中国政府が発行する新旅券に南シナ海の大半を自国領とする地図などが記載されている問題で、ベトナム当局がハノイやホーチミンの国際空港を含む全ての出入国地点で、新旅券を拒絶し、査証(ビザ)の発給や入国印の押印を別紙にする措置を始めたことが分かった。ベトナム公安筋などが28日、明らかにした。 ベトナム当局は新旅券に強く反発。新旅券に貼られたビザは入国の際に「無効」の押印をしているという。 フィリピン外務省も28日、対抗策としてビザを別紙に発給することを決めた。同外務省は「新旅券に査証スタンプを押すことは中国の主張を認めることにつながる」と訴えている。 新旅券にはインド、台湾も反発。新旅券を持つ中国人にインドが領有を主張するすべての領土を含む自国地図を記したビザの発給を始めるなどの対抗措置が広がっている。(共同)
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