鍵生成の最後のステップは,必要とするマシンに当該ファイルをコピーすることであるが,秘密ファイルには安全な方法を使うことに気を付けよう. 「ちょっと待って,」,あなたがこういうかもしれない.「既存の安全な方法を使わないでPKIを構築することができないのか.」 答はyesである.上記の例は,簡単のため,同じ場所ですべての秘密鍵を生成していたが,もう少し手間をかけると別の方法でもできる.例えば,サーバ上でクライアントの証明書と鍵を生成する代わりに,クライアントにローカルで専用の秘密鍵を生成してもらい,CSR(証明書署名要求 =Certificate Signing Request)を提出してもらうことができる.逆に鍵署名マシンはCSRを処理し署名された証明書をクライアントへ返せばよい.これなら秘密な.keyファイルが生成したマシンのハードディスクから離れることなくて済むようになる. サーバとク
OpenVPN(日本語)を使用してSSL-VPN方式のインターネットVPNを構築し、外部からOpenVPN経由でLANに安全に接続できるようにする。なお、VPNクライアントはWindowsマシンとする。 【前提とするネットワークイメージ】 【前提とするネットワーク条件】 LANネットワークアドレス:192.168.1.0/24VPNサーバーIPアドレス:192.168.1.2VPN用仮想ネットワークアドレス:10.8.0.0/24※VPNサーバー仮想IPアドレス:10.8.0.1※ ※VPNでは仮想のプライベートIPアドレスをサーバー/クライアントともに割当てて、その仮想アドレスでVPN通信を行うが、ここでは、元々のLAN内プライベートIPアドレス(192.168.1.X)を指定して対象ホストへアクセスできるようにする。 [root@fedora ~]# cp -r /usr/sha
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