DIME2025年12月号では、映像化30周年を記念した『攻殻機動隊』を大特集! 原作者・士郎正宗氏への一問一答をはじめ、歴代監督、バトー役・大塚明夫氏とトグサ役・山寺宏一氏のスペシャル対談など、作品のキーパーソンたちが集結。AI時代の行方からリーダーシップ、組織運営まで、未来を先取りしてきた『攻殻機動隊』から、現代のビジネスパーソンが学ぶべきヒントを探っている。 今回は、8つの質問から滅多に公の場に姿を現さないことで知られる謎多き漫画家・士郎正宗氏の現在地を探る。画業40周年、展覧会開催、新作アニメ放送予定と今年も話題が尽きない今、何を思うのか。 原作者・士郎正宗氏へ一問一答 Q. 1 『攻殻機動隊』で描きたかったテーマ、表現したかったことは? A. 1 各個人が通信端末を使って連携する様子や、人工知能たちがちょっとヌケていてかわいかったり、冷徹合理的でコワかったり、人間の思惑から逸脱し

第56回星雲賞の日本長編部門(小説)に香月美夜のライトノベル『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』(TOブックス)が選ばれた。これがニュースかどうかを迷う人がいるのは、星雲賞が何の賞か知られていなかったり、知っていても『本好きの下剋上』が当てはまるのかが分からなかったりするからだ。『本好きの下剋上』が星雲賞を受賞したことにどれだけの意味があり、どれだけの価値があるのか? 小松左京に井上ひさし、田中芳樹らが受賞している「星雲賞」 第1回は筒井康隆『霊長類南へ』だった。第5回は小松左京『日本沈没』が受賞した。いずれも日本のSF史に残る傑作だ。第13回は井上ひさし『吉里吉里人』。SFかと問われれば第2回日本SF大賞を受賞した立派なSF。第19回の田中芳樹『銀河英雄伝説』もスペースオペラというSFのジャンルを、日本において再燃させ定着させた作品としてSF史に名を残す。 ほ

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