1963年、コルグ(当時の社名は京王技術研究所)が世に送り出した国産初のリズムマシン、Doncamatic(ドンカマチック)DA-20。創業者である加藤孟さんと長内端さんの発想から生まれたこの一台は、やがてスタジオで使われるクリック音の代名詞、ドンカマの語源ともなり、日本の音楽史にその名を深く刻むことになったのです。しかし、時の流れとともにその音は失われ、浜松市楽器博物館で静かにその姿をとどめるのみとなっていました。そんな歴史的な一台が、コルグの技術者チームの手によって約半年の歳月をかけて修復され、再びその特徴的なサウンドを奏でるようになりました。 先日、浜松市楽器博物館にて、この修復完了を記念した記者発表会が開催され、私も現地で取材を行ってきました。そこで今回は、その発表会の内容と、イベント後に個別に行ったインタビューをもとに、このドンカマチックがいかにして生まれ、どのような驚くべき仕組

楽器屋さんに行くとエントリーモデルの楽器からプロユースの高級品まで、いろんな楽器が並んでいる。あれらは何が違うのだろう。 なんとなく「高い楽器はいい音がするのだろう」とは思うが、じゃあそもそも「いい音」って何なんだよ、という話なのである。 実際のところどう違うのか、楽器屋さんにきいてみた。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:アルカリ電池がピカピカじゃなくなり、白地にでかい数字の時代に > 個人サイト nomoonwalk 弾いてるとわかる、音の違い 僕はクラシックギターを習っている。3年ほど安い楽器(学校が授業用に大量購入するようなモデル)

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