いよいよ運命の「7月20日」がやってくる。今回の参院選で、有権者の耳目を最も集めたのが、参政党だったのは、どんなアンチでも認めざるを得ないだろう。 「売れるネタ」に敏感な週刊文春と週刊新潮がそろって同党を大特集し、テレビもTBSの「報道特集」が参政党を批判的に取り上げたのだが、ネットは大炎上した。 大炎上した「報道特集」問題となったのは、12日に放送された「争点に急浮上〝外国人政策〟に不安の声」と題されたコーナー。参政党が選挙戦で掲げているスローガン「日本人ファースト」を「排外主義」と強く批判したのである。 女性のメインキャスターが、「日本人ファーストという言葉が独り歩きしている。ヘイトスピーチとは違うのか」と、大阪公立大学の准教授に聞き、彼にこう言わせている。 「ヘイトスピーチで一番重要なのは、差別の扇動。差別用語を一切使わずに差別を煽(あお)るということ。『出てけ』と言ってませんよと言