国交省がアポなし立入検査行った理由は? 2025年10月17日金曜日に中野洋昌前国交大臣は閣議後の会見で「総点検」の結果を公表しました。 【画像】これがEVモーターズ・ジャパンの扱う「EVバス」です!(17枚) この「総点検」とは、国交省がEVモーターズ・ジャパン(以下、EVMJ)に対して同年9月3日に命じていたもので、EVMJがこれまで販売してきた317台すべてのバスを点検しなさいという指示でした。 EVMJが扱う中国3社(ウィズダム、恒天、愛中和)のEVバスは万博輸送用に大阪メトロに納車されたもの以外に、全国各地のバス事業者に納車されておりいずれも多くの不具合が発生しています。 不具合が原因で事故が起きた場合,人命に関わる事態を引きおこす危険性もあります。 そこでEVMJは国交省の指示を受けて9月9~12日の4日間で全国のバス事業者に社員を派遣して、点検を行いました。 総点検では317

著者プロフィール 山口伸 経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_ ホテル代の高騰や夜間の移動ニーズの高まりを受け、車中泊や夜行バス、複合カフェといった新しい宿泊・仮眠サービスが注目されている。今回は、こうした低価格で便利なサービスの最新事情を見ていく。 ロードサイド店舗で「車中泊」サービスローソンは7月から房総半島の複数店舗で車中泊サービスを開始した。ロードサイドの駐車場が広い店舗が対象だ。スーパー銭湯が近くにあり、民家から離れているなどの諸条件を基に選定したという。キャンピングカー普及を目的とする業界団体、日本RV協会が認定する「RVパーク」の実証実験として2026年6月末までサービスを提供する。 利用料金は1区画につき25

イヤホンを装着して自転車に乗っていた男性は何度も警察から呼び止められた=大阪府内で2025年9月18日午後2時18分、露木陽介撮影大阪府内で暮らす会社員の男性(44)は、日常生活でイヤホンが欠かせない。必要な音を聞き取ることが難しい症状があり、装着して周囲の雑音を消さないと支障が出るからだ。自転車に乗っている時も外せない。しかし、2026年4月施行の改正道交法でイヤホンを着けての運転が反則金(青切符)の対象になる。 「自分は検挙されるのか」。新たなルールを前に、男性は不安を募らせる。 男性には「聞き取り困難症・聴覚情報処理障害(LiD/APD)」と呼ばれる症状がある。 聴覚で音を理解する際に何らかの問題が生じているとされ、聞き返すことが多かったり、雑音が多い環境で聞き取りが難しかったりするなど不都合が出てしまう。 知られぬ症状 音自体は聞こえるため難聴とは異なり、聴力検査では「正常」と

札幌市営地下鉄に今夏、車内が暑すぎるとの苦情が相次いだ。全国の地下鉄で唯一ゴムタイヤを採用しており、積載できる重量が限られているため、冷房装置を取り付けられない事情がある。市は対応に苦慮している。 【動画】「さっぽろオータムフェスト」開幕 道内のご当地グルメや特産品が大集合 市交通局に6~8月に寄せられた暑さに関する意見は143件で、昨年同期の数件を大きく上回った。「サウナ状態」「地獄のよう」との声もあった。通学で利用する東海大札幌高1年の近藤斗渉(とわ)さん(15)は「8月は特につらかった。エアコンを早く設置してほしい」と訴えた。 札幌管区気象台によると札幌市中央区は今夏、最高気温が30度以上の真夏日を35日観測し、過去最多を更新。地下鉄車内は日光が当たらず夏は屋外より涼しいとされ、市は温度を測定していないが、試験測定で運転席が30度を超えた日があった。車内も多くの日で30度を上回ったも

羽田空港で働く21歳の保安検査員が、手荷物検査中に乗客の現金9万円を盗んだとして、警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、羽田空港で航空会社から委託を受けて保安検査を行っている警備会社の社員、松本龍容疑者(21)です。15日、検察庁に送られました。 警視庁によりますと、13日午後6時半前、羽田空港第1ターミナルの国内線の保安検査場で、30代の乗客の現金9万円を盗んだとして窃盗の疑いが持たれています。 乗客が手荷物検査の際にリュックなどと一緒に現金をトレーの上に乗せて検査を受けていたところ、案内を担当していた容疑者が現金をとって自分のワイシャツのポケットに入れ、近くのトイレの個室の補充用トイレットペーパーの芯の中に入れて隠していたということです。 検査を終えた乗客が、現金がなくなっていることに気づいて別の保安検査員に伝え、警視庁が調べたところ防犯カメラに不審な動きをする容疑者が写っていたと

【読売新聞】 国土交通省は、荷物を玄関先に届ける「置き配」の活用を進めるため、オートロック付きマンションへの配達を効率化する支援に乗り出す。配達員が共同玄関を解錠できる共通のシステム開発費用を補助する。再配達を減らして人手不足に対応

JR東日本をはじめ、地下鉄・私鉄が行き交う新宿駅は、世界で最も利用者数が多い駅としてギネス世界記録に認定されている。複数の路線が乗り入れ、駅の構造が極めて複雑であることから、「迷宮」とも呼ばれてきた。 こうした不便さを解消するために、新宿駅では数十年にもわたり工事が続けられ、姿を変え続けてきた。 少し前には、JRの東口と西口を結ぶ工事が進められ、改札内外の構造が大きく刷新されたばかりだ。さらに最近では、新宿西口エリアでの再開発も始まり、小田急百貨店の建物が姿を消す一方で、その地下では通路の動線が頻繁に切り替えられている。 新宿駅は、一体どのように生まれ変わるのか。本稿では、その再開発後の姿を考察していきたい。 新宿駅が抱えていた課題 不便さを解消するための対応として、新宿駅では長年にわたって大規模な再整備が進められてきた。

道路交通を安全にするための自転車の違反に対する「青切符」導入がかえって事故を増やす?プロとして自転車を使う現役ウーバー配達員が解説します 提供=筆者自転車の青切符導入まで9カ月 違反行為と反則金の一覧表 2026年4月1日から「自転車の青切符(交通反則通告制度)」が施行される。具体的な反則金額は、スマホを使用するなど「ながら運転」は1万2000円。信号無視は6000円。歩道通行や逆走は6000円。一時不停止は5000円。傘差し、イヤホンで音楽、無灯火は5000円。二人乗りや並んでの走行は3000円……。 これらの反則金の中で、特に注目を集めているのが「歩道通行」への反則金だ。ネットには「車が恐いから歩道を走ってる」「子どもを乗せたお母さんや高齢者も車道を走れと?」といった不安と不満の声で溢れている。

航空機内でモバイルバッテリーから発煙・発火する事案が起きていることから、国内の航空会社と国土交通省は、機内に持ち込む場合は座席上の収納棚に入れず、手元で保管することなどを呼びかけることになりました。 スマートフォンやタブレット端末で使われるモバイルバッテリーの内部にあるリチウムイオン電池は、衝撃による発火のおそれなどが指摘されています。 国土交通省によりますとこうした事案は航空機内でも起きていて、ことし1月に韓国の空港で旅客機が炎上した事故では、韓国の事故調査当局が座席上の収納棚にあったモバイルバッテリーの発火が原因となった可能性があると指摘しているということです。 国内ではことし4月、ホノルル空港を出発した旅客機の中でモバイルバッテリーから火花が出て、羽田空港に緊急着陸しました。 こうしたことを受け、国内の航空会社と国土交通省は機内に持ち込むことができるモバイルバッテリーについて、8日か

物流のドライバー不足が懸念される中、国土交通省は再配達を減らすため、宅配便の基本ルールを定めた「標準運送約款」の見直しに向けて検討を始める。在宅や不在に関わらず、「置き配」を標準サービスとし、手渡し…

警察庁は17日の参院内閣委員会で、2024年の電動キックボード関連の交通違反の検挙数は4万1246件だと明らかにした。立憲民主党の石垣のり子氏への答弁。総務省は電動キックボードの24年4月時点での登録台数は約2万2千台だとしており、石垣氏は「登録数の1.8倍というのは違反ありすぎ」と述べ、1台当たりの違反が多いとの認識を示した。坂井学国家公安委員長は対策を充実させる考えを示した。 電動キックボードは、23年7月の規制緩和で16歳以上であれば免許なしで運転できるようになった。石垣氏は移動手段のシェア(共有)サービスの広がりによって台数、事故、違反が急増しているとして、自転車と比較した状況をただした。 警察庁は24年の数字について、電動キックボード関連の事故は338件、違反の検挙数は4万1246件、自転車関連の事故は6万7531件、違反の検挙数は5万1564件だったと明らかにした。石垣氏は、国

2025年6月5日、国土交通省は日本郵便の一般貨物自動車運送事業許可について、約2500台分の取消処分を検討すると同社に通知しました。貨物輸送の安全を揺るがす事態として中野洋昌国土交通大臣は「極めて遺憾」と厳しく指摘、全国的な配送網の混乱回避を強く求めています。以下、本件の概要と原因について考察します。 文:ベストカーWeb編集部、写真:AdobeStock 【画像ギャラリー】一カ月で「飲酒運転20件」はさすがにひどい…物流問題についての画像ギャラリー(3枚)画像ギャラリー 「点呼」の形骸化が事故につながる 日本郵便は2025年4月23日、全国3188局の点呼実施状況を調査した結果、75%にあたる2391局で飲酒確認や健康状態チェックが不適切だったと国交省に報告しました。帳票偽造や後付け記録が横行し、「帳票が整っていれば遵守されているだろう」という本社・支社の性善説的管理が実態把握を妨げた

羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの子会社が、元衆議院議員の長男が社長を務める会社に利益供与していた問題で、国土交通省は全国の空港のビル運営事業者に対し長男の会社などとの間で不適切な取り引きがなかったか報告を求める方針です。 この問題は日本空港ビルデングの子会社、ビッグウイングが羽田空港のターミナルビルで展開するマッサージチェア事業などを通じて自民党の古賀誠 元幹事長の長男が社長を務めるコンサルティング会社、アネストに利益供与していたものです。 問題を受けて国土交通省は全国の空港のビル運営事業者に対し、アネストやほかの会社との間で不適切な取り引きがなかったか、1か月をめどに報告を求める方針です。 ビル運営事業者だけでなく、その子会社の取り引きも含めて確認するよう要請するということです。 この問題をめぐっては、国土交通省は、5月12日に空港利用者の信頼を損なうものと言わざる

警察庁は2026年4月から、自転車の交通違反に対して「青切符」を導入する方針だ。反則金の対象として、スマホの「ながら運転」や信号無視など113の違反行為が挙げられている。自転車評論家の疋田智さんは「事故に直結する危険な違反を重点的に取り締まるメリハリが必要だ」という――。 確かに「危険自転車」は目に余る 4月24日に警察庁から「自転車のルール違反にも青切符を導入し、反則金を徴収する」とのリリースが出された。5月24日までパブリックコメント(意見公募)を実施したうえで、来年4月1日から運用を始める方針だ。 この連載でもたびたび書いていたとおり、私は「導入やむなし」と思う。というより個人的に大賛成だ。自転車のルール違反はこのところ目に余るから。その結果、交通事故の中の自転車事故の率は、このところうなぎ上りとなっている。 今回の警察庁案は113項目の具体例について、反則金の額が提示された。 発表

大阪メトロは、大阪・関西万博の会場に来場者を運ぶ自動運転のシャトルバスが、手動運転に切り替えて停止していたところ動き出し、コンクリートの壁に接触する事故があったことを明らかにしました。当時、バスは回送中でけが人はいませんでしたが、原因が明らかになるまで同型のバスの運行を取りやめるとしています。大阪メトロは大阪・関西万博にあわせて、夢洲の万博会場と会場北側の人工島、舞洲に設けられた駐車場とを結ぶ10キロ余りの区間で自動運転のシャトルバスを運行しています。大阪メトロによりますと、28日の午後4時半ごろ、舞洲のバスの待機場で、手動運転に切り替えて停止していたバスが、運転手が運転席から離れている際に動き出し、コンクリートの壁に接触する事故があったということです。 当時、バスは回送中で運転手しか乗っておらず、けが人はいないということです。 運転手は「適切な手順で停止の操作をしていた」と話している

開幕日ににぎわう大阪・関西万博の会場。手前は東ゲート=大阪市此花区で2025年4月13日午後0時1分、本社ヘリから北村隆夫撮影大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は14日、開幕初日(13日)の入場者数が11万9000人だったと明らかにした。14万人以上が事前予約し、当日券も販売したが、悪天候に加え、会場や交通の混雑などが影響した可能性がある。 万博協会は「並ばない万博」を掲げ、デジタル化を推進。インターネットによる入場券の販売や事前予約制を導入した。前売り券の販売枚数が目標を下回り、当日券も販売することになり、13日は午後5時から入場可能な夜間券などを売り出した。 13日は風雨が強かったが、会場には長い列ができた。東ゲート付近では通信障害も起き、入場やパビリオンの当日予約などに支障が出た。一部のターミナル駅や主要駅発着のシャトルバスは混雑した。【岡崎英遠】

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