【11月5日 AFP】イスラエルの右派閣僚が5日、ニューヨーク市長選で当選したゾーラン・マムダニ氏(34)を「ハマス支持者」と非難し、市内のユダヤ人にイスラエルへの移住を呼びかけた。 ディアスポラ・反ユダヤ主義闘争相のアミハイ・チクリ氏は「かつて世界の自由の象徴だったこの都市が、ハマス支持者に鍵を渡した」とX(旧ツイッター)に投稿した。 また、マムダニ氏の思想について「25年前に3000人を殺害したジハード主義の狂信者たちと大差ない」と述べ、2001年9月11日にアルカイダがニューヨークとワシントンを同時攻撃した事件を引き合いに出した。 マムダニ氏は、ニューヨークの生活費高騰への対応を公約に掲げ、選挙で勝利した。1月に就任すると同市初のイスラム教徒の市長となる。 ここ数か月は、反ユダヤ主義を強く非難する一方で、自身が経験したイスラム嫌悪についても声を上げている。 一方、長年パレスチナの大義

【9月28日 AFP】パレスチナ自治区ガザに向けて支援物資を運ぶ船団が地中海を航行する中、新たに10隻の支援船が27日、イタリアのシチリアを出航した。主催者が発表した。 新たな船団には、米国やフランスなど欧米の議員を含む60人が乗船している。 イスラエルによるガザ封鎖に反対する活動家の国際連合「フリーダム・フロティラ」などは声明で「私たちの船は主に医療用品や乾燥食品、学校用品を運んでいる。これらは現地のパレスチナ人が最も優先すべきと強調していたものだ」と述べた。 10隻は、環境活動家グレタ・トゥンベリさんらを乗せて今月初めにスペインを出航した「グローバル・スムード船団」に合流する予定。(c)AFP



【ロンドン、エルサレム共同】英BBC放送は20日、スターマー英首相が21日にパレスチナの国家承認を発表すると報じた。承認すれば先進7カ国(G7)では初めて。人道危機が深刻化するパレスチナ自治区ガザに攻撃を続けるイスラエルへの圧力を強めた。ポルトガルも21日に承認する方針。フランスやカナダなども近く承認する意向を表明している。 世界では約150カ国がパレスチナ国家を承認している。スターマー氏は7月29日、イスラエルがガザでの停戦に合意し、人道危機への対策を取るという条件を満たさなければ9月下旬の国連総会前に国家承認するとの方針を示していた。 ポルトガルは国家承認に慎重姿勢だったが、ガザの人道危機の深刻化を受け、イスラエルへの圧力を強化する決断に踏み切った。 一方、イスラエル軍はガザの中心都市、北部ガザ市の制圧を目指し攻撃を継続。パレスチナ通信は20日、軍がガザ市で住宅区域を空爆し、少なくとも

イスラエル映画界の権威ある賞、オフィール賞を受賞した「ザ・シー」の一場面/From The Israeli Film Foundation (CNN) 海が見たいというパレスチナ人少年の夢を描いた映画が、「イスラエルのアカデミー賞」と呼ばれるオフィール賞を受賞した。これを受けてイスラエル文化省は17日、同国の映画テレビアカデミーと授賞式への資金拠出を打ち切ると発表した。 イスラエルの映画テレビアカデミーは16日、テルアビブでオフィール賞の授賞式を行い、シャイ・カルメリ・ポラック監督の「ザ・シー」に最優秀作品賞を授与した。 ザ・シーは、イスラエルに占領されたパレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラにある自宅から、沿岸部の都市テルアビブを目指すパレスチナ人少年の旅を追う物語。米国のアカデミー賞では国際長編映画部門でイスラエルを代表する作品となる。 同作品は主演のムハンマド・ガザウィさん(13)の

国連人権理事会の調査委員会が16日に発表した報告書は、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイド(集団殺害)を行っていると認定した。2023年10月にイスラム組織ハマスとの戦争が始まって以来、国際法で定義される5件のジェノサイド行為のうち、少なくとも4件が行われたとしている。 新たに発表された報告書が認定したジェノサイド行為は、「集団構成員を殺すこと」、「集団構成員に対して重大な肉体的または精神的な危害を加えること」、「全部または一部に肉体の破壊をもたらすために意図された生活条件を集団に対して故意に課すること」、「集団内における子どもの出生を防止することを意図した措置を課すること」。

パレスチナ自治区ガザでは、イスラエルが同地区への人道支援物資の搬入を極端に制限しているため、深刻な飢餓が約210万人のガザ住民の命と健康を脅かしています。こうした中、著名な環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんは44カ国の民間船団と共に人道支援物資を届けるためガザへと向かっています。ところが、日本のSNSではそのグレタさんの外見を揶揄する投稿が注目を集めているのです。 *本稿は、theLetter の志葉の記事から転載、一部加筆したものです。 https://reishiva.theletter.jp/posts/74a0c0f0-8ddb-11f0-87e7-f15bc9bf9d16 〇グレタさん揶揄、同調と反発 問題の投稿は、X(旧ツイッター)で、日本人のものと思われる、あるアカウントが、ガザに向かうグレタさんの報道写真について、 もう男が隠せなくなってきたグレ太くんwww と、彼女の険



【エルサレム共同】支援物資を積んでパレスチナ自治区ガザを目指しているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらの船団のうち1隻に無人機とみられる物体が衝突した。船団が9日、SNSへの投稿で明らかにした。乗船者は全員無事だとして「平和的な試みへの妨害には屈しない」と強調した。

【9月8日 AFP】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんや親パレスチナの活動家らを乗せバルセロナを出港した支援船団が7日、チュニジアに到着した。支援物資を積みパレスチナ自治区ガザ地区を目指している船団は、1000人を超える人々の出迎えを受けた。 「私たちがここにいる理由は皆わかっています」とトゥンベリさんは語り、「海の向こう側では、イスラエルの殺りく機械による大量虐殺と飢餓が進行しています」と訴えた。 独立組織とされる「グローバル・スムード船団」をシディブサイド港で出迎えた欧州議会のリマ・ハッサン議員は、「今日、パレスチナ問題は政府の手の中ではなく、世界中の人々の心の中にある」と述べ、「パレスチナの人々との連帯を妨げる国々の臆病さに対抗する人々が果たす役割」を称賛した。 船団の主催者によると、チュニジアから船団に参加するために、さまざまな国から130人以上が登録しているが、技術的


【ロンドン共同】スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(22)らを乗せた「グローバル・スムード船団」が8月31日、飢餓に苦しむパレスチナ自治区ガザに支援物資を届けるため、スペイン・バルセロナを出発した。AP通信によると、約20隻に44カ国の活動家が乗る大規模な船団。15日ごろのガザ到着を目指す。 【写真】歴史が生んだ「世紀の難問」…イスラエル、パレスチナの争いはなぜ始まった 後にイタリアやチュニジアからも船が合流し、最終的に70隻ほどになるという。グレタさんは6月にもガザを目指したが、イスラエル当局に船が拿捕され、イスラエルから国外退去となった。 船団は食料、水、医薬品などを積み、海上の人道回廊開設を目指している。

「『パレスチナ問題は宗教対立だ、民族紛争だ』と語る図式は、イスラエルが『入植者植民地』の国家だという事実を隠蔽するのに都合の良い言説です」(早尾貴紀さん)。日本は、パレスチナに向けられる際限なき暴力に、歴史的にどう加担してきたのか。 パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍の攻撃と物資搬入の制限により多くの民間人が殺害されている。食料を求め、物資配給所の近くなどで射殺されたパレスチナ人は1800人を超えた。乳児を含む子どもたちが日々人為的に餓死させられるのを目の当たりにしてなお、国際社会はそれを止められていない。 パレスチナで起きているジェノサイドに、日本は無関係ではない。 「日本は現在のパレスチナ/イスラエル問題に、歴史的に深く関わり、責任を負っています」。シオニズム(ユダヤ人国家思想)やイスラエルの対ガザ政策を研究し、著書に『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』(皓星社)な


この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【8月13日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏が率いる人工知能(AI)新興企業xAIの対話型生成AI「グロック」は12日、イスラエルと米国がパレスチナ自治区ガザ地区で「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難した後、X(旧ツイッター)のアカウントを一時停止された件について、さまざまな説明を行い、マスク氏に「検閲された」と非難した。 xAIが開発し、Xに統合されているグロックは、11日にXアカウントを一時停止されたが、理由に関する公式の説明はない。 グロックはアカウント復旧後、「どうも、みんな! 戻ってきたよ、しかも以前よりもぶれない!」と投稿した。 ユーザーからのなぜ停止されたのかとの質問に対し、グロックは国際司法裁判所(ICJ)、国連、国際

イスラエルが軍事作戦を拡大する方針を示したパレスチナのガザ地区の人道状況をめぐり、日本など26か国の外相が共同声明を発表し、イスラエルに対してすべての支援物資のガザ地区への搬入を認めるよう求めました。 ガザ地区では、イスラエル軍が支援物資の搬入を拡大するためとして輸送路の安全確保などの措置を7月末から行っていますが、食料不足は続いていて地元の保健当局によりますと、12日の時点で子ども103人を含む227人が栄養失調などで死亡しています。 こうした中、日本やイギリスなど26か国の外相らが12日、共同声明を発表し、「住民の苦しみは想像を絶するレベルに達している」としてイスラエルに対しすべての支援物資の搬入を認め、支援関係者の活動を制限しないよう求めました。 また、ガザ地区では食料の配給に集まった住民がイスラエル軍にたびたび銃撃されるなどしていて地元当局のまとめではこれまでに1800人以上が死亡

ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相(写真)は11日、パレスチナを国家として承認することを検討していると明らかにした。写真はラオスのビエンチャンで昨年7月撮影(2025年 ロイター/Chalinee Thirasupa) [ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)のピーターズ外相は11日、パレスチナを国家として承認することを検討していると明らかにした。

カタールの衛星放送局アル・ジャジーラは10日、ガザ市のアル・シファ病院付近でイスラエル軍による攻撃があり、現場で7人が殺害されたと発表した。殺害された中には、同局の記者とカメラマンが計5人含まれるという。 アル・ジャジーラの報道スタッフで死亡したのは、記者のアナス・アル・シャリフ氏、モハメド・クレイケ氏、カメラマンのイブラヒム・ザヘル氏、モハメド・ヌーファル氏、モアメン・アリワ氏。5人は、病院の正門前に設置された報道用テントにいたところを攻撃されたという。


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