昨日、奥さんがこんなnoteを書いていて、旦那の視点からも同じ立場の旦那さんに伝えたいことがたくさんあるなーと思ったのでざっくばらんに書いていく。 奥さんが妊娠して起きたこと皆さんはつわりがどれくらい"ヤバい"ものなのか知っているだろうか。 ー略ー どれくらいしんどいかと言うと、重度の二日酔いで1日に2回くらいは吐き、しかも二日酔いのせいで頭も痛く、熱っぽく体がだるい、もう寝てるしかないみたいな状態が3ヶ月"毎日"続くことを想像してほしい。地獄である。 うちの奥さんはポジティブだ。どのくらいポジティブかと言うと、ストレングスファインダーの1位がポジティブなくらいにはスーパーポジティブである。おかげでいつも家では明るい気持ちでいられるのだけれど、つわり期間ばかりはそうもいかなかった。 毎朝深いため息と共に目覚めて、枕元のスーパーのビニール袋でガサゴソと音を立てながらトイレに向かう。トイレから

女子高生と山月記 「虎になる」というフレーズが流行った。 高校時代の話だ。かつて鬼才と呼ばれた男が、己の心に潜む獣に振り回されて虎になる話を習った。重い題材なのにどうにも心にひっかかる上、人間が虎になるという衝撃的展開に驚いた。加えて「尊大な羞恥心」だとか「臆病な自尊心」とかいう妙に語呂の良いワードが登場することから、わたしたちは授業が終わってもこの話を忘れられず、結果「虎になる」というフレーズを局地的に流行らせた。 わたしたちは虎になった。主に葛藤してどうしようもない時や人間関係が煩わしい時、そして自分が嫌いになった時に。具体的に言うならテスト前や恋愛にまつわる他者とのいざこざ、理想と現実の狭間でもがいた時に、現状の気怠さを「ほんと虎になるわあ」と溜息交じりに吐き出したのだ。 仲のいいグループだけで使う暗号のような、気怠さの共有コードのような使い方をしていたのに、いつしか他のグループにも

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