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第１回ＪＯＴＣセミナー特別講演 「子供の導き方と就職について」 城間晃（体操競技指導者） 2004年8月16日。アテネオリンピック体操男子・団体総合の決勝。 ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒の競技が終了し、残るは鉄棒のみとなったこの時点で、日本は２位に付けていた。 首位ルーマニア、３位アメリカと日本との差は僅か。３者がほぼ一線で並ぶという混戦状態で迎えた最終種目。 団体総合決勝は、1チーム６名の中から各種目ごとに３名が演技し、全員の得点の合計で争われる。１人でもミスをすれば、それがそのままメダルの行方を左右するという重要な場面。 プレッシャーが重く選手たちにのしかかる中、ルーマニアには落下のミスがあり、続くアメリカも点が伸びない。 最後に登場した日本からは、米田功、鹿島丈博、冨田洋之の三選手が出場。観衆が息を詰めて見守る中、落ち着いた丁寧な演技で次々に技を決めて行く。 ほぼノーミスで演技
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