みなさま、はじめまして。坂本と申します。普段はUbuntu日本コミュニティのフォーラムで、サウンド関係のサポート活動をしています。今回から、本連載の執筆に参加させていただくことになりました。Linuxデスクトップ環境は使い始めて1年半くらいの若輩者ですが、よろしくお願いします。 今回は、PulseAudioに関するRecipeをご紹介します。PulseAudioに関しては、本連載の第106回でリモートスピーカを使う方法を説明しましたが、この他にも便利な使い方があります。 なお、筆者はUbuntuのマルチメディア編集環境であるUbuntu Studioを常用しています。そのため、スクリーンショットが通常のUbuntuとデザインが異なる点、ご了承ください。 録音ソフトウェアをPulseAudioで、より便利に使う 例えば「ネットラジオを録音したい」「Ustreamによるビデオストリーミングか
PulseAudioは、Ubuntu 8.04から標準採用されている「音を扱うための仕組み」で、それまで使われていたものに比べて非常に高度なことができるようになっています[1]。 今回のレシピでは、PulseAudioの基本的な機能から、ネットワーク経由で音を配信する機能までを紹介します。 アプリケーションごとの再生音量の変更 Ubuntu 9.10では、画面右上の通知領域に表示されているスピーカのアイコンを右クリックして[サウンドの設定]を選択するか、[システム]-[設定]-[サウンド]でPulseAudioに関する設定ができます。 PulseAudioの機能として挙げられる代表的なものが、[サウンドの設定]の[アプリケーション]タブで、アプリケーションごとの音量をPulseAudio側で一元的に管理できることです(図1)。 筆者は、Flash Playerを使用した音楽ストリーミ
(2021/10/12)本記事は「PulseAudioの各種設定ファイルと設定例」へ移動した。
まずPulseAudioの状態を確認する。メニューから「PulseAudio Device Chooser」を起動するか、コマンドラインより
1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く