フジテレビの第三者委員会の調査報告書で「性暴力」を認定された元タレント中居正広氏の代理人弁護士は12日、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論し、中居氏の人権救済のため第三者委に証拠の開示を請求すると明らかにした。 代理人の文書では、中居氏は3月9日、約6時間にわたり第三者委のヒアリングに応じたが、発言内容が報告書にほとんど反映されなかったと指摘。一方的な伝聞証拠などを基に事実認定が行われたとして「中立性・公平性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損なった」と主張した。 3月末に公表された報告書は、中居氏とフジの女性アナウンサー(当時)とのトラブルを「『業務の延長線上』における性暴力」と認定。女性側はトラブルに関する示談契約の守秘義務解除に応じる意向を示したが、中居氏側は応じなかったと記した。それについても代理人は「中居氏は当初、守秘義務解除を提案し

元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子(62)が6日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜午後8時54分)に生出演。中居正広氏の女性トラブルに端を発した「フジテレビ問題」について、自身の見解を述べた。 【写真】「憧れのミスDJ座談会」3ショット 生討論では、なぜ被害女性Aが中居氏の自宅に行くのを拒めなかったのかを論点とした。長野は「私、嫌だったら行かないと思うんですけど」と前置きした上で「やはりこの問題点って、女性アナウンサーでもいろいろいるので。私みたいなのもいるわけですよ。会社の中で例えば今回、いろんな社員の話を聞くと、よい仕事をするよりも、有名人とか政治家とか、太いパイプを持ってる方が評価される空気があったって、結構多くの社員から聞いて」と切り出した。 そして「ことさら、気にする人は、断りづらいと思ったのかもしれません」と推察した。 仮に中居氏からの誘いを上司に相談しても

フジテレビの港浩一前社長が、かつてバラエティ番組で起きた事故の隠蔽に関わっていたことがわかった。ジャーナリストの中川一徳氏が『文藝春秋』(2025年3月号)に寄稿した「日枝久フジサンケイグループ代表への引退勧告」で、入手した内部文書をもとに詳しく記している。 火渡りをした男性が重篤な火傷で多臓器不全 問題の番組は2004年1月19日深夜に放送された「退屈貴族」だ。退屈な表情を装うタレントに刺激的な映像を見せ、表情を変えたものは画面から消えるという内容。この日は、74歳の男性が多摩川の河川敷で、灯油をまいて火をつけた段ボールの上を歩く映像が放送された。 ロケは2003年12月4日夕方に行われた。スタッフが見守るなか、男性は10歩ほどで激痛に我慢できず、燃え盛る段ボールから離れたが、大火傷を負った。ところが、スタッフは病院に連れていくことなく、タクシーに乗せて自宅に送っていっただけだった。その

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村上誠一郎総務相は4日の衆院予算委員会で、フジテレビの一連の問題に関連して、放送局に重大なコンプライアンス違反があった場合でも電波法上は「放送免許の取り消し事由として規定されておらず、これによって免許を取り消すことはできない」と述べた。日本維新の会の藤巻健太氏への答弁。 また、フジテレビを巡ってはCMスポンサー離れが指摘されている。村上氏は放送局が経営難に陥った場合の放送免許の扱いについて、免許取得時は「放送業務を維持するに足る経理的な基礎を有していなければ与えられない」とした一方、免許を得た後については「経理的な基礎を欠くことが電波法上、取り消し事由と規定されておらず、免許を取り消すことはできない」と語った。【小田中大】

1月27日の午後4時から始まったフジテレビのやり直し記者会見。17日の記者クラブのみに限定された会見が批判を呼んだため、今回はオープンで行われた。ところが、会見が終了したのは翌日の午前2時半過ぎ……。10時間半に及ぶ会見となった原因の一つがフリーランスのジャーナリストといわれる。 【写真】「なんで私を当てないの!」「もっとちゃんと答えなさい!」。親の仇でも見るような目つきで壇上のフジテレビ幹部を睨みつける「東京新聞・望月衣塑子記者」 *** 会見はフジテレビの「Live News イット!」で生中継された(被害者のプライバシーを守るため10分遅れで放送)。午後7時からのバラエティ「ネプリーグ2時間SP 各局出身アナウンサーNo.1決定戦2025」、同9時からのドラマ「119エマージェンシーコール」、同10時からのドラマ「秘密〜THETOP SECRET〜」(関西テレビ制作)、同11時から

参加者を限定し、動画撮影すら禁じた「クローズド」会見から10日。一転して「フルオープン」となったフジテレビの会見は、10時間以上続く異例の事態となった。 17日の記者会見が「説明責任を果たしていない…

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