去年の参議院選挙の前に、河井克行元法務大臣と妻の案里議員の政党支部が税金を原資とする政党助成金、合わせて1億2000万円を自民党本部から受け取っていたことが、25日、総務省が公表した報告書でわかりました。2人の政党支部は資金の使いみちについて買収事件で書類が押収されているため不明だとしています。 元法務大臣の河井克行被告(57)と妻で参議院議員の案里被告(47)は、去年の参議院選挙での買収の罪に問われ、資金の流れも捜査の焦点となってきました。 総務省が25日に公表した「政党交付金使途等報告書」によりますと、7月の選挙前に自民党本部が、案里議員が代表の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」に対し、 ▽4月に1500万円、 ▽5月に3000万円、 ▽6月に3000万円を、 河井元大臣が代表の「自民党広島県第3選挙区支部」に対し、 ▽6月に4500万円を支出したことが記載されています。 国会議員に

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河井克行前法務大臣と妻の案里議員が逮捕された選挙違反事件で、逮捕容疑となった現金の提供先の中に含まれている広島県三原市の天満祥典市長が三原市議会の議長に辞職の意向を伝えたことがわかりました。 前の法務大臣の河井克行容疑者(57)と妻で参議院議員の案里容疑者(46)は去年7月の参議院選挙をめぐって、地元議員らに票の取りまとめを依頼し報酬として現金を配ったとして公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕され、検察当局は地元議員や後援会幹部など94人におよそ2570万円を配った疑いがあるとみて捜査を進めています。 現金が配られた疑いがある94人の中には三原市の天満祥典市長が含まれていることが関係者への取材でわかっていますが、天満市長は現金の授受を否定しています。 25日、三原市議会の仁ノ岡範之議長が市役所で取材に応じ、天満祥典市長から24日夜、辞職の意向を口頭で伝えられたとしたうえで、「市長の意向を受理し

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「安倍さんからと言われた」河井前法相から現金を受け取った町議が証言! 安倍首相と河井克行は9回も単独面談、その度に金が… 河井克行・前法相と河井案里参院議員の買収事件をめぐり、とんでもない証言が飛び出した。案里容疑者の後援会長を務めた繁政秀子・広島県府中町議が、昨年5月に克行容疑者に白封筒に入った現金30万円を渡された際、克行容疑者から「安倍さんから」と言われた、と証言していることを中国新聞デジタルが報じたのだ。 繁政町議によると、参院選公示前の昨年5月、克行容疑者から案里容疑者が広島市中区に設けた事務所に呼ばれ、ふたりきりになった際に白封筒を渡された。繁政町議は〈気持ちの悪さを感じてすぐに「いただかれません。選挙できんくなる」〉と断ったが、そのとき、克行容疑者は「安倍さんから」と口にしたのだという。結局、繁政町議は封筒を受け取ったが、その理由について、〈自民党支部の女性部長に就いており「
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自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会…

昨年7月の参院選広島選挙区をめぐり、地元議員らに多額の現金を配ったとして前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=と、妻で参院議員、案里容疑者(46)=広島選挙区=が東京地検特捜部に逮捕された公選法違反事件で、克行容疑者が特捜部の調べに対し、現金配布を一部認める供述をしていることが22日、関係者への取材で分かった。一方、買収の意図はなかったとして容疑を否認しているという。 また、特捜部など検察当局が夫妻のスマートフォンを押収し、衛星利用測位システム(GPS)機能による位置情報を解析して、現金配布先と日時の特定を進めていたことも、関係者への取材で判明した。 夫妻は昨年3~8月、参院選で案里容疑者の票の取りまとめを依頼するなどし、報酬として計約2570万円を地元議員や後援会関係者ら94人に渡した疑いが持たれている。 関係者によると、検察は今年1月、夫妻の自宅や事務所などの家宅捜索で、

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