1956年11月、北朝鮮からの国費留学生が、全ソ国立映画大学の寮の前で写真を撮った。その2年後、映画大学に通っていた10人のうち8人が、北朝鮮国籍を放棄し、無国籍を選択した。北朝鮮留学生による最初の集団亡命だった。 1956年11月、北朝鮮国費留学生の(左から)チョン・リング、キム・スンジャ、ホ・ウンベ、ハン・デヨン(ハン・ジン)、リ・キョンジン、キム・ジョンフン、リ・ジンファン。全ソ国立映画大学の寮の前で撮った写真。 共産主義の理想を求めて闘った亡命者たちは、大半が祖国に帰らず生涯を終えた。亡命者のうち、旧ソ連でカレースキー(高麗人)戯曲文学の代表的存在となったハン・デヨン(ハン・ジン)の生涯を追った、ハフィントンポスト韓国版に掲載されたハンギョレの記事を紹介する。

階段の横にゆるやかな坂道があったり、段差のない作りになっていたり、電車やバスの床が低かったり、手すりがあったり……と、身体に障がいを持つ人や高齢者が生活しやすいように作られた施設のことなどを「バリアフリー」といいます。 多目的トイレなどもそのひとつで、日本はもちろん世界でも、徐々に徐々に公共施設のバリアフリー化が進められています。そんななか! ロシアのバリアフリーがあまりにも無慈悲であまりにも苛酷すぎると話題になっています。海外の画像サイトLOL SPANPには、「Handicap Access In Russia」と題して、あまりにも苛酷で無慈悲なバリアフリーの写真が16枚掲載されています。車椅子で登るための坂道が、絶望的に急斜面だったり、登り切っても行き止まりだったり! さすがはロシア、おそロシアです。 ちなみに日本での「階段に代わる傾斜路」の規定角度は約7度以下。非常に緩やかな角度
前々回の小欄では、ロシアが軍人の給与を一挙に3倍も引き上げたことをご紹介した。これまで食うや食わずだった軍人たちに民間企業並みの給与を与えることで、汚職へのインセンティヴを抑制し、士気を保つのが狙いだ。 そして、給与引き上げと並んでロシア政府が力を入れてきたのが、軍人の住宅供給問題である。実はソ連崩壊以降、軍人用住宅の整備は軍事上の一大問題であった。今回は、この問題を軸に、ロシア軍が直面する社会補償問題を考えてみたい。 冷戦終結で大量の兵士が帰還住宅供給がなぜ、軍事上の大問題となるのか。原因の第1は、冷戦があまりにも急激なプロセスで終結したことによる。 簡単に時系列を追ってみると、米国のロナルド・レーガン大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長が冷戦終結を宣言したのが1989年で、同年中にはアフガニスタンとアジア方面(主にモンゴルとベトナム)に展開していたソ連軍主力が撤退を完了した。

ロシア・モスクワ(Moscow)で開かれた与党・統一ロシア(United Russia)の党大会で演説する同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相(2011年9月24日撮影)。(c)AFP/RIA-NOVOSTI/ALEXEY DRUZHININ 【9月26日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相は24日、与党・統一ロシア(United Russia)の次期総選挙の比例名簿でドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領を第1位にすることに、同党の党大会出席者600人近くの中で唯一「反逆」をした1人の人物が誰なのか、探し出そうと試みた。 統一ロシア党は、12月4日の総選挙でメドベージェフ氏を比例第1位に掲載することを党大会で圧倒的多数で承認した。メドベージェフ氏は、来年3月の大統領選挙でプーチン首相が後継者と

今日からロシアに行きます。日経新聞(2011年9月6日朝刊)の「地球回覧」に、「ロシア、希望の国は遠く」(モスクワ=石川陽平記者)という興味深い記事が掲載されていたので、出発前に、備忘録としてアップしておきます。 この記事によると、ロシアにはいま「外国移住、第3の波」と呼ばれる社会現象が起きていて、過去3年間の海外への移住者が125万人に達したと政府機関が推定しています。ロシアの人口約1億4000万人の0.9%、モスクワの人口1300万人の約1割という数字です。また今年6月の世論調査では、18~24歳の若者の4割が海外移住を希望したともいいます。 こうした“海外移住ブーム”の原因は、貧困というわけではないようです。リベラル派の政治学者は「(ロシアでは)自由にビジネスすることが不可能であり、特別なコネがなければ自分の専門性を生かせない」からだと述べ、別の政治評論家は、「ロシアの将来への不信感

ロシアの排他的経済水域(EEZ)でスケトウダラ漁をする北海道と東北の漁業会社4社がロシア国境警備局側に計約5億円を提供したとされる問題で、一部の社が水産庁の聴取に「魚をとれるだけとった」と説明していたことがわかった。同庁が、漁獲枠を超えた操業を裏付ける帳簿の任意提出を受けていたことも判明した。 水産庁によると、聴取では明確な超過量の説明はなかったが、一部の社の関係者は「できるだけたくさん、とれるだけとった」と話したという。同庁に提出された漁獲実績報告書には、4社とも日ロ漁業交渉で決まった枠内の漁獲量が記されていた。同庁は、一部の社からは報告書の記述より実際には多く漁獲していたことを示す別の帳簿を入手。しかし、通年の漁獲量は示されていなかったため、正確な超過量や操業時期を特定するのは困難と判断した。
デザイナーのヴァレンティン・ユダシュキン(Valentin Yudashkin)が手がけた新デザインの軍服を着用したロシア軍兵士たち(2010年11月11日撮影)。(c)AFP/MIKHAIL MORDASOV 【12月16日 AFP】ロシアのトップデザイナーが手がけたファッション性の高い軍服のせいで、多数の軍人が「病院行き」になっていると、政府系ロシア新聞(Rossiyskaya Gazeta)が15日報じた。布地が薄いため、ロシアの厳しい冬の寒さに耐えられないというのだ。 ソビエト連合解体後のロシア軍は、1990年代に最初の軍服を導入したが、古くさいと士官らには不評だった。 こうしたなか、2008年にデザイナーのヴァレンティン・ユダシュキン(Valentin Yudashkin)が手がけた新たな軍服が導入された。パレード用の軍服は、金糸の刺繍入りで、帝政時代を想わせるシャープでシックな

しかし、領土問題を巡り、中ロが歩調を合わせて、南北から日本に挑戦する、という推測には違和感がある。モスクワで見る中ロ関係は、蜜月状態にあるとはとても思えないからだ。ロシアの対外政策を考える際に注意しておきたいのは、政治と民衆の感情とは必ずしも一致せず、また、長期的に見ると政治は民衆の感情と同じ方向に集約していく傾向がある、ということだ。 最近ではグルジアを巡るロシアの政策がその典型であろう。いかに政治的にグルジアとの関係を凍結しようとしても、ロシアの歴史に刻まれたグルジアの影響は、それを消し去ることはできない。 一方中国については、中国をロシアのエネルギー政策における最大の客先としながらも、民衆レベルでの対中警戒感を解くことは絶対にできない。 最近、モスクワで日本企業に対して極東ロシアの開発プロジェクトを紹介するセミナーがあって、出席した。いくつものプロジェクトが紹介されたが、何も日本企

ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問について、ロシア情勢に詳しい元外務省欧州局長(当時・欧亜局長)の東郷和彦・京都産業大学教授は毎日新聞のインタビューに「7月の択捉島での軍事演習や事実上の対日戦勝記念日制定などの延長線上にある」との見方を示した。3日に一時帰国した河野雅治駐ロシア大使は菅直人首相らに「12年の大統領選を見据えた国内向けの動き」との分析を伝えた模様だが、東郷氏は麻生、鳩山両政権の瑕疵(かし)が要因との見方を提示。現在の政府・外務省とは真っ向から対立する見方に立って警鐘を鳴らしている。【西田進一郎】 東郷氏は最近1年間の日露関係を考察し、(1)ラブロフ外相が7月に演説した際、アジア太平洋で協力関係を進めたい国として韓中印ASEAN(東南アジア諸国連合)などを挙げたが日本は含まれなかった(2)7月に択捉で軍事演習(3)9月に太平洋戦争勝利記念日制定--などを挙げ、「顕著に悪
メドベージェフ露大統領の国後島訪問は戦略的によく練られたものだ。ロシアは、事前にこの訪問についてシグナルをいくつも出してきたが、日本外務省は「メドベージェフ大統領の北方領土訪問はない」と分析を誤った。今回の事態について、外務省のインテリジェンス能力を抜本から点検する必要がある。 今回の大統領訪問の目的を一言でいうと「北方領土の脱日本化」だと筆者は見ている。過去に日本外務省は、人道支援、ビザなし交流などによって、北方領土の日本化を進めていたが、それを逆転させるということだ。 国後島におけるメドベージェフ大統領の発言を分析すると、そのことがよくわかる。大統領は地熱発電所を訪れ、「これは小さな発電所だが、もっともエネルギー効率がよい」と発言した。日本は北方四島の住民生活を支援するためにディーゼル発電機を供与し、事実上の発電所をつくった。それにより、日本政府は北方四島住民の日本への依存度を高めよう
4年前のこと。携帯電話会社エフロセチの若き経営者だったエフゲニー・チチバルキン(当時34歳)は、ロンドンで開かれた経済フォーラムで、新生ロシアをさっそうとアピールしたものだ。 赤のスニーカーにポップな落書きジーンズ、誇らしげに「MADE IN MOSCOW」とプリントしたジャージー。ラフなスタイルで演壇に上がったチチバルキンはわずか5年で業界トップにのし上がった成功談を語り、「新世代の若手実業家」の力で「ロシアは世界経済の仲間入りを果たす」と高らかに宣言した。 そのチチバルキンが、今またロンドンにいる。ただし今回は投資誘致のPRマンとしてではなく、亡命者としてだ。エフロセチには何度か警察の捜査が入り、チチバルキンの共同経営者2人が逮捕され、会社は売却された。チチバルキンの母親は4月に変死。彼自身も身に覚えのない誘拐と恐喝の容疑で指名手配されている。 今のロシアでは、腐敗した警察に会社を乗っ
今年の4月、米国のワシントンDC発、モスクワ行きの飛行機に、ある7歳の少年がたった1人で搭乗した。始終不安そうで、なにやら非常に混乱した様子だったという。 少年は片道切符を手にし、リュックサックには「ロシア文部省宛」と書かれた手紙が入っていた。 この手紙を開けたモスクワの入国管理審査官は驚愕した。以下が手紙の概要である。 「半年前にロシアの孤児院からこの子を養子として迎えましたが、彼は非常に暴力的であり、深刻な精神病質の問題を抱えていることが分かりました。ロシアの孤児院はこの子を厄介払いするために、彼の精神状態について嘘をつきました。 私は最善を尽くしましたが、残念ながら私自身と家族、そして友人たちの安全が脅かされていると感じ、これ以上この子の親であることを放棄します。これをもって養子縁組を解消してください」 小さなリュックサックを背負い、青ざめた顔つきでモスクワに現れた少年の映像と共にこ

ロシア、ソマリア沖で捕まえた海賊をゴムボートに乗せ漂流の刑に→「人道的に問題」と非難の声 1 名前: イレズミコンニャクアジ(愛知県):2010/06/01(火) 02:09:04.26 ID:BXUPFWUz● ?BRZロシア海軍が5月初め、アフリカ・ソマリア沖で海賊に乗っ取られたタンカーを解放した際、拘束した海賊10人をゴムボートに放置し、死に至らせたとみられることが明らかになった。国防省が「海賊を裁く国際法の不備」を理由に“漂流刑”を正当化したのに対し、専門家からは「法的にも人道的にも問題だった」と反論が出ている。ソマリアの海賊が国際的な脅威となり、各国艦船が取り締まりを強化している中で議論を呼ぶ事例となりそうだ。 問題となっているのはリベリア船籍の大型タンカー「モスクワ大学」(10万6474トン)の解放作戦。露海軍は5月6日、大型対潜哨戒艇を現地に急派し、ソマリア海賊1人を射殺、

管理人からのメッセージ 今の時代に合わないブログになったので インターネットの歴史から消します。 ありがとうございました。
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