浦和レッズ-湘南ベルマーレ戦の前半31分、湘南DF杉岡大暉(20)のシュートは右ポストに当たってネットも揺らし、完全にゴールラインを割ったが、これを山本雄大主審ら審判団がノーゴールと判定。猛抗議にも判定は覆らなかった。 世紀の誤審は偶然、リーグの最高責任者と現場トップの目の前で起きた。観客席にいた村井チェアマンは「上から見ても映像で見返しても(ゴールラインを)割ったように見えた」。こわばった表情で6分間の中断を見守った。試合後はすぐ「誤審であれば判定の質を上げるため研さんするしかない」と見解を出した。 視察した日本代表の森保監督は、湘南の発奮に席を立てなくなった。「信じられない判定で心が乱されても、集中力を切らさなかった。感動した。ひたむきに戦い抜くことの大切さを教わった」。この誤審を今後の強化指針にする可能性にまで言及した。 湘南の真壁会長はハーフタイムに抗議。「明確な返答がなく後半の開

機械ゴール判定導入?どうするJリーグ 拡大 シュートがゴールに入ったか、入っていないか‐という運命の瞬間を、機械で判定するとサッカーはどう変わる?実際、国際サッカー連盟(FIFA)ではゴール判定システムを導入し、今年6月のコンフェデレーションズ・カップ(ブラジル)でも使用した。しかし、人の目で判定するのがサッカーの面白さでもある。日本サッカー協会はどう対応していくのか、2006年ドイツW杯3位決定戦で主審を担当した経験を持つ上川徹審判委員長(50)に話を聞いた。 まずは単刀直入に、日本サッカー協会がゴールの判定に機械を使うつもりなのかどうかを聞いてみた。どうですか?上川さん! 上川「実は…。方針はまだ決まっていません」 ずっこけてしまいそうな答えだったが、これには事情がある。機械によるゴールの判定(正式にはゴールライン・テクノロジー=GLT)を用いる際には、主審、2人の副審、第4の審判の間
昨年から導入され、今年も公式戦で行われる予定です。 世界のサッカー界では、これまでゴールの判定でトラブルが発生するたびに、ビデオの導入を求める声が上がっていました。テレビ中継拡大で誤審を指摘する声 でも、国際サッカー連盟(FIFA)などの団体は、「試合の流れが止まり、サッカー本来のおもしろさを失ってしまう」「人間のプレーを人間が見て判定するのが基本だ」などの理由を挙げ、ビデオ判定の導入に反対してきました。また、一部の国で、ビデオ判定の導入を決めようとすると、FIFAは反対の声明を出すなど、導入の流れにストップをかけてきました。 しかし、W杯の規模拡大の影響もあり、テレビ中継が全世界に広まるとともに、誤審を指摘する声は強まり、世界各国のリーグでビデオの導入を検討する動きが見られるようになりました。最近では、2010年の南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦(ドイツ対イングランド)で、同点ゴー
サッカー国際親善試合、イングランド対ベルギー。試験が行われた「ゴールライン・テクノロジー(GLT)」(2012年6月2日撮影)。(c)AFP/IAN KINGTON 【4月10日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は9日、11日に予定されているプレミアリーグ各クラブとの会議で、13-14シーズンからの「ゴールライン・テクノロジー(GLT)」導入の合意を目指す意向を明らかにした。 2日には国際サッカー連盟(FIFA)が6月にブラジルで開催されるコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)で使用するGLTに、独企業ゴールコントロール(GoalControl)社のシステムを採用したと発表している。この大会で成功が認められれば、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で同社のテクノロ

南アフリカで2010年に開かれたW杯のイングランド対ドイツ戦では、イングランドの明らかなゴールが認められない誤審があった (CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)は21日までに、ゴール判定で審判を補助する最新技術をブラジルで来年開かれるワールドカップ(W杯)本大会で採用すると発表した。今年6月に同国で開催される国際大会のコンフェデレーションズカップでも使用する。 導入される新技術は、複数の映像からボールの着地点を解析する「ホークアイ」と、ボールに埋め込んだマイクロチップとゴール周辺の磁気波を組み合わせてゴールを判定する「ゴールレフ」の両方式。 日本で昨年末に行われたクラブW杯で試験され、成果があったとしている。ホークアイはテニスのウィンブルドン選手権で既に使われている。ゴールと判断された場合、審判の腕時計に暗号化された信号が送られる仕組み。ゴールレフはドイツで開発された。 FIFAはこの2

Jリーグが、14年度シーズンから「審判無線システム(通称スポーツ無線)」の導入を目指していることが10日、分かった。主審、副審2人、第4審がイヤホンとマイクをつけて試合進行する。欧州主要リーグでは、既に導入されており、2月23日に行われるゼロックス・スーパー杯(広島対柏、国立)で、試験導入する。同システムが定着すれば、将来的にはチップ付きボールも導入する可能性があり、より正確で公正なジャッジでリーグを盛り上げる。 審判の目を盗んだマリーシア(ずる賢さ)は、できなくなる-。Jリーグは今季のゼロックス・スーパー杯で、スポーツ無線を試すことになった。審判員4人が耳から口元まで伸びるイヤホン付きマイクを着用し、90分間、試合をさばき、主審の目が届かない位置でのファウルやトラブルなどは、リアルタイムで各審判が主審に報告できるシステムを試行する。 Jリーグ関係者は「今回はあくまでもテスト。近い将来には

2010年に行われたFIFAワールドカップ南アフリカの決勝トーナメント1回戦、ドイツ対イングランドでは、ゴールラインを越えたはずのランパードのシュートがゴールと判定されず、”幻のゴール”として消滅した。 このような判定ミスを防ぐため、近年のサッカー界ではゴールラインを割ったか否かの判定を機械に一任するシステム『ゴールラインテクノロジー』の導入が議論されてきた。6日に開幕するFIFAクラブワールドカップは、このシステムが歴史上初めて導入されるFIFA主催の国際大会となる。サッカーのルールを決める唯一の機関であるIFAB(国際サッカー評議会)は、ゴールラインテクノロジーについて次の4つのポイントを挙げている。 1.この技術はゴールラインを割ったか否か、その判定のみに使用される 2.システムは正確でなければならない 3.ゴールが決まったか否かは、すぐに、自動的に確認できなければならない 4.ゴ
クラブW杯でゴール判定補助技術=FIFA クラブW杯でゴール判定補助技術=FIFA 【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)は27日、日本で12月6日から行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)で、ゴール判定で審判を補助する2種類の新技術を導入すると発表した。作動テストを経て、最終的な使用承認の運びとなる。 クラブW杯は2会場で開催。決勝などが行われる神奈川・日産スタジアムではボールに埋め込んだマイクロチップとゴール周辺の磁気波で判定する「ゴールレフ」を、愛知・豊田スタジアムでは複数の映像から解析する「ホークアイ」を使用する。 ゴール判定補助技術は、2010年W杯南アフリカ大会で相次いだ誤審をきっかけに導入への機運が高まり、今年7月に国際サッカー評議会が使用を承認した。 (2012/11/28-01:35)

J1 (21,401) 鹿島 (1,485) 浦和 (1,950) 柏 (1,379) F東京 (1,737) 東京V (1,159) 町田 (757) 川崎F (1,478)横浜FM (1,675)横浜FC (839) 湘南 (1,063) 新潟 (1,185) 清水 (1,325) 名古屋 (1,477) 京都 (1,061) G大阪 (1,594) C大阪 (1,710) 神戸 (1,463) 岡山 (819) 広島 (1,659) 福岡 (1,238) J2 (13,392) 札幌 (1,203) 仙台 (1,274) 秋田 (296) 山形 (918) いわき (154) 水戸 (897) 千葉 (1,115) 大宮 (1,035) 甲府 (1,032) 富山 (223) 磐田 (1,186) 藤枝 (179) 山口 (560) 徳島 (876) 愛媛 (654) 今治 (1

写真は、今年7月にドイツで行われたテストの際にゴールの枠に取り付けられたゴールライン・テクノロジーのひとつ『ゴールレフ』のセンサー群。磁気センサーでボールの動きを正確に測定できるという。 去る7月5日、スイスのFIFA本部で行なわれたIFAB(国際サッカー評議会)会合の席で、ゴールライン・テクノロジーの導入が承認された。サッカーの母国は、ゴール判定の近代化を大歓迎。同日のテレビでは、主なニュースの1つとして繰り返し報道され、翌日の国内各紙には、「歴史的」、「極めて重大」といった言葉が目立った。大衆紙大手の『デイリー・ミラー』などは、「サッカー界にも21世紀到来」との見出しでIFABの決定を讃えた。 過剰と言えなくもない反応だが、無理もない。イングランドの人々は、導入を待ち侘びてきたのだ。例えば、2005年のマンチェスター・U対トッテナム(0-0)で目撃された、“笑撃”のノーゴールは、両軍の

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