13日に届いた農水省のメールマガジン第368号に、山田副大臣のメッセージがあった。驚愕したので、全文引用してしまおう。 ………………………………………………………………………… 懐かしい日本の農漁村集落の風景を再び甦らせたい のどかな朝があった。 母は米のとぎ汁を納屋の牛に飲ませる。少年の私は裏の畑の菜、ヒヨコ 草を集めてきて細かく刻んで鶏の餌をやる。産み落とされた卵を探す。 そのうちに朝餉の味噌汁の匂いがしてくる。 大きな甕から醤油の上澄み液を掬って母に渡す。すべて手作りだった。 いつしか懐かしい日本の農村の風景はなくなった。 米国の農家も変わった。遺伝子組み換えのキングコーンをアンモニアの 液肥を大量に振りまきながら大型のトラクターで耕作を続けている。 できたトウモロコシは不味くて、農家でも自分の作ったものを口にする ことは無いと言う。 農業はおかしくなった。 今や、日本の農業は65歳
いきなりポイントから入ります。大企業で働くことと中小企業で働くことの違いは、大企業はルールで動き中小は経営者の恣意で動くということです。ココがすごい重要です。 僕は6年近く大企業にいました。その時に考えたことは大企業で働くということ -GoTheDistanceで書きましたが、大企業の根本的な原理原則はルールで仕事が動くということです。異なる立場・異なるレイヤーの人たちを束ねて1つのサイクルを作るには、ルールを作ってその中でサイクルを回すより他ありません。それの累積によって企業文化なるものが形成されます。 大企業にいてよかったことは「普通に仕事をさせてもらえる」ことでした。もちろん仕事を選ぶことは基本的に出来ないんですが、明確に自分の役割が与えられ、そのロールに従いすべきことをして、あるべき成果を出してその仕事を終える。あっちいったりこっちいったりということはない。いきなり全く次元の違う
おいしいお肉の選び方について教えてもらった。忘れないうちにメモしときます*1。 美味しいお肉の選び方 ■牛肉 牛肉は、つやのある鮮紅色のものを買おう。やたらと明るい色は怪しい。どす黒いのは論外。 重なっている肉の下側が黒ずんでいるのは新鮮な証拠。重なっている肉が黒ずむのは、空気に触れていないため、色素が発色しなかっただけ。 脂肪分がついている肉は、クリーム色や白色のものが新鮮なお肉(黄色味がかっているのは酸化している証拠)。 少しでも新鮮なお肉を食べるためには、買い物のいちばん最後にかごに入れ、帰ったらすぐ冷蔵庫に入れよう。 ■豚肉 豚肉は、つやのある淡灰紅色(灰色がかったピンク)のものを買おう(ただし部位によって色が違ってくる)。灰色が濃くなってくるほど古い。 牛肉と同じく、重なっている部分が黒ずんでいるのは新鮮な証拠。 脂肪分がついている肉は、牛肉と同じく、クリーム色や白色のものが新鮮
すでにネットのあちこちで絶賛されてますので、いささか「後出しジャンケン」になってしまいますけど、エリシュカ&N響の「わが祖国」、良かったです。いや「良かった」なんてもんじゃないですね。エリシュカほどの実力者なら、相当なレベルの演奏になるだろうことは予想できましたし、実際それを期待してわざわざNHKホールに足を運んだのですから。でもこれほど素晴らしい演奏をしてくれるとは…。「エリシュカさんありがとう」「N響ありがとう」と言いたい気分です。本当に私の想像の遙か上をいく、見事な演奏でした。弦楽器も木管楽器も金管も打楽器も、力のこもった迫力あるサウンドでしたし、これほど充実したオーケストラを目の前で聴かされて、しかも聴いている音楽がロマンティックでエネルギッシュで情感に溢れる「わが祖国」なのですから、これはもう泣くしかありませんよ。「シャールカ」の終結部のあたりで、自然と溢れて来たのですよ。コンサ
新曜社 1997年10月 漱石の「それから」を読んでとても面白かったので、それに言及している本を探しているうちに本書を思い出し、その関連する部分を読み返してみたらとても面白く、それ以外もあらかた読み返してしまった。 多くのひとがそうかもしれないが、わたくしが小谷野氏の名前を知ったのは評判になった「もてない男」によってであった。「もてない男」は、本書の最後におさめられた「男であることの困難」を読んだ編集者がそこの部分だけに焦点をあてた本を書くように依頼して、できたものらしい。その「男であることの困難」の章では、石原千秋氏が「三四郎はどう考えても、露骨にいえば童貞ですよね。あの当時、二十三歳の男で童貞というのは、異常な出来事だろうと思うんです。だからやっぱり三四郎をみんなで笑ってあげないといけない」といっているにのかっとなったとし、特に石原氏が才能あふれる色男といった容子をしてたのでよけいに腹
ビル・ゲイツへの惜別(?)の辞を多くのメディアが書いているが、一番どぎついタイトルは、Time誌の"PC Genius, Internet Fool"という記事だろう。その中に、こういう記述がある:At the age of 25, [Gates] licensed a primitive operating system,PC-DOS, to IBM for $80,000 rather than sellit outright, a move that's usually ranked as one of the Greatest Business Moves of All Time.たしかにMSがDOSをIBMに売らずにライセンスしたのは、非常に重要な(賢明な)ビジネス判断だったが、なぜIBMがライセンシーになったのかは謎だ。というのは、MSと交渉する前に、IBMはDigital
はてなグループでも複数の写真を一気にアップロードできるようになりました本日はてなグループの日記でも、その場サブウィンドウから複数の写真を一気にアップロードできるようになりました。 その場サブウィンドウの「写真を挿入」タブから「アップロードする画像を選択」ボタンをクリックすると自分のパソコン内の画像ファイルを選ぶウィンドウが表示されます。画像ファイルは複数を一度に選択でき、選択するとすぐにアップロードがはじまります。 アップロードが完了すると画像をエントリーに貼り付けるためのはてな記法が本文に挿入され、全ての画像のアップロードが完了するとその場サブウィンドウが自動的に閉じて、エントリーの続きを書くことができます。 また、過去にはてなフォトライフにアップロードした画像は「過去の写真から挿入」をクリックすると表示されます。挿入したい写真を選んでクリックし「挿入する」ボタンをクリックしてください
もういくつ寝ると 今年のはじめにやりたいことリストを作った。今見たら50項目あるリストのうち25個が達成済みだった。ちょうど半分やりたいことをやったということだ。私にしてはまあまあの結果だと思う。満足。 やりたいことリストにあるもののうち、「〜を食べたい」系は概ねクリアし…
最近、めっきり情報弱者のいもけんぴです。テレビ番組も全然ついていけてませんが、今日はPerfumeがジャックしているという、渋谷に行ってきました。 まず、タワレコ。店内に入ったら、もっさん始めスタッフさんたちが! カメラを回してたんで、PTAの配信で使うのかな。 興味ないフリ男の子な感じで、もっさんを横目に誰か知り合いの方が来ないかなぁとブラブラしてたら、 もっさん、なぜかクジ引いてるー! しかも、B賞(ボールペン)当ててるー!??(OДo`)!!!?? ちょっと、モッシュ!! と、思いましたが、もっさんは次にクジを引きに来た女の子にボールペンを差し上げてました。 受付のお姉さんもマイクで、「この方はマネージャーさんでして……」みたいなことを言ってました(´▽`) ここらで、某インターネットの化身の人(以下Cさん)と合流。 Cさんはポスター当ててたんですけど、「どうせ貼らないから、貼る人
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
『インビテーション』原稿のためにジュンク堂にて新刊リスト(自作)を手に新書をひたすら読み潰していたら(経費的スペース的に全部買うわけにはいかないから本屋で一次選抜をするんですよ、何日か詰めて)、ブルーバックスの新刊に『算数オリンピックに挑戦』というのがあって、まあいちおう目をとおしておくかと棚に行くと、『入試数学 伝説の良問100』というタイトルの本が並べて置かれていた。ああそういやおれってば理系だったんじゃんとか思い出し(笑)、手に取ってパラパラめくったら、ものすごくナイスな問題を発見したのでメモってきた(笑)。1995年京大後期文系だそうです。こんなの。自然数の関数、をを7で割った余りによって定める。(1)すべての自然数に対してを示せ。(2)あなたの好きな自然数を1つ決めてを求めよ。そのの値をこの設問におけるあなたの得点とする。(強調引用者)小粋ですなあ。しかも、に適当な数を代入すると
id:dankogaiさんのエントリ404Blog Not Found : 小市民の敵は、小市民に対する応答の一つめです。 なんか事態がどんどん進行しているので、落ち着いて書くことが出来ません。なので順次上げていきたいと思っています。 付記:続きです 自己責任と主体の形成、教育、教えること 逃げ方の作法 「子どもたち」しかいない世界で 僕、「教えてダンコーガイ!」っていう召還魔法言ってないよね? なのに答えてくれるマッチョガイid:dankogaiさん、優しいな。 でも、僕は召還魔法はまだ使っていないので、あと2,3回は使ってもいいよね? では召還呪文を。 「答えて、ダンコーガイ!」 404Blog Not Found : 小市民の敵は、小市民 君の年収分を賭けてもいい。彼らにはそんな自覚ないから。それどころか彼らは彼らで「俺たちがこんなに一生懸命やっているのに、なんであいつは足を引っ
最近の家 #2 最近の家の話です。 1記事にするほどでもないような、こまごました話や家の雰囲気を記録するゆるいシリーズです。 過去の「最近の家」記事はこちら 最近の家 #1 - ダイナミック気晴らし猫がいつも エレファントスツール(右の黒い椅子)の下で寝ている。かまくらみた…
当ブログも、アクセスが月間100万PVを超え、個人で管理できる限界に近づいています。特に、多いときは1つの記事に100以上くるコメントの処理に時間と手間をとられるようになったので、今後はgooIDでログインしないとコメントできない仕様にしました。その代わり、事前承認はしません。もちろん公開後に不適切と判断したコメントは削除し、常習犯のIDは書き込み禁止にします。 すでにgooIDをもっている人は、何もしなくてもコメントでき、ただちに公開されます。IDは表示されませんが、私には通知されるので、名前としてIDを書いてください(*)。"Unknown"は削除します。gooIDはYahoo!、Googleに次いで多く、新たに取得するのも容易です。これによって口汚ないコメントをしたら自分のIDが汚れるというreputationを意識するようになるでしょうが、確信犯は防げないので、どの程度、効果があ
私は、これまで二度「本ノイローゼ」にかかった経験がある。一度目は大学院に入学したころで、「比較文学比較文化」という専攻のその大学院は、きっと博覧強記の人物がたくさんいるに違いないと思った私は、自分があまりに無知であることに恐怖を抱き、「名著」と言われているような本を片っ端から読みはじめたのである。ところが、いったんこういう作業を始めると、「名著」でさえ数限りない。しかもたいていは難解で、長い。こちらは焦燥に駆られているからじっくり読むというわけにはいかず、訳もわからないままに読みとばすのだが、神田や高田馬場の古本屋街へ行ってしこたま「名著」らしきものを買い込んでくるうち、次に何を読めばいいのかわからなくなってしまい、四冊ぐらい同時並行で読んだこともあった。 小谷野敦『バカのための読書術』(ISBN:448005880X) こういう経験をした読書好きは意外と多いのではないか。オレの場合は大学
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