米Microsoftは9月17日(現地時間)、米ワシントン州シアトルにある同州上級裁判所に5件の訴訟を申請した。内容は「Malvertiser」と呼ばれる広告に見せかけたマルウェアを掲載する事業者を告発するもので、同社Associate General CounselのTim Cranton氏がBlogで報告している。 Malvertiserが出す広告マルウェアの例として分かりやすいのが、アンチウイルスを装った金銭奪取が目的のソフトウェアだろう。広告バナーなどに仕込まれる形で潜伏しており、ユーザーがWebページにアクセスして当該の広告を表示させると、突然ポップアップ形式でアンチウイルスと見せかけたソフトウェアが動作し、スキャンの結果ユーザーのマシンがウイルスに感染しているとの嘘の報告を行い、対策にはソフトウェアの購入が必要として金銭の振り込みを要求するというものだ。相手を脅してソフトウェア
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