Oracleデータベースの運用管理者は、突発的に直面するパフォーマンス障害にどうやって対処したらよいか。本連載は、非常に複雑なOracleのアーキテクチャに頭を悩ます管理者に向け、短時間で問題を切り分け、対処法を見つけるノウハウを紹介する。対象とするバージョンはOracle8から9iまでを基本とし、10gの情報は随時加えていく。(編集局)SQL処理(インデックス)にかかわる確認 前回「ロックをつぶせ!最初に疑うべき原因」では、SQLにかかわる問題の解決方法としてロックの確認方法を説明しました。データ更新には必ずオブジェクトの処理が行われていることを理解できたと思います。SQL文をきっかけに更新されるOracleサーバ内のオブジェクトとして、今回はインデックスを取り上げます。SQL文発行時、直接データとのかかわりを意識しづらいオブジェクトなので、データの更新頻度やインデックスの作り方によ

出ました。今回は機能の追加・変更が4件、バグ修正が62件あります。MySQL 5.1.38から同梱されるようになったInnoDB Pluginですが、MySQL 5.1.41ではバージョンが1.0.5に上がり、ついにRC(リリース候補版)となりました。再掲になりますがInnoDB PluginはビルトインのInnoDBに比べて以下のような機能強化が施されており、非常に有用性の高いものです。そろそろ利用を検討しても良い時期に入ってきたのではないかと思います。 高速なインデックス作成。従来InnoDBのCREATE INDEXはテーブルの再作成を伴っていました テーブルとインデックスの圧縮 (検証結果その1、その2) INFORMATION_SCHEMAによるロック競合の検出 (検証結果)CPUスケーラビリティの向上 (1.0.3から) バックグラウンドI/Oスレッドの増加 (1.0.4か

ヘッダーをスキップOracleDatabase 管理者ガイド 10gリリース2(10.2) B19224-02 索引 目次 タイトルおよび著作権情報 はじめに 対象読者 ドキュメントのアクセシビリティについて 構成 関連ドキュメント 表記規則 サポートおよびサービス このマニュアルに記載されている新機能 管理者ガイドに記載されているOracleDatabase 10gリリース2(10.2)の新機能 管理者ガイドに記載されているOracleDatabase 10gリリース1(10.1)の新機能 第I部 基本データベース管理 1 OracleDatabaseの管理の概要OracleDatabaseユーザーのタイプ データベース管理者セキュリティ管理者 ネットワーク管理者 アプリケーション開発者 アプリケーション管理者 データベース・ユーザーDBAのタスク タスク1: データ
連載バックナンバーOracleトラブル対策の基礎知識 今回の主な内容 Data Guardとは? Data Guardには構成が2種類 REDOデータの転送方法 REDOデータが生成されない操作には注意アーカイブギャップが発生する原因アーカイブギャップへの対処法 (関連キーワード:Data Guard)Oracle Data Guardは、サーバを配置しているデータセンターが災害などで倒壊してしまった場合に備え、遠隔地のデータセンターに予備のデータベースを準備しておいて、データを転送して同期を取る機能です。 以下に障害発生時のフローについて図で解説します。 Data Guardは、本番系のデータベースを「プライマリ・データベース」、予備系のデータベースを「スタンバイ・データベース」と呼びます。プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースは「1:多」の関係で、スタンバイ・データ

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