本日ジャンプ+にて近未来SF読切「utopia」が公開されました。このnoteはそのセルフライナーノーツです。 「utopia」の内容について語るというよりは、ジャンプ+さんで読み切りを描くことになった経緯、制作中にどんなことがあったか、これを描くにあたって考えていたこと、この漫画の(勝手に決めた)主題歌やその他の制作中に聴いていた音楽のことなどなどを1万字(1万字..…)越の文章にしました。 せっかく書いたので読んで欲しい気持ちと、込み入った内容につき誰かの気に触わりやしないかという心配が熾烈に戦っており、若干前者に軍配が上がったので公開しますが、このnoteに関してはあまり積極的に広めないでいただけるとありがたいです(utopia本編はジャンジャコ拡散してほしいです!) そんなわけで、10/31(正確には11/1の早朝)まで無料、以降は有料記事にします。

人気イラストレーター・漫画家の江口寿史先生のイラストレーションがインスタグラムの写真に基づいたものであることが発覚し、ちょっとした炎上騒ぎになっています。顛末についてはここでは繰り返しませんので、この記事等をご参照下さい。簡単に言えば、モデルとなった人の肖像権(あるいはパブリシティ権)が侵害された事件と言えます。 肖像権は、法文上明確に定められた権利ではありませんが、判例上ほぼ確定している権利です。「人がみだりに他人から写真を撮られたり、撮られた写真をみだりに世間に公表、利用されない権利」と言ってよいでしょう。インスタグラムに自分の写真を載せたことが、自分と明らかにわかるイラストを広告宣伝で駅に掲示されたりすることまで承諾したとは思えませんので、無断使用は肖像権侵害とされてもしょうがないでしょう。 肖像権と似た概念としてパブリシティ権があります。肖像権が人格権中心であるの対して、パブリシテ

【『心臓』『ぷらせぼくらぶ』の著者・最新読切58P】会社では部下からずっとガンを飛ばされ、家に帰ると子供から「どっか行って」と言われてしまう。 同じ世界にいるのに、違うものを見てるような――あるいは、違う世界で同じものを見てるのかもしれない。それでも私たちは確かに同じ場所にいる、これからも。不世出の才能・奥田亜紀子が描く親子の物語。 続きを読む
2025年9月12日、漫画家の笠井スイさんが亡くなった。彼女とは雑誌「Fellows!」(のちの「ハルタ」)創刊時に同じ1号目から掲載された新人作家どうして、当時のFellows!は頻繁に作家を集めた合宿という名の漫画勉強・交流会を開いていたため、格別親しい間柄ではないものの面識はあった。私が「Fellows!」を去ってからは交流が途絶えていたのだが、近年コミティアの会場で再会し、あれやこれやの楽しい談笑をした矢先であった。本当に、本当に残念としか言いようがない。 前述の通り、笠井さんと私とは格別親しい間柄ではなく、また彼女については妻である沖乃さんがnoteに追悼文を書かれているので、まずはそちらに目を通していただきたい。ただ、あまり関わりのなかった外様の人間から見た話というのも、笠井さんを形作る想い出の一部であり、私を含めた彼女の死を悼む多くの人たちにとっては、もう少しだけ彼女について

たくさんの応援ありがとうございました。 また、普段の連載を支えてくださる多くの方々にも感謝します。 声援を胸に、これからも精進する所存です。 最後に阿川監督にも感謝を。 監督がたくさんの読者を呼んでくれたと思っています。 締切が迫る中、監督をどうしようかと悩んでいる時に趣味で描いていた落書きを見返して彼女が生まれました。 (住吉九)

不動産斜路の冒険 小島アジコ 原案:アーサー・コナン・ドイル 「彼女との出逢い、あれは私の運命だった――。」 とある事情で住んでいた寮から出ることになった女子高生・小南和登。なんとか見つけた新しい家の内見に向かった先で出会ったのは――? 「となりの801ちゃん」の小島アジコ最新作、鎌倉を舞台に紡がれるガールズ・ミーツ・ミステリー!!
JASRAC許諾第9009285055Y45038号 JASRAC許諾第9009285050Y45038号 JASRAC許諾第9009285049Y43128号 許諾番号 ID000002929 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
安彦良和さんの新連載『銀色の路―半田銀山異聞―』を記念して、五十嵐大介さんとの対談が実現! お二人は互いの作品に刺激を受けつつも、初対面! 安彦さんは筆、五十嵐さんはボールペン1本で、どんな複雑な構図も、生き生きとした自然物も生み出されます。そんな超絶画力のお二人に、絵について存分に語り合っていただきました。 プロフィール 安彦良和(やすひこ よしかず): 1947年北海道生まれ。虫プロに入社。その後、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターをはじめ数々のヒット作に携わる。その後、漫画家に転身してから『アリオン』『虹色のトロツキー』『乾と巽 ーザバイカル戦記ー』など歴史を題材とした作品に精力的に取り組み、YJ14号より新連載を連載中。 五十嵐大介(いがらし だいすけ): 1969年埼玉県生まれ。「月刊アフタヌーン」にて四季大賞を受賞しデビュー。その後岩手県に

かつて「月刊OUT」というアニメ/サブカル誌がありました。 このウェブサイトでは、元読者3人からなる「月刊OUT勝手連」が 18年にわたる雑誌の歴史を振り返ります。 「月刊OUT」は、1977年に創刊され1995年に休刊となった、みのり書房発行の月刊誌です。当初はサブカルチャー系総合誌として発刊されましたが、徐々にアニメと読者投稿を主体とした雑誌へと変貌していきました。 この雑誌は、発行されていた18年間、アニメを中心に、おたくカルチャーの成長拡大と並走しながら、少なからぬ影響を与えてもきました。しかし、その功績が語られる機会が多かったとはいえません。かつてのおたくカルチャーがポップカルチャー全体に浸透している現在、おたくカルチャーを源流とする大きな文化史のなかに月刊OUTを位置づける作業が必要なのではないでしょうか。 もうひとつ、単なる歴史のひとコマという視点では見えないものがあります。
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要なマンガ20選 ↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマ数めっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェやKindleの50%還元セールでいろいろ読み返してました 選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響は考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。 ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的なメモ書き程度に書いたものだっ

10/27 27時ごろまでにいただいたブコメ・トラバをまとめました! お寄せいただいた知見に助けられております。ご興味のある方はぜひ。anond:20241028032312 <以下本文> 集英社「別冊マーガレット」の名編集長・小長井信昌が74年「花とゆめ」創刊編集長に就任(のちに「LaLa」「ヤングアニマル」でも創刊編集長を務める)。氏が別マから引き抜いてきた漫画家が、最初期の「花とゆめ」を支えた。 美内すずえ『ガラスの仮面』(1975~)和田慎二『スケバン刑事』(1975~82) 2作まとめて、令和の今でも作品が生きているな、と思わせる説明不要の名作(前者は「連載中」ではありますが)。月刊誌→月2回刊化の目玉として2作同時に連載スタート。コンテンツの息の長さに、編集長の慧眼が察せられる。 魔夜峰央『パタリロ!』(1978~) 主人公のマリネラ王国・国王パタリロに次いで2番手のキャラク

toggle navigation モーニング46号(2024年10月17日発売)『社外取締役 島耕作』に関するお詫びとお知らせ 「モーニング」46号掲載の『社外取締役 島耕作』(作:弘兼憲史)におきまして、米軍新基地建設に関連し、「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」という登場人物のセリフがありました。本作執筆にあたり作者・担当編集者が沖縄へ赴き、ストーリー制作上必要な観光業を中心とした取材活動をいたしました。その過程で、「新基地建設反対派のアルバイトがある」という話を複数の県民の方から聞き作品に反映させました。しかし、あくまでこれは当事者からは確認の取れていない伝聞でした。にもかかわらず断定的な描写で描いたこと、登場キャラクターのセリフとして言わせたこと、編集部としてそれをそのまま掲載したことは、フィクション作品とは

ジャンプでやった増田(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)に触発されました。30年近く愛読…というよりはたまに頭を傾げながらずっと読んでいるビックコミックスピリッツ誌から独断と偏見で漫画史や社会への影響を考えて5作品をセレクト 同じくランキングではなくて連載開始順に並べました。 忌憚なき意見、こちらも待ってます。 1 めぞん一刻/高橋留美子 連載期間1980年11月号(創刊号)から1987年19号高橋留美子の最高傑作にして恋愛マンガにおける最重要作品。初期のスピリッツはスピリッツという雑誌名よりも『めぞん一刻』で一般的に知られていたという。 最初の頃の響子さん、可愛くも何ともなかったのにねえ。回を重ねていくうちにルックスはかわいくなって性格は反比例するように嫌らしくなるという。 2 美味しんぼ/原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ 1983年20号よ

T @FUNDOSHIMASK しかし空前の鬼滅の刃ブームが起こって呪術廻戦だのSPY×FAMILYだのが大ヒットしているあの状況下で「縦読みウェブトゥーンがグローバルスタンダードであり、日本の漫画はガラパゴス化していく」みたいな意見や記事が乱立していたの何だったんだろうね。しかも作品単体については語らないっていう。 2024-10-04 17:41:08 ごるびあ @_golvia 引用で新條まゆ先生のコメントがあったから調べてみたけど、個人で縦読みカラーのウェブトゥーンを新連載で配信するには最低15話まで作品描きだめなきゃダメだって…それで先生も配信開始までの数ヶ月間の資金繰りのためにベンツ、土地、ブランド品諸々売って凌いでたって壮絶な話が出ててビビった pic.x.com/juuM32xkiR x.com/fundoshimask/s… 2024-10-05 09:40:52 ごるび

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く