2015年12月楽天は、中国で第2位のECモール京東商城(JD.com)と連動している「JD Worldwide」内に新サイト「日本楽天市場官方旗艦店」を開設した。販売する商品は、中国の観光客が好んで購入するお菓子、健康食品を中心としたもので、楽天が販売主として販売している。 今回は前回調べた天猫(Tmall)につづき、中国EC市場で第2位と言われる「京東商城(JD.com)」と中国EC市場について見てみよう。 世界を圧倒する中国のEC市場規模 図1は2015年の世界国別BtoC-EC市場規模と成長率をグラフ化したものだ。図1が示すように中国が6,720億USドル、米国3,406億USドル、英国994億USドルとなっており、中国が全世界の約40%ものEC市場規模を誇っている。 また、中国は前年比成長率を見ても、42.1%と他国と比べてもその拡大の大きさには、目を見はるものがある。 さらに

満州語版の『原論』。康熙帝の手書きのメモが残されている(2017年12月19日撮影)。(c)CNS/劉文華 【1月8日 CNS】古代ギリシャ数学を代表する数学書『原論』の満州文字版が、中国・内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)フフホト市(Hohhot)の内モンゴル自治区図書館(Inner Mongolia Library)で公開されている。 満州文字版は、古代ギリシャの数学者ユークリッド(Euclid)の著書を、清朝時代に中国で活動していたフランスのイエズス会士、ジョアシャン・ブーヴェ(Joachim Bouvet)と張城(Zhang Cheng)が編集・翻訳した。この数学書は当時の清朝皇帝、康熙帝(Emperor Kangxi)が幾何学を学ぶために作成された書で、すべて手書きの満州文字で書かれている。行間には、康熙帝が学習する際に記したと思

呂 尚(りょ しょう、Lü Shang)は、紀元前11世紀ごろの古代中国・周の軍師。丁公と邑姜の父、後に斉の始祖。 姓は姜、氏は呂、字は子牙[2]もしくは牙[3]、諱は尚とされる[4]。軍事長官である師の職に就いていたことから、「師尚父」とも呼ばれる[4]。諡は太公。斉太公・姜太公の名でも呼ばれる。 但しかれの名・字には諸説が有り、例えば貝塚茂樹は『詩経』大明編より、字を尚父とし、尚は「尚父」の略称だと指摘している[4]。また、小竹史記では、諡を太公、名を望、字を尚としている[5]。実際に『荀子』『韓詩外伝』『説苑』『新序』『論衡』などいくつかの文献には「呂望」と記す例が散見する[6]。また、当時の金文では「姜子牙」で現れ、呂尚、呂望などとは謂われない[要出典]。 一般には太公望(たいこうぼう)という呼び名で知られ、釣りをしていた逸話から、日本ではしばしば釣り師の代名詞として使われる[7]

最近手元にきたDVD『中国の侵略から沖縄を守れ』という政治色の濃いDVDについての話です。 確かに、尖閣問題など沖縄に中国軍部の脅威が迫っていることは理解できますが、 その内容の一部に、放置しがたい事実誤認・誤解があると感じました。 それは、仲井真氏と稲嶺氏の現職と元の沖縄県知事に関する内容で、彼らは自身の「ファミリーネーム」 である「蔡」と「毛」を名のって先祖が中国からの帰化人であることを誇りにしていたという部分です。 これは、保守系雑誌「正論」平成20年3月号の記事 「沖縄県の現元知事の本名は「蔡」と「毛」で中国帰化人である」との論文と同種の誤解があると感じます。 未だ繰返される誤解を解く為、ここで、琉球王府時代までの沖縄の姓氏(なまえ)の特徴を説明します。 当時琉球の士族(サムレー)達は、「大和名(やまとなー)」と「唐名(からなー)」という2つの名前を持って いました。これは、当時の

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2017年12月) 久米三十六姓(くめさんじゅうろくせい)は、1392年に明の洪武帝より琉球王国に下賜されたとされる閩人(現・福建省の中国人)の職能集団、及びその後三百年間にわたり閩から渡来した者や首里・那覇士族から迎え入れた人々の総称。 一般的には、琉球国王察度(在位1350年 - 1395年)の時代の1392年、洪武帝の命により多くの学者や航海士などの職能集団が来琉したと言われる。閩(びん)と呼ばれた現在の福建省からの渡来人であったため閩人三十六姓とも呼ばれた。しかし福建人だけではなく、福建省出身の客家も部分的に含まれた可能性が明らかになってきている。 洪武帝からの下賜と言われるが大量集団移住と言う性格のものではなく、その多くは琉球において次第に形成され

米国のバラク・オバマ大統領の異母兄弟の弟・マーク・オバマ・デサンジョ氏は今回、自伝「ケニアを出てからの、私と家族の奮闘」を刊行し出版発表会を開いた。 「中国語がお上手ですね」との司会者の称賛に「そんなことないですよ」と謙遜する米国のバラク・オバマ大統領の異母兄弟の弟・マーク・オバマ・デサンジョ氏。自伝「Nairobi to Shenzhen(ナイロビから深センへ)」に続き、マーク氏は今回、自伝「ケニアを出てからの、私と家族の奮闘」を刊行し、北京の人気観光スポット故宮近くの「西華書房」で出版発表会を開いた。北京日報が伝えた。中国のネット上では、深センに在住するマーク氏は串焼き肉を売っているといううわさがあった。マーク氏が深セン在住なのは間違いはないが、串焼き肉を売っているというのは事実ではない。実はマーク氏は、アーティストを志しており、ピアノが得意で、作家や音楽家になることが夢だという。マ

いま、インターネット上で中国のとある会社が「ボーナス」として、驚きのものを支給したと話題になっている。それは、グリコのプリッツ1箱。プリッツと言えば、中国でだった5元(約85円)くらいで購入可能だ。ちょ……! ボーナスで85円相当のお菓子だなんて! 中国は景気がいいんじゃなかったのー!? ・ボーナスがプリッツ1箱!? この画像をインターネット上にアップしたのは、北京にある漫画制作スタジオ「幕星社」に所属するクリエイターの “OLD先” さんだ。2014年1月31日は旧暦のお正月。ということで、ボーナスが配られたというのだが……ボーナスはなんとグリコのプリッツ(ピリ辛えび味)1箱!! 繰り返す、プリッツ1箱だ! ・開封 → まさかの展開!! 出版業界は厳しいと言われているが、どんだけしょっぱいんだよ!! プリッツなんか 85円程度で買えるだろ……と思いきや、OLD先さんの2枚目の写真を見て驚

マルセル・グラネ(Marcel Granet,中:葛兰言, 1884年2月29日 - 1940年11月25日)は、フランスの社会学者・民族学者・中国学者。エミール・デュルケームとエドゥアール・シャヴァンヌの追随者で、中国研究に社会学の方法論を最初に導入した一人である。生前は社会学の中国学者あるいは中国学の社会学者として、またデュルケーム学派の一員として尊敬されていた。 フランスのドローム県リュク=アン=ディオワ(フランス語版)に生まれた。父親は技師で祖父は地主だった。エクス=アン=プロヴァンスのリセに、次いでパリの名門校リセ・ルイ=ル=グランに通う。リセ・ルイ=ル=グランは伝統的に、パリ高等師範学校への入学許可を得ようと奮起する英明な学生たちを集めていた。 グラネは、ちょうど大騒動のドレフュス事件が終焉を迎えようとしフランスの教育制度が変わりつつあった1904年に、バカロレア試験に合格して
桑間濮上 ここまで音律について書いてきたように、調和する音は宇宙の調和と対応しているわけで、そういうこともあってか、儒学の祖である孔子は音楽を重要視してきた。そして儒家は徳治主義の立場を取るわけだが、それでは苛烈な戦国時代*1を生き残ることは出来ず、法治主義を唱える法家が台頭してくる。 始皇帝を生み出すことになる秦はいち早く法家の主張を取り入れ、その強さを磐石のものとして中国全土の統一に乗り出して行く。その頃に、戦国七雄の中で最弱だった韓の王族として生まれたのが韓非で、法律システムとその運用について説いた『韓非子』の著者である。韓非子の中に『十過』と題された章がある。この章では、国を滅ぼしかねない10種の過ちについて解説されている。その中の4番目が、 四曰、不務聴治而好五音不已、則窮身之事也。 の節である。政治を疎かにして音楽にふけっているようでは、自ら苦境に陥ることになると、音楽にふける
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