イエローストーンの泡立つ熱水泉や、宇宙探査機を組み立てるために極限的に菌を排した無菌室など、命あるものが生き続けることがとうてい叶いそうにない場所でも、何かしらの生命体らがどうにかして生き延びてきました。こんな所でと思うような場所で力強く繁殖していることさえあります。「生命というのは、なんと言うか、存続する道を見つけ出すものなんだよ」と、かつて言った賢人がいました(訳注:映画『ジュラシック・パーク』でイアン・マルコム博士が “… life, uh, finds a way” と言う場面があります)。そうです。今も放射線を放つ、崩壊した原子炉の壁にさえ、珍しい種類の菌類が猛烈に繁殖しているのです。Credit:Pixabay現に、有名な1986年のチェルノブイリ原発事故によって極度に放射能汚染された環境下で多くの菌類の種が生息していることがわかっています。廃墟となった原子力発電所の周辺では

フランスの核廃棄物処分場で今-深刻な放射能汚染から学ぶべき教訓とは? 野川温子(グリーンピース・ジャパンリサーチャー) 『原子力資料情報室通信』386号より 原子力大国フランスが、放射性廃棄物処分問題で新たな局面を迎えている。1991年末に国民議会の承認を受けて制定された「放射性廃棄物管理研究法」(いわゆる「バタイユ法」)は、廃棄物の地層処分研究など3つの分野において、仏政府が毎年議会へ報告を行ない、そして2006年末までに総括評価報告を行なうことを義務づけている。これを受けて仏国民議会では昨年から、新たな法の制定へ向けて議論が進められてきた。そして今年6月29日に、「放射性物質及び放射性廃棄物の持続可能な管理計画法」が公布された。 フランスの50年以上にわたる軍事・民生両面での核政策により発生した廃棄物は、原発や再処理工場、そして数百年を目処に建設されてきた貯蔵施設にもあふれかえっている

1978年、一人のソ連の科学者が、致死量の300倍もの放射線量のビームをまともに浴びながら、奇跡的に生き残り、科学研究の対象となった。彼は今、75歳で健在だ。彼に何が起きたのか?そして、ソ連当局はいかにこの事件を極秘扱いにしたか…。 千個の太陽 「千個の太陽よりも明るい」閃光。これが、1978年7月13日に、物理学者アナトリー・ブゴルスキー(1942~)が見たものであった。彼の頭部が、ソ連のシンクロトロン(円形加速器の一種)「76GeV」の陽子ビームに貫通されたときのことだ。後に彼が回想したところでは、痛みは感じなかったが、長期的な影響があるだろうことは分かっていたという。 34歳だったソ連の物理学者は、モスクワ州・プロトヴィノにある「高エネルギー物理研究機構」(IHEP)で勤務。彼は、当時ビームエネルギーで世界記録を持っていた陽子シンクロトロン「U-70」を運転していた。 シンクロトロン

【研究開発の背景と目的】 核融合の実現に向けた研究開発として、核融合炉で発生しうる1kgあたり数百億から数千億ベクレルのトリチウムを含む水の減容・濃縮技術の開発は重要な課題です。水素の同位体であり放射性のトリチウムを燃料として大量に使用する核融合プラントでは、炉内でリチウムと中性子の反応を利用してトリチウムが生産されます。そのトリチウムの一部は高温の金属を介して冷却水に混入しトリチウム水となります。また環境中へのトリチウム放出を抑制する目的のために、炉内機器を保守補修する施設内の雰囲気内のトリチウムは酸化反応器にて酸化処理し、トリチウム水にしたのちに水分吸着剤等で回収・除去を行う雰囲気トリチウム除去系を設けます。貴重な資源であるトリチウムを燃料として再循環させるために、核融合プラントでは回収したトリチウム水を濃縮し、ガス形に再変換するトリチウム回収システムを設けます。 具体的には回収したト
【鼻血,下痢,吐き気,赤い発疹などは大量被曝の症状】 すぐに病院にいき,カルテに記録を保存しておくことが必要 避難してきた人たちがみせていた体調の状態は,チェルノブイリ事故10年後にプリペットという町の住民が訴えていた症状ととてもよく似ていた。 これらの症状は,めまい,嘔吐,下痢,鼻血,口のなかに金属の味,脱毛,皮膚の赤い発疹で,これは典型的な急性放射線障害の兆候 http://blogs.yahoo.co.jp/x_csv/20383501.html 【警告】風邪の症状でも内部被爆の初期症状の可能性 JCO臨界事故被曝の「健康実態の調査結果」を例に見てみます。 ・・事故直後に吐き気、下痢、頭痛、全身倦怠、脱力感、めまい、のど痛、リンパ腺の腫れ、黒色便、食欲減退、口内炎、白髪増加等の症状が出ています。

関東地方および東北太平洋沿岸地方の福島第一原子力発電所の放射性物質降下地域にお住まいのみなさん、お身体の具合はいかがでしょうか?健康であるならば何よりですが、次のような症状が出てはいませんでしょうか?ご確認ください。様々な情報が飛び交っていますが、最後は自分の身体が感じるものが一番の真実です。どうか自分を信じて最良の判断をなされますよう、心からお願いします。 (1)だるさが残り、身体がふらつくような感じがする (2)常に吐き気を感じる (3)側頭部全体に内側から膨張するようなズキズキした痛みがある(図1) (4)皮膚に腫れ物や痣(あざ)のようなものができた(写真1, 2) (5)むやみに鼻血がでる、鼻をかむと血が混じっている (6)顔が膨れて見える (7)肌の色が抜け赤い小さな発疹が現れる (8)指先が冷え、目が疲れる (9)手の甲、指先に小さなホクロが現れる(図2) ↑図1:甲状腺肥大に

設置場所:北緯:35°39' 28.08", 東経:139°24'05.40", 標高:101m 東京都日野市南平2丁目 観測開始:2003年5月 データは5分に1回更新中
少年は誰なのか、74年たった今もわかっていません。その後、少年はどんな人生を歩んだのか。あの少年に会ったことがあると、今もさがし続ける男性がいます。 長崎市に住む、村岡正則さん(85歳)です。この1年半あまり、写真の少年につながる手がかりをさがし続けています。ローマ法王の発言をきっかけに、被爆当時の記憶が呼び覚まされたからです。 74年前のきょう。当時、小学6年生だった村岡さんは、爆心地から1.5キロ離れた自宅で母親とともに被爆しました。やけどを負った母親を支え、命からがら逃げ惑いました。ようやくたどり着いた避難先で出会ったのが、赤子を背負った、あの写真の少年だったといいます。 少年はその後、母親を見つけることができたのか。自分と同じ年ごろだったあの少年が、忘れられません。 村岡さんは「母親と一緒に私も逃げて、難民生活をしていったけれど、そんな苦労を(少年も)しただろうなと思うんですね。自

SEV商品についてのご質問に回答いたします。 (ご質問内容) いつもありがとうございます。 SEV商品を勧められ、腰痛にいいのでは?と検討しているのですが、過去にマイナスイオン、水素吸入、酸素吸入を質問させて頂いて一般に言われていることと異なっていたので相談させていただきました。 天然鉱石と金属を組み合わせて作られたものらしく、SEV化することでエネルギーロスが減少し物質本来の性能がひきだされるとのことですが使用してもよいものでしょうか? (回答) ・SEV商品は、日本や米国の特許サイトでしかきちんとした情報が得られません。 ・この商品の基本は、放射性物質(モザナイトなどの放射線をだす鉱石)を金属板(銅と鉛)で囲んだだけのものです。米国特許サイトでは、この金属板で挟むことで放射線量がアップすることが明記されています(United States Patent;6653646)。 ・主に車など
雷によって放射線「ガンマ線」が生じ、大気中の窒素と核反応を起こすことが分かったと、京都大や北海道大、東京大、名古屋大などのチームが22日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。 チームによると、発生するガンマ線は人体にほとんど影響がないレベル。核反応とは原子核がさまざまな影響で別種の原子核に変わる現象。雷にガンマ線が伴うことは知られていたが、大気中で起きる核反応の証拠を明確に観測した例はなかったという。 榎戸(えのと)輝揚京大特定准教授(エックス線天文学)は「身近な現象に核反応が隠れていたことが興味深い。研究が落雷予測に役立つかもしれない」としている。 観測は2月上旬、新潟県柏崎市に設置した4台の検出器で実施。落雷と同時に比較的強いガンマ線を、その約35秒後に弱いガンマ線を捉えた。 チームは、雷のガンマ線が雲の中で窒素と核反応を起こし、窒素が変化していく過程で、通常の物質とは異なる性質を持

2019年11月7日 午後20時30分現在、米国の核緊急事態追跡センター(NETC)の情報が再び閲覧できるようになりました。 https://netc.com/ 先に入手していた情報と比較すると、九州のレベルが幾分低減しているようですが、逆に北海道のレベルが上昇しているようです。また、本州では福島ではなく仙台湾周辺地域にアラートが立っているようです。本ブログの過去記事では以下の2点を指摘していました。 ・福島の汚染大気は地下トンネルにより仙台方面に排気されている ・九州に核生産ネットワークが存在している これに加え、北海道にも九州と同様の核生産ネットワークがあるだろうと、文中に推測として紹介しています。 こういう指摘は当たってほしくないのですが、今回のNETCの情報を見る限り、その存在を認める要素こそあれ、それを否定する材料はなさそうです。どうやら、 九州と北海道は巨大な核生産センターで

体内に入ると重大な内部被曝を引き起こす可能性のある、“謎の微小球体”が東北地方から東京、神奈川にわたる広範囲に落ちている。’11年3月に大事故を起こした、福島第一原発から飛散した「セシウムボール」だ――。 【画像】スクープ撮! 関電幹部たちの「原発キャッシュバック豪邸」 放射線を発するセシウムボールの発見は、原発事故直後にさかのぼる。気象庁気象研究所(茨城県つくば市)の主任研究官・足立光司氏が語る。 「事故から2日後の3月15日に採取した大気中のチリに、いつもと違う粒子が付着していたんです」 気象研究所では、大気中を漂う微小粒子から放射能を調べるモニタリングを50年以上前から行っている。事故直後には、首都圏にも多くの放射性物質が飛んでくると予測していた。 「放射性物質が塊となって大気を覆う『放射性プルーム』が、関東地方を通過したピークは3月15日と20日。両日とも、多くの放射性物質が採取さ

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