起業家のけんすうさん(Twitter: @kensuu)の3万超のツイートをひたすら遡り、匿名Q&Aサービス「質問箱(peing.net)」、同種サービス「Sarahah」でオススメされた本をまとめたのがこのエントリーです。ついでに、普段のツイートで紹介された本もプラスアルファでまとめました。 正直、めちゃ大変です。誰に頼まれたわけでもないので、意地です。酔狂です。 しかしながらけんすうさんのオススメ本は、普段流し目で見る限りどれも面白く、これを機に何としても網羅したいと、そう思った次第です。 きっかけはこの回答 なんでこんなことをしようかと思ったかというと、けんすうさんに寄せられたこの質問(要望)と、回答がきっかけでした。 不思議と、この回答が刺さりました。普段から無料の情報に慣れすぎて、選定、編集、発信にかかる「労力」に無関心になってはいないか。質問者ではないのですが(これは本当)、自

「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。 今回はお金で買うことのできる一生モノの自己投資になる本をご紹介したい。 現金や不動産、貴金属からビットコインまで、財産は盗られたり目減りしたりする恐れがある。だが、頭の中の財産は、誰も奪うことができない。すなわち、知や教養は、いったん頭に蓄えたら、一生涯あなたのものとなるのだ。 ここでは、あなたの知となり教養となる入口として、お薦めの本を選んでみよう。とはいっても、ただ選ぶだけでは面白くない。だから、日本の知を担う大学の最高峰、東京大学に務める教師が選んだ「アンケート・東大教師が新入生にすすめる本」から、合計1万円で買えるものをピックアップした。 「アンケート・東大教師が新入生にすすめる本」*1では、東京大学で毎年春に行われる新入生のためのブックガイドとして、エンタメから啓蒙書まで多種多様な本が紹介されて

最近話題のFintech。ビットコインに代表されるような仮想通貨の話題から、Readyfor?やCampfireなどのクラウドファンディング、MoneyForwardなどの資産管理アプリ、freeeなどの経営・会計支援ソフトなど、とても多岐にわたる種類のFintechの話題があって、非常に全貌を把握するのが難しいですよね。 そこで今回は、Fintechに関して基礎から応用まで把握できる書籍や資料を、簡単なコメント付きでまとめてみることにしました。 画像をクリックで書籍や資料にリンクします。 Fintech全般 1.FinTech革命 増補改訂版(日経BPムック) こういうジャンルにめっぽう強い日経が出しているムック本。 銀行などの金融機関のほか、スタートアップ企業、官公庁などあらゆる関係者の動向をほぼ余すところなくカバーしていますので、Fintechに最初に触れる方から中級者の方まで幅広く

このステップはすべての文献について最後までやり切っておく。 すると、たとえば以下のような表(マトリクス)ができる。 (クリックで拡大) この作業は、能動的に目次・見出しを読む通すことで読解のための背景情報を頭にインプットすると同時に、取り扱う全文献の内容を1枚に集約するための外部記憶(外部表象)を用意するものである。 これで取り扱うすべての文献を一望できる基礎ができたことになる。以降の作業は、この表(マトリクス)に加筆することが中心となる。 もちろん、目次や見出しを拾うだけでは内容がよく分からない文献も少なくないだろう。 たとえば標準的な構成の論文から拾ってきた場合、見出しと配列順はほとんど同じになって、論文の内容について有益な情報は含まれていないかもしれない。 また古い文献では、見出しがなく、ただ「一」「二」…と数字が振られているだけだったりするが、この場合も同様である。 これらの文献に

「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」の中の人、Dainと申します。古今東西のスゴ本(凄い本)を探しまくり読みまくってます。今回は、過去読んだ本の中でも「これ、もっと早く読みたかった!」というスゴ本をご紹介しよう。人生を何十年もやっていると、さまざまなハードルに出くわすことになる。それは、人間関係のトラブルだったり、仕事や結婚生活に立ちはだかる問題だったりする。解決するために、それなりの準備が必要で、時間がかかり、そもそも全貌を捉えるのにも一苦労するやつ。人生が用意するハードルを越えたり潜ったりするため、先人の知恵を借りるべく、さまざまな本を読んできた。たいていは、試行錯誤と苦労の連続でしのいで、ずっと後になって、知りたかった一冊にたどりつく。これを最初に読んでおけば、あんなに苦労しなくても済んだのに、もっと上手く対応できたのに! そんな、「あのときの私に読ませたい本」

考える力は生まれつき決まっているものではなく、後天的に鍛えることができる力です。 しかし、闇雲に何かを考えていれば鍛えられるというものでもありません。 筋力トレーニングと同じように、鍛え方によって効率が変わってきます。 正しい方法を知り、それを実践することによって、考える力を効果的に成長させられます。 今回は、「ロジカルシンキング」「思考力トレーニング」「アイデア発想」の3つのカテゴリに分け、考える力が身につく本を11冊厳選してご紹介します。 思考力を鍛えたい方はぜひ読んでみてください。 ロジカルシンキング(論理的思考)に役立つ本 1.考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 https://www.amazon.co.jp/dp/4478490279/ マッキンゼー社、ペプシコ、オリベッティ、ユニリーバなど、世界的な企業でライティングを教える女性コンサルタント、バーバラ

Author:くるぶし(読書猿)twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。読書猿『ゼロからの読書教室』NHK出版 2025/5/23刊行読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子)2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版韓国語版 『문제해결 대

「働く」を考えなおしたとき読みたくなった本たち - インターネットの備忘録 この類のまとめです。 個人的に働く上では学習と読書の習慣というのが重要だと思っていて、定期的にどんな本を読んだらいいですか、と聞かれるので、実際に貸したときのリアクションを見たりして、定期的にアップデートしています。 いま身近に働いていたり親しくしている人たちの中には、まだ20代半ば〜後半くらいの世代もいて、彼ら彼女らと話していると、なんというか、「ガツガツ仕事をして成り上がるぞ!」という印象が、薄いです。 より自分らしく、豊かに生きるために仕事も楽しみたい、学習やハードワークはそのための努力だからやるけれど、文句を言う必要がないし、強制されてしぶしぶやっているわけでもないので、とてもしなやか。もちろんこれは今のわたしが一緒に働く仲間にとても恵まれているせいもあるので、なんとも言えないのですが。 なので、薦めるのも
2月になりましたね。今月も、本・ビジネス書を再読をしていきたいと思っています。 今月は、「戦略」をテーマを中心に再読したいなと思っています。それだけではありませんが。ということで、わたしが再読したい本を簡単にまとめておきます。詳しくは、リンクなどから読んでみてください。 ちなみに、先月は、「イノベーション」をテーマに再読しました。まだ、もう少し工夫や実践が必要だと思っているので、こちらは引き続き考えていこうと思っています。そのうえで、戦略も知っておくと、イノベーションも生きてくるはずだと思うので、再読します。本は、やはり1度読んで終わりではなく、何度か読むと良いですね。 また、2015年に読んで良かったおすすめのビジネス書・本は以下です。 2015年読んで良かったおすすめビジネス書・本15冊 2月にわたしが再読したいビジネス書・本10冊 『良い戦略、悪い戦略』 良い戦略、悪い戦略 [ リ

昨年人気だったこの企画。 2010年に読んだ本100冊の中で最も影響を受けた10冊 #10book2010 今年も、「2011年に読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう!」という@stiloくんの呼びかけに乗って、私コウスケが2011年に読んだ150冊の中から最も影響を受けた10冊をあげてみます。 順位は付けられなかったので、紹介している順番に意味はありません。 希望をはこぶ人 困難な状況にある人々を、ある老人が救う物語です。 救うといっても老人はただ、「物の見方」「広い視野に立つこと」に気づかせるだけ。 老人と話しただけで、自暴自棄になった少年が生きる希望を見出し、離婚寸前の夫婦がよりを戻し、いつもネガティブすぎて奥さんに捨てられた人がフォーカスすべき対象に気づき、傲慢な経営者が周りの人全員に謝罪します。 私が本書から特に影響を受けたのは、「まわりの人は私のどんなところを変えたいと思
このエントリでは、僕がこの2年弱で読んだ約300冊のマネジメント関連本から、100冊を選んでカテゴリ別に紹介します。 背景 2014年8月に、それまで前々職から現職に至るまでいちエンジニアとしての経験しかなかったところから、総勢70人を越えるエンジニア組織のマネジャーになりました(参照:GMOペパボ株式会社の技術責任者に就任いたしました)。 僕は、決して地頭がいいわけでもなければ、コミュニケーション力に長けているわけでもなく、他人以上に努力をして初めて人並みに近づけるかもしれないというぐらいの人間です。それに加えて、冒頭に書いた通り、エンジニアとしては多少の経験は積んだものの、マネジメントについては完全に門外漢。経験に頼るわけにもいきません。諸先輩方にOJTしてもらいつつ身に付けるにも、既にマネジメントの業務は始まっているわけです。 「さて、どうしよう?」と考えた時、まずはとにかくマネジ

2016年になりました。ということで、2015年に読んだビジネス書・本から良かったもの良書、15冊をまとめておきます。(2015年発売ではないものも含みます。) おすすめとありますが、わたしが良かったと思うもの、良書と思う本なので、他の人がどう思うかはわかりません。自分に合った本を見つける参考にしてみてください。 ビジネス書の新刊の情報は、以下からどうぞ。 ビジネス書をビジネスのチカラに本をおすすめするのは、むずかしいところがありますよね。その人の興味や知識によって、合う合わないがあります。気分などによっても、この本はおもしろくないと思ってしまうことなども考えると、本のおすすめはむずかしいですね。 2016年上半期・読んでよかったおすすめのビジネス本25冊 - ビジネス書をビジネスのチカラに おすすめの本・ビジネス書を2015年読んだ良書から15冊 『経営者になるためのノート』 『人間ア

システムエンジニア/ITコンサルタント/社内SEなどIT Webディレクター/UI・UXデザイナーなど クリエイティブ デジタルマーケティング/プロダクトマネージャーなど マーケティング 法人向け営業/コンサルティング営業/MRなど 営業 店長/研修トレーナーなど 販売・サービス バイヤー/マーチャンダイザーなどファッション セールスエンジニア/サービスエンジニア/生産技術などエンジニア(電気・電子・機械) 研究・開発/生産管理/生産技術などエンジニア(化学・素材・食品) プラントエンジニア/施工管理/設備保全などエンジニア(プラント・インフラ・ エネルギー) 研究/生産技術/薬事/QA・QC/PV/臨床開発など メディカル 採用・リクルーター/制度/労務/教育・研修など 人事・労務 株主総会・株式業務/ファシリティ広報/IRなど 総務・広報 弁護士/企業法務/コンプライアンス/

10月に再読したいビジネス書・本 10月になりました。早いもので、2015年も残り3ヶ月ほどです。 秋ですね。読書の秋です。読書には、いい季節ですね。 今月、わたしが再読したい本・ビジネス書をまとめておきます。 今月は、アイデアとビジネスと、習慣の改善がテーマなので、そういった本を読んでみたいと思っています。 全部、読めるかどうかはわかりませんが。 生き方 『生き方』(楽天ブックス) 生き方 作者: 稲盛和夫 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2012/07/01 メディア:Kindle版 稲盛和夫氏の、生き方について書かれている本です。 生き方を考えるというよりは、本書を読んで、考える時間を持つ。そういうことが有益だなと感じているので、 再読しようと思っています。 何をどう考えると良いのか。こういうことがわかるので、何度か読んでみると、違ってきますね。 経営者ノート 『経営

今週のはてなブログのお題は、人生に影響を与えた1冊だそうです。 今週のお題「人生に影響を与えた1冊」 私の人生に影響を与えた1冊については、また書くとして、今週読んだ、自分を変えるヒントを得る5冊を紹介します。 おとなの小論文教室 おとなの小論文教室。 (河出文庫) 作者: 山田ズーニー 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2009/02/04 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (19件) を見る 自分を文章で表現するために『おとなの小論文教室』 -読書で本から学ぶブログ【書評・感想】 自分を文章で表現する。 そのためにどうするか? まずは、主語をはっきりさせる。これがポイントということです。 文章で自分を表現したい。 そんなときに読んでみると、ヒントが得られるでしょう。 自分は自分で変えられる 自分は自分で変えられる―「理想のあなた」にな

不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 僕らはごく普通に「あの本はわかりやすい、この本はわかりにくい」などと言ったりします。 でも、そもそも「本がわかる」というのはどういうことなんでしょうか? 作者の綴る言葉から何がわかればわかったと感じ、わからない場合はどういう意味でわからないと感じるのでしょう。作者の言うことがそもそもわからないのか、何を言っているかはわかっても、だから何なのか?がわからないのか。 そして、わかりやすさやわかりにくさは、そもそも、それぞれの本がもつ特性なのでしょうか? ある本は、ある人にはわかりやすく、また別の人にはわかりにくいかもしれません。ある人にとってわかりやすい本でも、それがおもしろいかどうかはまた別物だったりするし、その面白さもまた人によって異なるでしょう。 百聞は一見にしかずと言い

「現実もゲームみたいだったらいいのに……」と思ったことはないだろうか。 そこには“なんでも思い通りにできる”という感覚があるわけだけれど、実はゲームとは「敵」や「ルール」があるから面白いものなのだ。最初からレベル99でクリアするより、徐々に経験値やゴールドを貯めて目的に近づいていくから面白い。人生をゲーム化する「人生ドラクエ化理論」とは? 誰もが夢中になった国民的RPG『ドラゴンクエスト』。著者はドラクエの制作会社エニックスに勤務していた頃、ゲームの三大要素を人生に投入すれば、「人生がドラクエ化するのではないか?」という『人生ドラクエ化理論』を思いついた。そして、この理論を実証するために会社を辞めて独立。その後、情報誌の創刊、商品評価サイトの企画運営、そして本書の執筆・出版など、ドラクエのミッションをクリアするかのごとく次々と精力的に事を成していった。 私たちは現実を辛いものと感じ、現実逃

Thank you for being patient. We are doing some work on the site and will be back shortly.

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く