時に対応できない、夜間飛行時に全く読めないなどの事例が1980年代に多数発生しました。そこで、NASAは読みやすい書類を書くために過去の文献などを徹底的に調査して、コックピットやフライトデッキのマニュアルに使用するタイポグラフィのマニュアルを作成。調査書には、読みやすいタイポグラフィを作るためのルールがまとめられており、現在のウェブデザインにも活用できる内容になっています。 (PDFファイル) ON THE TYPOGRAPHY OF FLIGHT DECK DOCUMENTATION - Flight-Deck_Documentation.pdf http://ti.arc.nasa.gov/m/profile/adegani/Flight-Deck_Documentation.p

パソコン教室でシニア層にインターネットの使い方を教えているときほど 「ああ、ここがもう少し改善されれば!」と吠えたくなる時がある。 「知りたい事」「申し込みたいもの」「買いたいもの」があって ワクワクしているのに、多くの人が、若い人に取っては「些細な」ミスで サイト上で目的を達成できずに諦めたり、 諦めきれないからとサポートセンターに電話して 「その情報はホームページに載ってます」と言われ落ち込んだりしている。 今日は大学の公開講座に申し込もうとしている70歳代後半女性の話。 ウキウキの申し込み 「大学の公開講座申し込みたいの。英語をやり直したいのよ」といらしたMさん。 「新聞の折り込みで講座を見たのだけど、ホームページから申し込んでって書いてあって。 ホームページを見たのだけどどうすればいいのかわからないけど ホームページからしか申し込めないらしいから、やり方教えて」 とのこと。 チラシ
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