ことし5月、大阪 羽曳野市の路上で、道路を塞ぐようにロープを張って、自転車で通りかかった男性を転倒させてけがをさせたとして、23歳の容疑者が殺人未遂などの疑いで逮捕されました。調べに対し容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、大阪 藤井寺市のアルバイト、松見優希容疑者(23)です。 警察によりますと、ことし5月31日の夜、大阪 羽曳野市の市道で、道路を塞ぐようにロープを張り、自転車で通りかかった20歳の男子大学生を転倒させ、頭や背中などを打撲するけがをさせたとして、殺人未遂と往来妨害の疑いが持たれています。 ロープは道幅およそ5メートルの道路に70センチのほどの高さで張られていて、大学生は自転車ごと突っ込んで転倒したということです。 警察が詳しく調べたところ、事件の直前、容疑者とみられる人物が道路沿いにある駐車場の出入り口に設置されていたロープを外して道路の向かい側のフェンスに

警察庁は2026年4月から、自転車の交通違反に対して「青切符」を導入する方針だ。反則金の対象として、スマホの「ながら運転」や信号無視など113の違反行為が挙げられている。自転車評論家の疋田智さんは「事故に直結する危険な違反を重点的に取り締まるメリハリが必要だ」という――。 確かに「危険自転車」は目に余る 4月24日に警察庁から「自転車のルール違反にも青切符を導入し、反則金を徴収する」とのリリースが出された。5月24日までパブリックコメント(意見公募)を実施したうえで、来年4月1日から運用を始める方針だ。 この連載でもたびたび書いていたとおり、私は「導入やむなし」と思う。というより個人的に大賛成だ。自転車のルール違反はこのところ目に余るから。その結果、交通事故の中の自転車事故の率は、このところうなぎ上りとなっている。 今回の警察庁案は113項目の具体例について、反則金の額が提示された。 発表

高速料金「一律500円に」 国民民主幹部が提案、石破首相困惑 時事通信政治部2025年03月21日17時57分配信 参院予算委員会でうつむく石破茂首相=21日午後、国会内 国民民主党の浜口誠政調会長が21日の参院予算委員会で、高速道路料金を原則一律500円とすることを提案した。石破茂首相は「あまりにユニーク、斬新な提案で即答できる能力がない」と困惑しつつ、否定的な見解を示した。 休日割引、3連休も除外 さらなる渋滞緩和図る―高速道路 浜口氏は東名、名神などの主要高速道路に限り、乗用車は利用距離にかかわらず「ワンコイン500円の定額制の料金」とする持論を披露。観光振興や物流コストの低減などにつながると訴えた。浜口氏はトヨタ労組出身。 首相は「混むところは土地の値段も高い。全国一律は本当に正しいのか」と答弁。浜口氏は「1年間の社会実験」とすることも提起したが、首相は「実験にしてはあまりに規模

都市部のショッピングモール駐車場の出口などで、公道に出る際、「左折のみ」と表示しているケースは少なくありません。右折で公道に出ると危険度が増すことに加え、渋滞が起きやすいことから「左折のみ」になっているわけですが、しかし、こんな場面で「意地でも右折する!」とばかりに道を塞いでしまうクルマも。結果的に、駐車場の後続車たちは大行列。場合によってはすぐ目の前の公道を塞いでしまうこともあります。この「絶対右折するマン」たちは果たしてどんな運転心理を抱いているのでしょうか。 【写真】全然違う! これが「右折したら法的にアウト」になるケースです その心理状態を探る前に、まず大前提として「左折のみ」「右折禁止」といった駐車場の表示、実は道路交通法で定められた標識ではないため、仮に従わなかったとしても道路交通法違反にはならない――交通心理士で近畿大学物理工学部准教授の島崎 敢先生はこう解説します。 「コン

【読売新聞】 埼玉県八潮市で県道が陥没してトラックが転落した事故で、県が設置した復旧工法検討委員会の森田弘昭委員長(日大教授、土木工学)が6日、読売新聞の取材に応じた。安否がわからない70歳代の男性運転手の救出に向け、下水の利用自粛

自民、公明、国民民主3党が11日、ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止で合意した。暫定税率は本来、全国の道路整備の財源不足に対応するために昭和49年に導入され、現在はガソリン1リットルあたり、本来のガソリン税28・7円に加え、25・1円の暫定税率が上乗せ徴収されている。 ガソリン税は、「揮発油税及び地方揮発油税」の総称で、昭和24年に1リットルあたり28・7円で定められた。49年に、当時の田中角栄政権が道路整備の財源不足に対応するため暫定税率を導入。2度のオイルショックなどを経て徴収額が2度引き上げられ、54年以降は25・1円が加算されるようになった。 平成元年の消費税導入時には、ガソリン税が含まれた小売価格に消費税が課されることになり、二重の課税状態が続いている。 暫定税率は延長措置が続けられてきたが、20年3月末の期限切れを前に、19年に民主党(当時)が廃止の方針を打ち出した。2

歩道に駐車されていたモペット。ナンバープレートやミラーなどが付いていないため、このままでは公道を走ることはできない=東京都新宿区で2022年5月15日午後0時46分、高井瞳撮影 改正道路交通法が17日、参院本会議で可決、成立した。改正道路交通法では、電動モーターで走る「モペット」について、ヘルメットの着用などが必要な原付きバイクに当たると明記した。モーターを止めてペダルのみで走行した場合も該当する。公布後、6カ月以内に施行される。 モペットはこれまで、警察庁の通達に基づいて原付きバイクに当たるとされてきた。公道の走行は運転免許やナンバープレート、ミラーやヘルメットの着用が必要となっている。 一方で…

今年4月から、高速道路における大型トラックの最高速度が時速80キロ→90キロに引き上げられました。この変更に対し、「事故が増えるのでは」と懸念するドライバーが一部みられます。ですが、自動車ジャーナリストの筆者は「事故の増加にはつながらなさそうだ」と考えています。また、想定される「最悪シナリオ」は、安全面の他にあると見ています。事故増加ではない懸念点とは、一体何なのでしょうか――。(自動車ジャーナリスト 吉川賢一) 大型トラックの最高速度が 「時速80キロ→90キロ」になったワケ 4月1日から、高速道路における大型トラック(大型貨物自動車)の最高速度が、これまでの時速80キロから時速90キロに引き上げられました。大型トラックの速度規制変更は、1963年に日本で高速道路が開通して以来、初めてのことです。 大型トラックの最高速度が引き上げられた最大の理由は、「物流2024年問題」に対処するためで

ドライブレコーダーが、帰宅ラッシュの時間帯に起きた事故の瞬間をとらえた。 交差点を通過しようとした次の瞬間、横断歩道を渡ろうとした自転車とトラックが衝突。自転車の運転手の体は宙に浮き、前方へ飛ばされた。 目撃者「ガシャーンと音がした。3メートルぐらい飛んだ」 事故は4日の午後5時過ぎ、東京・北区王子警察署の目の前で起きた。 対向車側の前方からは、自転車に乗った1人の男性。 交差点でスピードを緩めた次の瞬間、横断しようとしたのか、自転車は急に進路を変えると、後ろから来たトラックと衝突。 当たった衝撃で大きく飛ばされた男性は、道路上に横たわり、そのまま動く様子がない。 周囲の人が心配そうに駆け寄る。 目撃者「あっと一瞬のことですよね。よくあれで無事だったなと思う。(自転車の運転手に)大丈夫か? 頭打ってないか? って。反応があって、特にけがというけがはなかった...」 その後、男性は救急車で

信号機のない横断歩道で歩行者がいる場合、車には一時停止する義務があります。(道路交通法 第38条第1項)『信号機のない横断歩道での車の一時停止率』のランキングを見てみると、1位は長野県。石川、栃木と続き…

中央分離帯に“無許可バナナ” ついに撤去 「バナナに罪はない」 勝手に育てた男性はその後... 福岡・久留米市 異様な雰囲気を漂わせるのは、福岡・久留米市の中央分離帯に植えられた“無許可バナナ”。 13日、ついに伐採の日を迎えた。 バナナを植えた男性「さみしいですね...さみしいですよ、あんなきれいなバナナが...」 中央分離帯で勝手にバナナを栽培する行為は、道路法違反にあたり、懲役1年以下または50万円以下の罰金を科せられる可能性がある。 13日の撤去作業は、バナナが中央分離帯にあるため、道路の1車線を通行止めにして行われた。 2年間、毎日2回の水やりを欠かさず、大きく成長した3株のバナナ。 久留米市は、無断で育てていた50代の男性に対し、3メートルほどにもなるバナナの葉が、車の通行の妨げとなり危険だとして伐採を求めていた。 たわわに実ったバナナは、大切そうに男性自らの手で切り落とされて

29日午前、福井県永平寺町で全国で初めて特定の条件下での完全な自動運転「レベル4」の運行を行っていた車両が、走行中に道路脇にあった自転車に接触する事故がありました。けがをした人はいませんでしたが、運行する町の第三セクターは、安全が確認されるまでは運行を中止することにしました。 29日午前10時半ごろ、永平寺町志比の町道で、自動運転を行っていた車両が、道路の左側に駐輪してあった自転車と接触しました。 警察や町によりますと、当時、この車両には4人の客が乗っていましたが、けがをした人はいなかったということです。 永平寺町では、ことし5月から、町道のおよそ2キロの区間で時速12キロ以内で走るなど、特定の条件のもとで完全な自動運転「レベル4」の車両の運行が全国に先駆けて始まっていました。 車両には、障害物を避けるためのセンサーやレーダーが取り付けられていたということで警察は事故当時の状況を詳しく調べ

ランニング中に濡れた苔に滑って重傷を負ったとして、50代の男性が道路を管理する福岡県那珂川市に損害賠償を求めた裁判で、福岡地裁は市に280万円あまりの賠償を命じる判決を下しました。「道幅一帯に苔が生えた状態にあるのを看過した」などと市の責任を認めました。 【写真で見る】道路を管理する那珂川市に賠償命令 5メートルほど坂道を滑落男性は3年前、福岡県那珂川市の市道を朝ランニング中に、濡れた苔の上で滑って尻餅をつきました。その弾みで、5メートルほど坂道を滑り落ち、肋骨を折る重傷を負いました。市に慰謝料や後遺障害などおよそ1650万円の損害賠償を求めていました。判決によりますと、男性がけがした場所は、山地を切り開いて舗装された市道で、5メートルにわたり苔が歩道表面を薄く覆っていたということです。男性は、▽崖からの漏水が歩道部分にまで及び、湿ったままで転倒しやすい状況だった▽歩道を走る市民は多数いて

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