皆さんこんにちは。国井です。 先日、紹介した「ADFSとAzure ADの違いを比較してみよう」が思いのほか好評だったので、続編としてActive DirectoryとAzure ADの違いを比較してみることにしました。 Active DirectoryとAzure ADの違いは、 オンプレミスのサーバーに対するシングルサインオンを実現するのが Active Directory クラウドサービスに対するシングルサインオンを実現するのがAzure AD と覚えておくと、わかりやすいと思います。 実際、オンプレミスのActive Directoryでは、ドメイン参加という設定を行ったサーバーへのアクセスには、追加でユーザー名とパスワードを入力することはしないですよね?それと同じように、Azure ADでも関連付けられたクラウドサービスへのアクセスには追加でユーザー名とパスワードを入力することは
Kerberos認証とは、ネットワーク越しでアクセスするユーザーを認証するプロトコルである。仕様は、RFC4120やRFC4121で規定される。マイクロソフトのActive Directoryなどが対応している。 Kerberos認証では、「チケット」と呼ぶデータを認証に使う。ユーザーがサーバーにアクセスしようとすると、サーバーはアクセス権を持っているユーザーかどうかを判断する。このとき、ID/パスワードといったテキストのアカウント情報で認証を行うと、暗号化しない限り、ネットワーク上にアカウント情報が平文のまま流れてしまう。そこでKerberos認証では、クライアントのIDやタイムスタンプ、有効期限が含まれるチケットと呼ぶデータを使って認証する。こうすることで、アカウント情報を漏洩しにくくする。 Kerberos認証の仕組みを、Active Directory環境を例にして説明する(図)。
Active DirectoryとAzure Active Directoryは何が違うのか?:基礎から分かるActive Directory再入門(11:特別編)(1/2 ページ) Office 365のユーザー管理機能からスタートした「Azure Active Directory」。現在は、クラウドの認証基盤として、さまざまな機能を提供している。では、オンプレミスのActive DirectoryとAzure Active Directoryは何が違うのだろうか。 連載目次 “クラウドの台頭”で必要になったAzure Active Directory 企業は長い間、社内にシステムを構え、クライアント/サーバ型のシステムを運用してきた。そして、その中心には「Active Directory」があった。Active Directoryは「ドメイン」という仕組みで、社内のさまざまなサーバへの
注意 このページにアクセスするには、承認が必要です。 サインインまたはディレクトリの変更を試すことができます。 このページにアクセスするには、承認が必要です。 ディレクトリの変更を試すことができます。Microsoft Entra ID は、従業員が外部リソースへのアクセスに使用できる、クラウドベースの ID およびアクセス管理サービスです。 リソースの例として、Microsoft 365、Azure portal、その他何千という SaaS アプリケーションがあります。 さらに、Microsoft Entra ID は、会社のイントラネット上のアプリなどの内部リソースや、自分の組織向けに開発されたクラウド アプリにアクセスするのにも役立ちます。 テナントを作成する方法については、「 クイック スタート:Microsoft Entra ID で新しいテナントを作成する」を参照してくださ
はじめに 皆さんはLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)という言葉をご存知でしょうか。 ここ数年で、LDAPを実装したサーバソフトウェアの知名度は上がってきていますので、ご存知の方も多いかもしれません。 例えば、Microsoft社のActive DirectoryやSun Microsystems社のSunONE Directory Server、Red Hat社のRed Hat Directory Server、そして本連載で取り扱うOpenLDAPなどが代表的なLDAPを実装したソフトウェアです。しかし、これらのソフトウェア名を知っていても、実際にどんなことができるのか、というところまでご存知の方はまだまだ少ないのではないでしょうか。本連載では、LDAPの概要からOpenLDAPのインストール、設定、アプリケーションとの連携などを通し
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