はじめに ピチットシートなどの脱水シートをご存じでしょうか。食材の味を変えることなく、水分だけを抜き取るシートでパンチェッタや干物を作るときによく使われます。これは、浸透圧の高い液体を半透膜で閉じ込めているため、接触部から水のみが移動するためです。 手軽に使えればいいのですが一枚あたり50円以上するので、使うのをためらってしまいがちです。そこで今回はこれを自作してみようかなと思います。まずは原理原則の浸透圧について解説します。 浸透圧について 浸透圧は、水分子だけが通ることのできる膜を介して見られる現象です。この膜は、半透膜と呼ばれていて、一般的には直径1 nm前後の穴が開いています。水分子の大きさはおよそ0.3 nm(推算)なので水分子はこの膜を通ることができます。 次の図では、濃度の異なる水溶液を半透膜で仕切った模式図を表しています。半透膜は、濃度の異なる溶液を接触させると、水を移動

干物やベーコンなど、食材に含まれている余計な水分をしっかり抜くことで、その味に劇的な変化が現れるということが多々ある。 上手に水分を抜くためには、ちょっとしたコツや慣れが必要なのだが、誰でも簡単に、そして安価に適度な脱水を可能とする方法を見つけた。
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