当初はパソコンマニアたちのホビーから始まったビデオゲームは、1990年代に入るとその姿を大きく変えようとしていた。 団塊ジュニア世代を中心とした急速な市場の拡大と、高い表現力を持ったコンソール機の登場は、それまでのジャンルでは見たこともない革新的な表現を生み出す土壌を整えた。ゲームは単なる子どもの遊びの範疇を超え、音楽・映画・小説などのあらゆる表現ジャンルを飲み込んだ、新しい総合的なエンターテイメントとして日に日に期待と注目を集めていたのだ。 松野泰己という“才能”の台頭は、まさにそんな時代の必然で起きた“事件”だった。 クエストという大きからぬメーカーがスーパーファミコンで発表した『伝説のオウガバトル』(1993年)とそれに続く『タクティクスオウガ』(1995年)というタイトルは、それまでのゲームとは一線を画していた。 『伝説のオウガバトル』Wii Uダウンロード版のプレイ画面 (画像
世界のゲーマーに向けて、オリジナルのハイエンドアクションゲームを開発する企業 時代や年齢を超えたワクワクする「遊び心」と、業界をリードする先端の「技術力」。この2つの融合による「喜び・驚き・感動」を追求するトイロジックは、『FOAMSTARS』、『NieR Replicant ver.1.22474487139...』や『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(ニンテンドー3DS)など幾多のビッグタイトルの開発経験を糧に、PlayStation®5/Steam/NintendoSwitch/Xbox Series X|Sなどのプラットフォームに向けた本格アクションゲームを続々と世に送り出しています。2023年には、最大同時100人対戦のオンラインファンタジーアクション『Warlander』を正式リリース。技術への探求心と創造への情熱を原動力に、大迫力スペクタクルや心に残るストーリー
PANORAでもインタビューした「キズナアイ」をはじめ、このところ3DCGがまるで生きているように動くバーチャルキャラ界隈がアツい。アニメやゲームの作品中に登場するのではなく、人格を持った一人としてYouTubeなどに動画や生放送を公開し、視聴者とともに身近な話題を楽しむというのが今風だ。 そんな界隈で先週、怒涛の勢いで知名度を上げたのが「ねこます」氏、通称「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」になる。にゃるら氏のブログ「根室記念館」の記事をきっかけに火がついて、わずか数日でYouTubeの登録者数が300から9000に急増するほど注目を集めている。なぜそんなに受けているのか。まずは動画を見てほしい。 そう、見た目はかわいい狐娘なのに、声が明らかに男性なのだ。それもボイスチェンジャーのような生ぬるい妥協は一切入れないという、まごうことなきストロングスタイルだ。語尾に「のじゃ」
対戦格闘ゲームはどのタイトルから始まったか──この問いに対し、多くのゲーマーはこう答えるはずだ──「1991年の『ストリートファイターII』から」と。その後、現在に至るまで脈々と続いていくことになる格闘ゲームは、その基本的なフォーマットを、始祖である『ストII』の時点でほぼ完成させていた。 ストリートファイターII……カプコンが1991年にリリースした、対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』の続編。パンチ、キックに各3つのボタンを割り当てるなど、現在の対戦格闘ゲームにつながるさまざまな要素の雛形を打ち立てた。アーケード版はもとより、翌年のスーパーファミコン版を皮切りに各種コンシューマーハードにも移植され、爆発的ヒットを記録。インベーダーゲームに次ぐほどの大ブームを引き起こした。通称は「ストII」。 (画像はストリートファイターシリーズ 公式サイトより) 『ストII』は、その完成度の高さが
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