http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2014年1月11日)映画『ハンナ・アーレント』に見る 感情の回復と問題の本質的解決をいかに両立するか 映画『ハンナ・アーレント』が、この手の真面目な映画にしては異例ともいうべき連日大入りの大人気ぶりだ。この映画で描かれているハンナ・アーレントによるユダヤ人批判に対するバッシングの嵐にも、そんな側面が見て取れる。 この映画は、600万人とも言われるユダヤ人を強制収容所に送った際の輸送責任者だったルドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴したユダヤ人哲学者アーレントが、雑誌『ニューヨーカー』に寄稿した記事が原作。アイヒマンを「凡庸の悪」に過ぎなかったと評価する一方で、ナチスに協力したユダヤ人指導者たちにも責任の一端があったと指摘したことで、アーレントはユダヤ人社会から裏切り者扱いされ、激しい批判に晒された様子が描かれて

http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2013年11月02日) 山本太郎議員の手紙問題 現政権に「天皇の政治利用」を批判する資格があるか 山本太郎参院議員が秋の園遊会の場で、天皇陛下に直接手紙を手渡した行為をめぐり、賛成反対の両陣営に分かれて激しい議論が巻き起こっている。政府内からも山本氏の行為を厳しく批判する声があがっているようだが、果たして現在の自民党政府に天皇の政治利用を批判する資格があるだろうか。 山本氏の行為に対する批判の中身は、礼を失している、議員にあるまじき行為といった礼儀論から、天皇の政治利用に当たる憲法違反、天皇への請願は内閣を通じて行うことを定めた請願法違反などの法的な問題まで多岐に渡る。足尾銅山の鉱毒問題を訴えるために天皇に直訴を試みた田中正造の話まで引き合いに出して、批判をしたり支持する者もいるようだ。 政府内からも批判

http://www.videonews.com/ インタビューズ (2013年10月27日) 秘密保護法ができれば政府の違法行為を暴くことは不可能に 日米密約を暴いた西山太吉氏が法案を厳しく批判 インタビュー:西山太吉氏(元毎日新聞記者) 沖縄返還の際の日米密約をすっぱ抜き、後に有罪判決を受けた元毎日新聞記者の西山太吉氏が、ビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、現在国会に提出されている特定秘密保護法案が成立すれば、氏が暴いたような政府の違法行為が一切表に出てこなくなる恐れがあるとして、法案の成立は何としても阻止する必要があると語った。 西山氏は、そもそも今回特定秘密保護法案の制定を推進している自民党が、依然として日米密約の存在を認めていないことを厳しく批判した上で、その自民党にそのような法律を語る資格はないと、これを一蹴した。 また、これまで日米関係に関する機密事項は、アメリカ政

http://www.videonews.com/ ニュース・コメンタリー (2013年10月19日) 特定秘密保護法案の本質的な問題は何一つ解決していない 機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ特定秘密保護法案について、与党の自民党と公明党が国民の「知る権利」や「報道・取材の自由」への配慮規定を盛り込むことで10月16日、合意に達した。政府は来週25日には閣議決定の上、国会に提出する予定だと言う。今国会で成立する可能性が現実になってきた。 安全保障や外交、テロ対策に関連した情報を守るために、それを漏らした公務員に、一般的な守秘義務より厳しい罰則規定を設ける必要があるという主張は、ある程度は理解できる。 しかし、政府が主権者である国民から合法的に情報を隠すことを認める法律には、秘密に指定する対象となる情報の明確な基準と、少なくとも事後的にその基準が守られていたかどうかをチェッ

2013年10月22日(火) ■テーマ 「ポジ出し5番勝負、第2戦!国会提出、ちょっと待ってよ!これでいいのか特定秘密保護法案!」 ■スタジオゲスト NPO法人「情報公開クリアリングハウス」理事長の三木由希子さん ジャーナリストの神保哲生さん 総理補佐官で、参議院議員の礒崎陽輔さん メインパーソナリィ荻上チキ アシスタント南部広美 「秘密保全法案の問題点を探る」 2013.09.18 (http://youtu.be/_e98oRJ_mQ4)
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