【エルサレム共同】支援物資を積んでパレスチナ自治区ガザを目指しているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらの船団のうち1隻に無人機とみられる物体が衝突した。船団が9日、SNSへの投稿で明らかにした。乗船者は全員無事だとして「平和的な試みへの妨害には屈しない」と強調した。

【ロンドン共同】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(22)らを乗せた「グローバル・スムード船団」が8月31日、飢餓に苦しむパレスチナ自治区ガザに支援物資を届けるため、スペイン・バルセロナを出発した。AP通信によると、約20隻に44カ国の活動家が乗る大規模な船団。15日ごろのガザ到着を目指す。 【写真】歴史が生んだ「世紀の難問」…イスラエル、パレスチナの争いはなぜ始まった 後にイタリアやチュニジアからも船が合流し、最終的に70隻ほどになるという。グレタさんは6月にもガザを目指したが、イスラエル当局に船が拿捕され、イスラエルから国外退去となった。 船団は食料、水、医薬品などを積み、海上の人道回廊開設を目指している。

「潜入調査 ネット極右の正体」ジャーナリストのヴィングレンは白人至上主義に傾倒する男性を装ってSNSアカウントを作成し、ネオナチ組織のSNSに潜入。ネット上の情報を駆使してリーダーの“ヴィンセント”の住所をつきとめ、その活動と人物像の調査を進めると彼がロシアに雇われている可能性が浮上する。ヘイト拡散を許容する巨大IT企業の対応についても専門家に取材。原題:Hacking Hate/スウェーデン・デンマーク・ノルウェー 2024

ロシアのプーチン大統領は16日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、ロシアは何の問題もないと述べ、態度を軟化させたとも受け止められる発言をした。ロシア プーチン大統領(ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」首脳会議での発言) 「皆さんにお伝えしたいことは、ロシアはこれらの国々(スウェーデンとフィンランド)との間に何の問題もないということだ。だからこの点で、これら国々の加盟による(NATOの)拡大はわれわれにとって直接的な脅威にはならない。 だがこの領土への軍事インフラの拡大は、確実にわれわれの対抗措置を誘発するだろう。それ(対抗措置)がどのようなものになるかは、われわれにとってどのような脅威が生じるかを見極める」 この発言は、これまでの主張を大きく転換するものと受け止められている。ロシアは何十年にもわたってNATOの拡大をロシアの安全保
(CNN) 北欧のフィンランドとスウェーデンが、北大西洋条約機構(NATO)の加入に近く踏み切る可能性が出て来た。 【映像】大破した「世界最大の航空機」、動画で見る現在の姿 ウクライナ 複数のNATO当局者は10日までにCNNの取材に応じ、両国の加盟に関する議論はロシアによるウクライナ侵攻以降、極めて重大な意味合いを帯びるようになったと明かした。 米国務省の複数の高官は、この問題は先週開かれたNATO外相会議でも取り上げられたとした。フィンランドとスウェーデンの両国外相もこの会議に加わっていたという。 NATO当局者は、両国の加盟問題の議論が出てきたことはウクライナへの侵攻がNATOの同盟関係を再活性化させたり、一体感を強めたりするだけの結果をもたらしたことを意味すると指摘。ロシアのプーチン大統領が侵攻で狙っていたNATO拡大の阻止とはまさに正反対の事態が到来したことになるとした。 プーチ

性の先進国であるスウェーデンでは、セクソロジー(性科学)の研究が盛んで、セックスレスに対する心理療法も多様だという。そんなスウェーデンで活躍するセクソロジスト(性科学者)のマーリン・ドレヴスタム氏に話を聞く機会を得た。前編「『セックスレス』を改善するには?スウェーデンの著名な性科学者がアドバイス」では、セックスを拒否される側、する側へのアドバイスを教えてもらったが、後編となる本記事では、日常的なコミュニケーションなど、セックスを拒否するパートナーへの接し方の注意点を紹介する。 夫婦でも「親密」であるとは限らないドレヴスタム氏によると、セックスレスのカップルの多くは性欲の度合いがミスマッチであり、そうしたカップルに足りないのは「intimacy(親密さ)」だという。「親密さ」という概念はWHOが規定するセクシュアリティ(性のあり方)にも記されており、スウェーデン政府も以下のように定義している


「ジムや図書館に行かず、パーティーはキャンセルを」 そう訴えたのは、スウェーデンのロベーン首相。11月16日、新型コロナウイルスの感染急増を受け、規制強化し、9人以上の集会を禁止すると発表した。 他の欧州各国が都市封鎖(ロックダウン)を行うなか、スウェーデンは行動制限を行わない独自路線を続け、注目されていた。 「政府は経済や人々の精神面への『副作用』が大きいが、感染抑制の根拠に乏しいと見て、ロックダウンをしなかった。国民が自発的に行うことに期待して、ソーシャルディスタンスの確保や在宅勤務などを呼びかけてきた」(現地記者)マスクをめぐる対応も他の国とは違った。「マスク着用はパニックや根拠のない安心感を広める」として、勧めなかったのだ。 「今もマスクを着けずに出歩く人がほとんど」(同前) そんな対策の陣頭指揮をとってきたのが、公衆衛生庁の疫学責任者、アンデシュ・テグネル博士(64)。 テグネ

新型コロナウイルスの感染対策として、比較的緩やかな独自の取り組みを続けてきた北欧のスウェーデンでは、感染の急速な拡大を受けて、9人以上が集まることを禁止する措置を発表し、規制の強化を迫られる事態となっています。 北欧のスウェーデンでは、イギリスやフランスなどヨーロッパの国々が新型コロナウイルスの感染対策として外出制限など厳しい措置に踏み切る中でも、飲食店に一部のサービスを除いて営業を認めるなど、比較的緩やかな独自の対策を続けてきました。 しかし、スウェーデンでも、ここ数週間で感染が急速に広がっていて、1日に確認される感染者が6000人近くにのぼる日も出ています。 こうした状況を受け、ロベーン首相は16日、公共の場所やイベントで9人以上が集まることを11月24日から禁止すると発表しました。 これまでは最大で300人の集まりが認められていましたが、ロベーン首相は市民に対して「ジムや図書館には行

お笑い芸人のほんこん(57)が6日、ツイッターを更新。スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(17)の発言に疑問を呈した。 グレダさんは5日、米大統領選挙に出馬している共和党のドナルド・トランプ大統領(74)の「開票作業を止めろ」とするツイートに返信するような形で「とてもばかげている」「落ち着けドナルド」などと投稿。 この2人を巡っては、昨年12月にグレタさんが米誌タイム「今年の1人」に選出されたことを受けて、トランプ氏は「とてもばかげている」「落ち着けグレタ」などとツイートしていた。今回はこのお返しとばかりに、グレタさんがトランプ氏に同様のメッセージを送ったと話題になっている。 ほんこんは「トランプ大統領は落ち着いてると思うがそれより目上の方にそんな物言いは?」とマナーを指摘。 これにフォロワーからも「神にでもなったのかな」「目上の人に対する言葉遣いも知らないとはね」などとする

ノーベル文学賞は「世界翻訳文学大賞」? 今夜発表の受賞者を予想してみたノーベル賞の栄えあるメダル。世界最大の翻訳祭り いよいよ10月8日(木)の今夜、日本時間の午後8時に、ノーベル文学賞の発表がある。毎年毎年、村上春樹が獲る獲るとあおられて、みなさんいい加減、うんざりしているのではないか。 わたしは1990年代からもう25年ぐらい、ノーベル文学賞の「受賞者解説待機要員」としてウォッチャーをしているが、獲る獲ると言われながら何十年も受賞にいたらず亡くなった作家たちを何人も見ている。ウンベルト・エーコしかり、フィリップ・ロスしかり。世界にはそれぐらいたくさん同賞の「有力候補」がいるということなのだ。 だから、もう最初に言ってしまうと、今年というか当面、村上春樹が受賞する確率は高くないと思う。 「どうして? 今年は新しい短編集『一人称単数』も刊行されて好評なのに!」 と思われるかもしれない。とは

何か気の利いたことを言いたい、衝撃的な言動で耳目をひきたいというときの安易な方法が、どこか外国の話をはなはだしく理想化して語るというのは、日本の古代からの悪癖である。これからやってくるコロナ禍の第2波には、スウェーデン方式がいいという言説など、その最たるものといってよい。しかし、それがあまりにも安っぽいと、まともに受け止めるどころが、目を向ける気すらしなくなる。(最近の報道については、文末の「追記」をご覧ください)。 たしかにスウェーデンのコロナ対策を理論的に指導しているアンデシュ・テグネルは、諸外国からの激しい批判にも耐えている。ロックダウンについては「世界は発狂している」とまで言うにいたった。ここまでの発言は、日本の失言王の麻生副総理もちょっと無理だろう。世界がマッドになっているといえば、自国を孤立に向かわせて外交的に危機に陥るだけでなく、自分自身がマッドだったと分かっても、引くに引け

生活は普段とほとんど変わらない4~5月と暖かい晴天が続き、スウェーデンの人々は軽装になって街へ繰り出している。 通りのカフェでは多くの人がランチやフィーカ(コーヒーブレイク)を楽しんでいるし、ショッピング、レストランやバー、スポーツジムにも通常通り出かけている。マスクをして出歩いている人は、ほぼ一人も見かけない。 私自身は、4月最後の週末には近所の友人ら二十数人とビールを飲みながら、川べりでソーセージを焼いてバーベキューピクニックを行なった。 5月初めの週末には義弟一家がやってきて二泊し、庭でラムを焼いたりサーモンを焼いたりして、まったりと過ごした。 この季節にはほぼ毎年繰り返される、いたってありふれた日常だ。Googleのデータによると、この間のスウェーデン人の行動パターンは、レストランやショップ、およびエンターテインメントに関連する活動の動きは1月~2月に比べて3月~4月は13%減少

【2020年5月11日追記】 今日公開された渋谷陽一さんといとうせいこうさんのポッドキャストでもスウェーデンの現状をお話させていただきました。こちらも合わせてぜひ。 ------------------------ SIGHT RADIO 渋谷陽一といとうせいこうの話せばわかる!政治も社会も No.14 スウェーデン・レポート:世界が注目するコロナ対策の実像 ゲスト:ブロムベリひろみさん(スウェーデン・ニュースウォッチブログswelog運営、スウェーデン在住) 【ApplePodcast】http://urx3.nu/iowI 【Spotify】http://urx3.nu/Gvew 【Anchor】https://bit.ly/2SR704I ------------------------ 昨日日本に住む姉と、高齢の母の食材の買物をどうサポートするかをLINEビデオで話していたら、義

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