ChatGPTのログを削除された会話を含めてすべて保存するよう裁判所がOpenAIに命令した一件をめぐって、「ChatGPTユーザーに害を及ぼすような『大規模監視プログラム』を作ろうとしているのではないか」との批判に対し、命令を出した裁判官が「当該命令はそのように解釈できるものではない」と否定しました。 Judge deniescreating “mass surveillance program” harming allChatGPT users - ArsTechnica https://arstechnica.com/tech-policy/2025/06/judge-rejects-claim-that-forcing-openai-to-keep-chatgpt-logs-is-mass-surveillance/ 問題のきっかけはニューヨーク・タイムズがOpenAIとMi
はじめに 「さっき見てた商品の広告が、別のサイトにも出てきた…なんで?」 そんな経験、一度はあるのではないでしょうか。 ネットを使っていると、まるで誰かに見られているかのように、自分の行動が広告やコンテンツに反映されることがあります。最初はちょっと便利だと感じても、あまりに的確すぎると、少し不気味にすら感じることもありますよね。 この“見られている感覚”の裏側には、Cookieという仕組みだけでなく、LocalStorage、ブラウザフィンガープリント、アクセス解析ツールなど、さまざまな追跡技術が関わっています。そしてそれらの一部は、ユーザーが意識的にブロックしても簡単には防げないものだったりします。 こうした技術の仕組みを理解することで、「なぜこんな挙動になるのか?」といった疑問に答えられるようになったり、ユーザーに配慮した設計や実装のヒントが得られることもあります。特にフロントエンドや
FacebookやInstagramの運営元であるMetaはウェブサイトの管理者向けに宣伝効果測定ツール「Metaピクセル」を提供しており、Metaピクセルは数百万のウェブサイトで使用されています。このMetaピクセルに「スマートフォンにインストールしたMeta製アプリと通信するコード」が含まれており、ユーザーのウェブサイト閲覧行動をひそかに追跡していたことが明らかになりました。また、ロシアの大手検索エンジン「Yandex」も同様の手法でユーザーを追跡していたことが明らかになっています。 Covert Web-to-App Tracking viaLocalhost onAndroid https://localmess.github.io/ MetaピクセルはMetaのウェブ広告の効果を測定するツールとして提供されており、600万以上のウェブサイトで使用されています。このMetaピク
繁華街で偽の基地局から電波が発せられ、不正なSMS等の強制受信が発生しています。回避方法はありますが初期設定は無効であり、自ら設定する必要があります。 この動画では、偽の基地局からの攻撃方法や攻撃装置の詳細、そして具体的な回避方法まで、徹底的に解説します。 ▼X(旧Twitter)はこちら。役立つ情報を提供しますのでフォローをお願いします。 https://x.com/gotopcj ▼チャンネル登録 https://www.youtube.com/c/GotoPC?sub_confirmation=1 ▼目次 00:00 イントロ 00:26 なにが起きているのか 01:15 攻撃の仕組み 04:43Googleセキュリティブログ 06:58 SMSブラスター 10:11 セルサイトシミュレータ/IMSIキャッチャー 12:27 対策 15:12 まとめ #スマホ #セキュリテ
以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Amazon annihilatesAlexaprivacy settings, turns on continuous, nonconsensual audio uploading」という記事を翻訳したものである。 PluralisticAmazonのスタンダードからしても、今回のやり口は究極に悪質だ。3月28日から、すべてのAmazon Echoデバイスは音声のオンデバイス処理を停止し、聞き取ったすべての音声をAmazonのクラウドへと送信する。これまでクラウド処理をオプトアウトしていたユーザに対しても、この変更は強制される。 https://arstechnica.com/gadgets/2025/03/everything-you-say-to-your-echo-will-be-sent-to-amazon-starting-on-mar
Microsoftは、AI特化のWindowsPC「Copilot+PC」で、PC上の作業や視聴履歴をすべて記録して検索できる機能「Recall」を発表しました。この「Recall」がノートPCに記録するすべての情報を自動的に抽出して表示するデモツール「TotalRecall」を、セキュリティ研究者でホワイトハッカーでもあるアレックス・ハーゲナ氏がリリースしました。GitHub - xaitax/TotalRecall: This tool extracts and displays data from the Recall feature inWindows 11, providing an easy way to access information about yourPC's activity snapshots. https://github.com/xaitax/To
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 目次 はじめに 個人を特定する情報が個人情報じゃない デジタル署名は暗号化しない TLS(SSL) は共通鍵を公開鍵で暗号化しない TLS(SSL) が使われていれば安全じゃない 変数は箱じゃないPython 等は「ソースコードを 1 行ずつ実行するインタプリタ方式」じゃない 日本語 1 文字は 2 バイトじゃない 動画が動いて見えるのは残像によるものじゃない 標本化定理は「2 倍以上の周波数」じゃない その他いろいろ はじめに2022 年から高等学校で、プログラミング等を学ぶ「情報Ⅰ」が 必修 必履修科目になりました。1 さらには
2023年1月5日以降、2億件を超えるTwitterアカウントのデータを公開したと主張する投稿がハッカーフォーラムで行われていたことを複数の報道機関が報じました。*1ここでは関連する情報をまとめます。 自分が影響を受けたのかを確認するには 約2億件のデータに自分のメールアドレスが含まれているか(影響対象か)はHave I beenpwnedを使って確認することが可能。 メールアドレス入力後に「pwned?」をクリックし、「Twitter (200M)」と表示された場合は、今回のデータに含まれている。(それ以外のリークに含まれていた場合は別のリーク情報も表示される。) メールアドレスがリークデータに含まれていた場合にTwitter (200M)が表示。TwitterAPIの脆弱性より流出したデータと主張TwitterAPIに第三者が他人のアカウント情報を取得できる脆弱性が2021年
髙橋洋一メンバーシップ始めました。 https://www.youtube.com/channel/UCECfnRv8lSbn90zCAJWC7cg/join ※iPhoneの方はアプリでは出来ないため、ブラウザより登録お願いします。 サブチャンネル 映画の話チャンネル https://www.youtube.com/channel/UC96k9Yf5CFVlIY1i_JaEsGw?guided_help_flow=3 ニコニコ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▼髙橋洋一ライブチャンネル https://ch.nicovideo.jp/takahashiyoichi ▼チャンネルの入会はこちら! https://ch.nicovideo.jp/takahashiyoichi/blomaga/ar2032690 #高橋洋一 #shein #中国 #クレジットカード #偽造 #
日本でも重視されるべき「公益テクノロジー」とそのための人材2022.10.12 Updated by yomoyomo on October 12,2022, 17:25pm JST 『暗号技術大全』、『セキュリティはなぜやぶられたのか』、『超監視社会――私たちのデータはどこまで見られているのか?』などの著書で知られる情報セキュリティ分野の第一人者のブルース・シュナイアーは、2019年あたりから「Public-InterestTechnology(公益テクノロジー、公益のためのテクノロジー)」という言葉をよく使うようになりました。 その初期に書かれた「公益のためのサイバーセキュリティ」を読むと、インターネットのセキュリティという重要な政策課題について、技術的な観点から議論できる政策立案者がほとんどおらず、また一方で政策立案者と議論できる技術者もほとんどいないことへの危機感が伝わりま
■ 緊急速報:マイナンバー法の「裏番号」禁止規定、内閣法制局でまたもや大どんでん返しか まえがき 個人番号(マイナンバー)を、法定された目的(税とか社会保障とか)以外で他人に対して提供を求めることが禁止されていることは、わりと広く知られており、みんな遵守してきたところだろう。だが、今、どう見ても目的外で提供を求めている(自社サービスの利用者登録の目的とされている)スマホアプリがあるということで、個人情報保護委員会の出方が問われているところ、宇賀説(宇賀克也『番号法の逐条解説』有斐閣)によれば合法ということになるのではないか?(おそらく弁護士らもそれを参考にしていたのでは?)という話が出ているのだが、これについて、番号法(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、平成25年法律第27号)の立案過程で、内閣法制局で二転三転していたことが判明したので、至急、速報的に、こ
2021年3月17日、日本国内のLINE利用者の個人情報に対し、国外から技術者らがアクセスできる状態にあったにもかかわらず、規約上で十分な説明が行われていなかったと報じられました。ここでは関連する情報をまとめます。 何が問題と報じられたのかLINEの(主に日本国内利用者における)個人情報保護管理の不備が報じられた。報道で問題として指摘されたのは国内LINE利用者の個人情報移転先である国名の明記。移転先やアクセスを行う国名は原則として明記を行った上、利用者から同意を得るよう個人情報保護委員会が求めていた。LINEは利用者へ国外で一部利用者情報を取り扱っていたことについて十分な説明ができていないと判断。利用規約において、「利用者の居住国と同等のデータ保護法制を持たない第三国に個人情報を移転することがある」と説明するも国名までは明記していなかった。 今回は管理不備とされる問題が報道で指摘され
消極(facebookも始めた) @depolarization1海外の配信者が投げ銭コメント読み上げ機能を付け、就寝配信していたら「アレクサ、今の私の居場所はどこ」というコメントが投げられ、住所バレするクリップを見た。
ChromeでCookieのSameParty属性の開発が進められている (コミット)。 現在のところ「SamePartycookie attribute explainer」に説明が書かれている。 今回は、CookieのSameParty属性について簡単にメモしていく。 背景 トラッキング対策、プライバシーの観点でサードパーティクッキーは制限する方向に進んでいる。その制限をSame Partyの場合に緩和する仕組みを提供するのがSameParty属性の話である。 例えば、同一主体により運営されているドメインの異なるサイト (例えば、google.co.jp,google.co.uk) 間においては、いわゆる(cross-site contextsで送られる)サードパーティクッキーを許可しようという話です。 もともとは、First-Party Setsを活用しSameSite属性にFi
概略を説明すると、 Catalina の頃からApple がMac ユーザーのアプリ起動ログを勝手に収集していたが、 Big Sur の公開日にログ集約サーバーがダウンしてしまい、そのせいでMac を使えなくなる人が続出して問題が発覚したというもの。 Rebuild の Episode 288 で触れられているので興味がある人は聞いて下さい。 この記事については日本語の翻訳もあってはてブで 500 ブックマークくらいついていたが、どうも機械翻訳されただけのようだったし、一部訳が違うのではと思われるところがあったので自分でも訳してみた。訳を原著者の Jeffrey Paul 氏にメールで送ったので恐らくそのうち本家に日本語訳が追加されると思う。 2020-11-25 9:16 追記 日本語訳追加してもらいました。 起きていることをまとめると以下のような感じだ。Apple はMac
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