今回の特集は幻冬舎より『魔法律学校の麗人執事』第1巻が2025年8月20日に、そして第2巻を同年10月29日にと立て続けに発売された新川帆立先生です。さらになんと、同年12月24日には第3巻も刊行予定と、破竹の勢いでシリーズ刊行される新川先生は、第19回「このミステリーがすごい!」大賞受賞(『元彼の遺言状』)、第38回山本周五郎賞受賞(『女の国会』)と、文芸作家さんとして著作を刊行されてきましたが、このたび「ライトノベル」に挑戦したということで、その理由や、本作『魔法律学校の麗人執事』の設定やキャラクターに関する様々なお話をお伺いしました! 【第2巻あらすじ】 野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。生まれ育った修道院を救うため、魔法の天才・条ヶ崎マリスの執事になるがーー。「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」 ご主人は傍若無人で傲岸不遜、名門一家の御曹司だった。椿はマリス


最近出版されている、ネット発の異世界ファンタジーに、骨太な作品が増えている。本条謙太郎の『汝、暗君を愛せよ』も、その一冊といえるだろう。主人公の“ぼく”は、異世界の大国サンテネリ王国の若き国王、グロワス十三世に転移。これだけ見れば、よくある異世界転生ものだ。しかし“ぼく”が転移した切っかけは、自殺によってである。 現代の日本で小さな広告代理店に数年勤めていた“ぼく”は、父親の死によって実家の造園会社を継いだ。幾つも営業所を持つ、かなり大きな会社である。最初はやる気があったが、新規開拓も新事業も上手くいかず、十年経つ頃にはお飾り社長になっていた。そして発作的に、自宅のマンションの三十一階から飛び降り自殺をしたのである。 だが、死は終わりではなかった。なぜか目覚めてみれば、王になって一年のグロワス十三世に転移(精神憑依?)していた。しかし状況は最悪だ。先代の戦争により、軍はボロボロ。王国は巨額


最近、なろう系のTL小説買ってるけどやたら値段高いなって思う 悪役令嬢転生物とか貴族令嬢が王子とか公爵とイチャイチャするような奴を主に読んでる 大体はなろうテンプレのストーリーばかり それなのに値段は1200円オーバーとかクソ高い 1500円近くなのも割とある電子書籍でこの値段 紙なら更に+100円とかとられる SAOとかそこら辺のラノベの2倍の値段するじゃん 作者を応援する意味でも買ってるけど、何であんなに高いんだろうねー せめて、電撃文庫とか一般的なラノベの価格ならもう少し買いやすいのに 鈍器ぐらいのページ数なら1500円でも納得するけど、あのページ数と内容じゃなぁ…… レーベルにもよるんだろうけど、たまに安い1000円以下のやつもあるし もしかして、無料で公開してるのを書籍化した奴は元を取るために高いとか? 試しに持ってるやつ確認したけど ・1500円で290ページ ・1300円で

平均年収について まず、最初に平均年収について触れたいと思います。 番組が根拠にしているデータ自体はよくわかりません。もちろん、私の年収ではないので、別のところから手に入れた数字でしょう。 実態と乖離しているデータなのは間違いありません。 番組にカロリー・睡眠データを提出、そしてインタビューを受けた人間として、そのことについては「トップ層だけの平均じゃないですか」などといった回答をしていて、私の平均年収も例に出して否定しています。 ツイートの画像だけ見れば誤った情報だけを出しているように見ますが、否定意見もちゃんと取り上げているので、気になる方は映像の方もチェックしてみると良いのではないでしょうか。 参考までに私が作家業で去年稼いだ金額をお伝えします。 サラリーマンの平均年収を少し超えるぐらいでした。年収1000万円すら遠い話ですね。 去年、作家業(個人出版)で稼いだ年収はこちら。 カロリ

「純文学とラノベの違いは?大衆小説と真の芸術は何が違うのか。調べてみました!いかがでしたか?」 こういうのしかでてこねーんだけど。 いや違うだろ。 そう思いつつも 「私小説っぽいラノベもよみてーな」と検索した 「私小説・文学・ラノベの違いは?いかがでしたか?」 こういうのしかでねーんだけど なんで? たとえば「涼宮ハルヒはキャラクター小説の側面を組み込んでいるけど、作者の私小説的な部分も割と含まれてますよ」ってどっかのインタビューかあとがきに書いてなかったっけ? 純文学の定義って別に「超高尚!読んでると自慢できる!」とかじゃないでしょ。 どうせ太宰の人間失格みたいのさえも「これは超有名で教科書にも乗ってるから純文学!!!」って感じなんでしょ? ふざけんなよどう見ても大衆娯楽の私小説だろーが。 まあ流石に山田風太郎の忍法帖まで純文学だと思ってるアホはいないだろうが……いないのか? いやあそこ

1 失われ続けることをそれでも肯定したい<あなた>へ 突然ですが、十年前、あなたは何をしていましたか? ほんの少しだけ、お時間をください。目を閉じてください。 そうしてまぶたの裏に宿る景色を、思いだしてみてください。 苦しかったですか。楽しかったですか。いまよりほんの少しだけ若く、それでいて決して取り戻せない年月の重みに、震えていましたか。 あなたは、何を心に描きましたか? 叶うことのなかった、恋について考えましたか? それとも高い倍率をくぐり抜け、就職した時のことを考えましたか? あるいは奴隷のような労働に疲れて、貯金の残高ばかり気にしていた時のことを考えましたか? 夢は、叶いましたか? 幼い頃に夢見た世界を、あなたは手にしましたか。 それとも夢に見たものを掴んで、逆に失望しましたか。 あるいは夢も希望もない、ただ死ぬだけだと、割り切っていましたか。 私はそれらのすべてを経験しました。

かなりベテランの作家さんが「読者からの反応が無くなった。これは自分の小説が面白くなくなったということだから辞める」という趣旨の長文を書いて無期限の活動休止をされるということがありました。これには「そもそも感想って書きにくい」や「読者に感想を強要するようで嫌」、「黙って辞めろ」などの批判意見があり、肯定的なものでは「やはり感想がないとつらい」や「報酬があってこそ制作の意味がある」などがありました。 しかしながら、多くの作家が辞めていくことに特に理由など必要ではなく、辞めたくなったらただ辞めるのみであるというのは、当然のことというか、強制されて書かされているのでない以上は自然発生するものであるというのは知っておいて良いことかと思います。 とはいえ、それと呼応するかのように同タイミングで流れてきた超ベテランの作家さんによる「知り合いが自分の小説を読んでいなかったことがショックだった」という回想に

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