「6年勤めたNTTを退職しました」という記事が、注目を浴びているようですが、この筆者がNTT を辞めた理由が、私が32年前(1986年)にNTT を辞めた理由とあまり変わらないのに、少々驚きました。 私がNTT を辞めた件に関しては、これまで色々なところで話しては来たのですが、まとまって文章にしたことがなかったので、これを機会に書くことにしました。普段ならメルマガ(週刊 Life is beautiful)の読者限定で書くところですが、今回だけは、出来るだけ多くの人に読んで欲しいので、ブログ記事として公開します。 当時、NTTは電電公社から民営化したばかりで、1985年に入社した私は、NTTとしては第1期生でした。大学は、早稲田の理工学部電子通信学科で、修士課程まで行きました(当時は、情報学科はまだ独立しておらず、電子通信学科がソフトウェアとハードウェアの両方をカバーしていました)。
宅配最大手の「ヤマトホールディングス」は、ネット通販大手の「アマゾン」が、宅配便の値上げ要請を受け入れ、今月から運賃を引き上げたことを明らかにしました。ヤマト運輸は、ネット通販の拡大による宅配便の急増と深刻な人手不足が重なって会社の経営方針を見直しを迫られ、アマゾンなど大口顧客1100社と値上げの交渉を進めていました。荷物が急増した最大の要因となったアマゾンとの値上げ交渉が課題となっていました。

リクルートスーツに身を包む就活生。仕事以外の充実を頭に巡らせながら、活動が続く (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る いよいよ6月から、新卒採用の企業面接が解禁される。時代とともに若者が会社に求めることは変化している。どうやら今の若者は、休みを重視する「余暇ファースト」主義らしい。世代間の価値観のギャップが原因で、職場でハレーションが起きるのは世の常。彼らの行動の背景や本音を知ることから始めよう。 頼むから、出ないでくれ──。 都内の大学に通う、就職活動真っただ中の男子大学生、横山正さん(仮名・21歳)。ここ数日、夜11時以降は、一人暮らしのアパートの部屋から“志望企業”に電話をかけるのが日課になっている。汗ばむ手でスマホを握りしめ、祈るように番号を押す。だがワンコール鳴ったところで、願いは砕け散る。 「はい、○○(会社名)でございます」 相手の声を聞き、急いで電話を切った。 「ここ

表題の通り、数年勤めたソニー株式会社を退職しました。 個別具体の退職理由はいろいろあってそれらは後述しますが、退職を決めた基本的な理由は、個人的なキャリアパスの設計と会社の方針のミスマッチ、労働観のミスマッチ、技術投資の考え方のミスマッチの三点に集約できると思っています。 キャリアパスの設計と会社の方針のミスマッチ私はソニーでソフトウェアエンジニアとして働いていました。 ソフトウェアエンジニア(を目指す人間)にとってソニーと言えば、"自由闊達な理想工場"、エンジニアが自由に活躍できる会社、日本のメーカーなのにソフトウェアもちゃんとつくれる会社、などのイメージがあるかと思います。私もそう思っていました。 実際会社は説明会などでそういった説明をしましたし、そういったイメージを前提に私はソニーを選び、「エンジニアとしてプロフェッショナルになる。品質が高く、お客の求める体験を作り出せる人間になる」

ロケットスタートの高市内閣、実家がイオンの岡田克也さんとこっそり修正で言い訳の朝日新聞に苦しめられるも発足1ヶ月で更に支持率を伸ばす

完全な愚痴。 新人が旧仮名遣いを直してくれない。 最初見た時からビックリして、もうこの数ヶ月ずっとその書き方はやめてくれって言ってきた。 このご時世に信じられないけど小さい頃からずっと旧仮名遣いで生きてきて、 学校の試験も卒論も何もかも全部旧仮名遣いで乗り越えてきたらしい。 「これが日本語の由緒ある正式な文字遣いですが、何か。」などと言って押し通してきたとか。教育機関はそう言われたら黙るしかないかもしれんが、会社は違う。 取引先に「お世話になつております」なんてメール出したらナメてんのかと確実に怒られる。 でもいくらそうやって説得して現代仮名遣いで書かせても、ポツポツと旧仮名遣いが残ってて。 もう、いちいち文面チェックすんの疲れた。何で俺が古典の教師みたいな添削やらないといけないの。 人事は何をやってたんだ。こんな明らかに特徴的な癖、履歴書見りゃ一発で分かっただろうに。 優秀だから採用し

パイロット関係のことについて思いついたことをぐだぐだ書いていく。 パイロットは就職難 先週、J-AIR(JALの子会社)の採用試験を受けてきた。この会社は去年から4ヶ月に1回くらい採用を繰り返していて今回で4回目。採用人数は毎回6人程度で応募者は毎回100人を超える。倍率は20倍くらい。この状態が他社も含めずっと続いている。これが、パイロットの資格は持っているけど実務経験のない人の実情。いま実際に問題になっているのは機長が足りないってこと。機長は足りないのにその1つ下の段階の人はまともに仕事につけないのはなんでだろうってのをなんとなく書いていく。 航空会社の新人パイロットの需要は毎年100~150人程度しかない。JALがつぶれたときに700人以上のパイロットが職を失ったのでその時の影響がまだ続いている。1つの会社が採用募集を出すと100人分以上の履歴書が届くけど採用されるのは数人。当然、履

この間、うち会社の産業医さんと社長と私の上司と私で寿司を食べに行って、産業医さんが「30歳までに一度子供を産むと、年を取ってから妊娠して出産しても障害のある子が生まれる可能性はぐんと減ります、逆に30歳以降での初めての妊娠・出産は障害のある子が生まれる可能性はとても高いんです」みたいな事を言い始めた。女は私一人だったので、わー耳が痛いーとか思いながら「そうなんですか」って相槌打ってたらそれを聞いた社長と上司がすげーにやにやして「お前大丈夫なのか、もう29だろ、妊娠できるのか?」とか言い始めてうるせえええええええええって思ったんだけど、まあ実際彼氏もいないから30歳までに妊娠って難しいので適当に流してた。そしたら社長と上司がどんどん盛り上がってきて、俺の嫁はお前くらいの年の時は2人子供がいたぞとか妊娠とか出産って大変なんだぞとか、妊娠はいいぞーとかもう訳が分からん。妊娠はいいぞーってお前は突
新卒で入った会社で、ことあるごとに「○○ができない人は、仕事なんて出来ません!」と人事から言われてきた。 ビジネスマナー、挨拶、勤怠、などなど。 会議での席次、名刺の渡し方、エレベーターへの誘導、同僚と通りすがるたびの挨拶、勤怠(体調管理)・・・。 意外と先輩社員もできてないんだけど、「ああいう人は、仕事もできてないのよ」「注意してもらえるうちが華なの、今のうちにやりなさい」と。 で、私はこれらがあまり得意ではなかった。 現場でのOJT中も、何度も何度も人事から呼び出された。 「あなたは立派な大学を出ているから、期待していたんだけどねえ」なんて言われながら。 呼び出される様子をみて、現場の先輩は「人事怖いねー」なんて励ましてくれたけれど、 同期からは「学歴が良いからって、仕事できるわけじゃないんだねー」「なんでちょっとした風邪で休むの?」なんて人事と同じように怒られる始末。(まあ、そりゃあ

いや、私は別に人事担当でもなんでもない若造なんですけど、なんか行きがかり上何回か二次面接をやったので、ちょっとその際のことを。 まず最初に、新卒の二次面接をやれといわれた時、どんな人材が会社に必要か、どんな人材なら来て欲しいと思うか、基準を考えてみた。あまり「面接をやる側」のHowToみたいなものを読んだことがないので、一般的なものなのかどうなのかは知らない。 ・中途採用とは違って新卒採用なので、当然ながら即戦力である必要は全くないし、即戦力など期待してはいけない。 ・「常識的な言葉遣い、常識的な受け答えが出来る」ということについては最低限見なくてはいけないだろう。まあ、それが出来ない人は一次で落とされてるのかも知れないけど。 ・面接での作法みたいなものについては私自身が良く知らないのでどうでもいい。 ・当然のことながら、将来的に仕事が出来るようになって欲しいので、仕事内容を学習する能力は
というわけで今日のお話は、「やった!頑張った甲斐があって、就活もうまく乗り切れた!」とか、「まあ、オレのスペックならちゃんと大企業&大組織に入れるのも当然だけどね。」とか言ってる人は、実は「完全に周回遅れです」みたいな場所で人生最初の「働く訓練」を受けることがどれだけ自分の将来価値を毀損する可能性があるか、よーく考えてみたほうがいいんじゃないか、ってことなのでした。 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ -Chikirinの日記 この記述に思うところがありますので、ちょっと書きたいと思います。 僕は6年間新卒で入社した大企業で働いておりました。今は従業員数人の中小企業で働いています。ちきりんさんが指摘する「完全に周回遅れです」の意味を身をもって経験しています。 周回遅れの意味は、その企業から一歩出たら全く役に立たないシゴトのやり方やアウトプットに飼い慣らされていることで、外に出
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