高市首相「成長型経済に移行」 上限超の企業献金で反論―参院本会議 時事通信政治部2025年12月03日15時55分配信 参院本会議で質問に答える高市早苗首相=3日午前、国会内 参院は3日の本会議で、高市早苗首相と全閣僚が出席して2024年度決算の概要報告と質疑を行った。首相は、日本経済について「(デフレ下の)コストカット型経済から、成長型経済に徐々に移行しつつある」との認識を表明。「責任ある積極財政」の考え方に基づき、「税率を上げずとも税収を増加させることを目指す」と意欲を示した。参政党の安藤裕幹事長への答弁。 首相側に上限超える寄付 企業から、自民支部が返金 首相は、自身が代表を務める自民党支部が24年に政治資金規正法の上限を超える寄付を企業から受けていた問題を追及され、「政党支部は議員個人と異なる主体で、企業・団体から寄付を受けること自体が不適切だとは考えていない」と反論した。立憲民

上野賢一郎厚生労働相の資金管理団体「うえの賢一郎・政経フォーラム」(滋賀県彦根市)が2023~24年、東京・赤坂のスナックに「打ち合わせ飲食代」として計31万4300円を政治資金から支出していたことが29日、今月公開の政治資金収支報告書で分かった。地元・滋賀出身の女性演歌歌手のファンクラブ会費として計2万8600円も支出していた。 上野氏の事務所は共同通信の取材に「情報交換、意見交換に係る経費で、政治目的に従った適正な支出だ」と書面で回答した。政治資金規正法は政治資金の使途を原則制限していないが、税制上の優遇措置を受ける政治団体によるスナックやラウンジへの政治資金の支出はこれまでも問題視されてきた。政権の要職を担う立場として丁寧な説明が求められそうだ。 収支報告書によると、「うえの賢一郎・政経フォーラム」は24年、赤坂のスナックに会議費として6万8200円、ファンクラブに行事費として1万



公明党の斉藤鉄夫代表は27日の党会合で、高市早苗首相が企業・団体献金の規制を巡り、26日の党首討論のやり取りの中で「そんなことより、定数の削減をやりましょうよ」と述べたことについて、「『そんなこと』なんでしょうか」と答弁を疑問視。「政治改革への取り組みの姿勢に疑問を感じざるを得なかった」と振り返った。 また斉藤氏は、首相が非核三原則の将来的な見直しに含みを持たせたことに触れ、「(見直しを)もしされるのであれば、この国会できちっと議論をして、新たな議決をするプロセスがどうしても必要だ」と改めて訴えた。 斉藤氏は、非核三原則は公明党の提起により、1971年の衆院本会議で全会一致の決議につながったと紹介し、「与党だけで、国是たる基本方針を変えるのはあまりにも乱暴だ」と批判した。【野間口陽】


「ガソリン減税」の実施が決まった。高市内閣はガソリン価格に上乗せされている暫定税率の廃止で野党と合意し、1リットルあたり約15円値下げされる。一世帯あたりのガソリン代が年間約4900円減ると試算されている。 物価高騰のなか、マイカー族には朗報だが、国民以上に喜んでいそうな大臣がいる。高市早苗・首相から「不法滞在外国人の対策強化」の指示を受けて就任した平口洋・法務大臣だ。政治資金収支報告書によると、平口氏の政党支部(自民党広島県第二選挙区支部)と政治団体「平口洋後援会」は3年間(2021~2023年)に合計約818万円のガソリン代を支出している。当時の平均ガソリン価格で計算すると、使ったガソリンは合わせて4万7899リットルだ。 コロナ禍だった2021年でも、支部と政治団体あわせて290万8630円のガソリン代を支出、当時のガソリン代で1万8178リットルのガソリンを消費したことになる。



高市早苗首相は自身や閣僚に支給されている給与を削減する方針だ。連立政権を組んだ日本維新の会のスローガンである「身を切る改革」を意識する。削減を実現すると首相の場合、国会議員の歳費からの上乗せ分、月115万円の削減になる。首相は10月21日の記者会見で、首相や閣僚の給与に関して「議員歳費を超える給与を受け取らないよう法改正に取り組む」と強調した。首相や閣僚は行政機関の長としての職務のほか国会対

高市早苗首相は、副大臣・政務官人事で、自民党派閥裏金事件に関係した堀井巌、根本幸典両氏ら旧安倍派の衆参両院議員計7人を起用する方向で最終調整に入った。関係者が22日、明らかにした。いずれも事件に絡み党の戒告処分や幹事長注意を受けた。高市首相は21日に裏金関係議員の佐藤啓参院議員を官房副長官に起用。事件発覚以降、岸田・石破両政権は関係議員の起用を見送っており、人事方針を転換した。 昨年の衆院選や7月の参院選で有権者の審判を受けたことや、衆参両院の政治倫理審査会で弁明を済ませている点などを踏まえ、説明責任を果たしたと判断したもようだ。事件の全容解明が不十分との声がある中、野党側が問題視する可能性がある。 副大臣では、堀井氏を外務副大臣、根本氏を農林水産副大臣に充てる方向。佐々木紀、酒井庸行両氏を国土交通副大臣で調整している。政務官では高橋はるみ氏を財務政務官、小森卓郎氏を経済産業政務官、加藤竜


自公連立解消、公明党の怒りに油注いだ自民・高市総裁 側近は連立相手に参政党や国民の名「その方が党の支持率も上がるだろ」2025/10/11 6:00 (2025/10/19 5:00 更新) [有料会員限定記事]

自民党の萩生田光一幹事長代行は10日、ブログを更新し、派閥パーティー収入不記載事件に関係した自身の起用に公明党や野党が反発していることを踏まえ、「先頭は風当たりがきついのは承知しているが、仲間の為にも耐えて頑張る」と決意を表明した。 萩生田氏は、高市早苗総裁による人事に関し「不記載のあった議員でも、説明を尽くし、二重、三重の処分を経て、選挙で有権者の審判を受け、勝ち上がって国会に戻った人には働いてもらうとの方針を貫いた結果だ」と説明。「一部の批判を覚悟で処分後の私を使ってくれた新総裁の決断に何としても仕事で応えていく決意だ」と記した。 「会社や組織の中でも失敗をした者が、中々復帰できない社会の風潮がある事は否めないが、私自身が頑張る事で再チャレンジのできる社会の風土づくりになれば幸い」だとした。その上で、「最大の信頼回復は人目を避け、自粛を続けて時間が過ぎるのを待つのではなく、批判に晒され

立憲民主党の野田佳彦代表は8日、国会内で自民党の高市早苗総裁と会談した際、高市氏から同行した萩生田光一幹事長代行について「傷もの」という言葉で紹介されたと明らかにした。野田氏は「傷ものという表現には驚いた。非常に気にされているんだろう。痛いところなのかなと思った」と述べた。 野田氏によると、高市氏は同行した執行部メンバーを紹介する際、党人事を巡る麻生太郎副総裁の影響力に関し、「麻生さんがどうのと言われているけど、自分で選んだ人たちだ」と強調した。その際に萩生田氏について、高市氏から「『傷ものが1人』という表現で紹介された」と述べた。 萩生田氏は自民党裏金事件をめぐって1年間の役職停止処分を受け、今年8月には政策秘書(当時)が政治資金規正法違反で罰金の略式命令を受けた。野田氏は裏金事件について「全然解明されていない。萩生田氏の政策秘書が罰金刑を受けているということもあるので、より説明責任が出


自民党の臨時総務会であいさつする高市早苗総裁。左から麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長=7日午前、東京・永田町の党本部自民党の高市早苗総裁が今月17~19日に東京・九段北の靖国神社で執り行われる秋季例大祭中の参拝を見送る方向で調整に入った。複数の関係者が7日、明らかにした。高市氏はこれまで、閣僚在任中も終戦の日や春秋の例大祭には靖国神社を参拝してきた。参拝を強行すれば、中国や韓国の強い反発を招くのは必至で、外交問題化を回避すべきだと判断した。 公明党の斉藤鉄夫代表は7日、高市氏との会談で、中国、ロシア、北朝鮮が連携を強めるなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中「靖国参拝が外交問題になるべきではない」と伝えた。両氏は認識を共有した。 高市氏は今月27~29日で調整中のトランプ米大統領の来日を控える。月末から韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で中国の習近平国家主席との会談機

自民党の高市早苗新総裁は4日、党役員人事で、幹事長に鈴木俊一総務会長(72)=麻生派=を充てる方向で調整に入った。また、副総裁は麻生派を率いる麻生太郎元首相(85)の起用を軸に検討している。高市氏は…

高市氏は会見で、党派閥裏金事件に関係した議員の要職起用を問われ「国民の代表として送り出された方々だ。特に人事に影響ない。しっかりと働いてもらう」と述べた。

神奈川県内に存在するあるアパート。外観から見た印象は1DK程度の広さ。しかし、自民党の党員名簿によると、この1室には51人もの党員が住んでいることになっている。この不可解な事象が示すものとは…… 〈自民党の大きな収入源となっている「党費」。100万人以上の党員を抱える自民党では、党費の総額は年間で40億円近くになるという。そんな党費を支払う“党員の実在”について、ある疑惑が持ち上がっている。自民党に存在するという「幽霊党員名簿」の実態に迫る〉 【画像】似通った名前が同じ住所にズラリと並んで…本誌が入手した「幽霊党員名簿」実物写真 「一体、誰がこんなものを出回らせるんですか! 党員で協力してきたのに、こんなリストを見せられても困る」 神奈川県横浜市に住む杉山和夫さん(仮名)は、自宅を訪ねたFRIDAYデジタル取材班が提示した名簿を見た途端、顔色を変えてこう語った。その名簿とは、山本朋広・元防

自民党の総裁選挙に立候補した小泉農水相の陣営が、小泉氏を称賛するコメントをインターネット上に投稿するよう陣営関係者に要請していたことが分かりました。 この問題が総裁選に与える影響の見通しについて、国会記者会館からフジテレビ政治部・菊池俊匠記者が中継でお伝えします。 小泉農水相の謝罪で注目が集まる中、26日午前、牧島元デジタル相がコメントを発表し「私自身の確認不足により一部行き過ぎた表現が含まれてしまったものであり、申し訳なく思っています」と述べました。 小泉農水相の周辺は陣営議員の事務所による単独行動だとして「迷惑している」と話しています。 また陣営内からは「党員の半数は既に投票を終えているので、大きな影響はない」「本人が謝罪したので幕引きにしたい」との声も聞かれます。 一方で、ライバル陣営からは「党員票の動向に影響する」「一気に状況が変化する可能性がある」との見方が相次いでいます。 また

自民党総裁選に立候補している高市早苗前経済安全保障相(64)と小林鷹之元経済安保相(50)が、収録で出演した23日夜のTBS系報道番組「news23」で、派閥の裏金問題が「決着している」との認識を示した。これに対し、X(旧ツイッター)では、「えっ、いつ?」「うやむやだろ」などと、怒りやあきれる声が多数上がった。 番組は5候補が出演し、裏金問題の決着はついたと思う人に挙手も求めると、高市氏と小林氏が手を挙げた。その理由として、一定の再発防止策を講じている一方で、当該議員は党から重い処分を2回も受け、有権者の審判を受けたことなどを挙げた。 Xには、「決着済みで正しい」「もう選挙で禊(みそぎ)は済んでいるよ」「はっきり言ってこれ以上どうすればいいのだろうか。糾弾する側は何を求めているのか、満足条件を教えてもらいたい」「もっと重要な物価問題にテーマを移し議論すべきだ」などと、一連の説明に理解を示す


自民党の総裁選挙が、22日に告示されます。日本テレビは党員、党友と答えた方を対象にした独自の電話調査を行い、誰を支持するかたずねたところ、小泉進次郎氏が32%で、1位であることがわかりました。 今回の自民党の総裁選挙は、党員・党友票の数が国会議員票と同じで勝敗に大きく関わることから、その動向を探るため、日本テレビは、党員、党友と答えた方を対象にした独自の電話調査を行いました。 立候補を表明した5人のうち、誰を支持するか、たずねたところ、小泉進次郎氏が32%でトップ、高市早苗氏が28%で続き、林芳正氏が15%、小林鷹之氏が7%、茂木敏充氏が5%となりました。ただ、「まだ決めていない・わからない」と答えた人が14%で情勢は変わる可能性もあります。 また、去年の総裁選挙で石破茂氏に投票したと答えた人に限って今回は誰を支持すると答えたのかみてみると小泉氏と答えた人が41%で最も多く、次いで林氏が2


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