戦争の現実、メディアの狂騒 ―映画『ビリー・リンの永遠の一日』配信開始!海外文学&映画ファン必見、Amazonビデオ ミニシアターにて © 2016 Columbia Pictures Industries, Inc., LSC Film Corporation and S8 Billy Lynn, LLC. All Rights Reserved. 『ブロークバック・マウンテン』(2005)や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した 227 日』(2012)を手がけたアン・リー監督の最新作、映画『ビリー・リンの永遠の一日』がいよいよ日本に上陸した。Amazonビデオの新サービス「Amazonビデオ ミニシアター」の初回公開作品として、2017年10月4日より10月31日までの期間限定で配信されている。 © 2016 Columbia Pictures Industries, Inc.,

様々なエピソードを通して第二次世界大戦緒戦期の英国の命運を左右した数日間を描いている。 警告:物語の核心に触れている部分があります。 訂正とお詫び: (2017/9/25掲載)艦番号ですが、英語版Wikipedia List of Royal Navy ships at Dunkirkを見たところ誤りがありましたので以下の通り訂正します。 ・ムーンストーン号が冒頭にダンケルクから撤退する駆逐艦を目撃した時の艦 ・夜トミーらが乗艦後に魚雷被雷した駆逐艦 →D06 Keith ではなく D36 Vivacious でした(史実では空襲で撃沈されたのはD06 KeithでD36 Vivaciousはダイナモ作戦期間中健在だった)。 0.本作はダンケルク撤退戦の知識を必要とするのか? エンターテイメント映画として説明が足りないとの批判があります。また逆に下調べしろという主張も見かけますが、冒頭で余

町山智浩さんがTBSラジオ『Session-22』の中でアメリカで公開されたばかりの『この世界の片隅に』についてトーク。アメリカの観客や映画評論家たちの反応について話していました。 (荻上チキ)この映画をきっかけに考える場所がどんどんどんどん広がっていくと素晴らしいと思うんですけど。それが今度はアメリカにも広がっていっているわけですね。そこで、TBSラジオ『たまむすび』でもおなじみアメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんに実際に公開されているアメリカでの反応を、これは事前にお話をうかがっているので。(片渕須直)監督も一緒にお聞きいただければと思います。 (片渕須直)はい。 <音源スタート> (荻上チキ)アメリカで公開が始まったと思うんですが、反応はいかがですか? (町山智浩)はい。まだ始まったばかりなので。1週間しかたってませんからね。ただ、見た人たちは非常に感動しているんですが、なぜ感動を

ここ数日、祖父母の戦争体験を語るエントリが多くあったので私も思い出した。 こわがりな祖母が聞かせてくれた沖縄戦の話 祖母は沖縄県中部の農村に生まれた。物心つく頃には労働力として畑にかり出され、毎日サトウキビの世話をさせられたらしい。 毎日畑と学校と家の往復で忙しかったけれど、それなりに楽しい幼少期を過ごしたそうだ。 だが中学に入学したあたりでそれまでの環境が一変した。 突然学校でウチナーグチ(沖縄の方言)を話すことを全面的に禁止されたのだ。ウチナーグチは本土の人間からすれば全く何を言ってるのか分からない未知の言語であるため、 こんなものを日本語と認めるわけにはいかん、正しい日本語を身につけさせお国に尽くす青少年を育成せよとのお達しが来たのだ。 日常会話の全てをウチナーグチに頼ってきた当時の子供たちはかなり戸惑ったそうだ。ウチナーグチがポロっと出ただけで教師に襟首を掴まれ、 ほかの生徒たちが

広島や呉を舞台に戦時中の日常を丁寧に描いたアニメーション映画「この世界の片隅に」が今月に入って各地の映画館で再上映され、終戦の日の15日は片渕須直監督が埼玉県内の映画館を訪れて戦争に対する思いを語りました。映画は去年11月に上映が始まりましたが、配給元の東京テアトルによりますと、戦争について知るきっかけにしようと、すでに上映を終えた映画館でも再上映の動きが見られ、今月は全国のおよそ50の映画館で上映が行われたり決まったりしているということです。 今月12日から再上映を始めた埼玉県川越市の映画館では終戦の日に合わせて片渕須直監督が上映後に舞台あいさつをしました。 片渕監督は「広島では特に8月に入ってから大きな空襲が続き、亡くなった人がたくさんいた。そのように追い詰められ、締めつけられるような日々が8月15日で終わった」と話したうえで「15日という日はただの終戦の日ではなく、そういう日々の末
大都市の65館で封切り[映画.com ニュース] 昨年から日本中を沸かせている片渕須直監督作「この世界の片隅に」が8月11日(現地時間)、ついに全米公開を迎えた。 宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞長編アニメ―ション賞を受賞したように、アメリカでは日本のアニメは、スタジオジブリ作品を中心に注目度が高い。「ドラゴンボール」など日本でお馴染(なじ)みのテレビアニメはアメリカでも根強い人気を誇り、最近では、Netflixに「進撃の巨人」や「亜人」などがラインナップ。アメリカでの日本製アニメの需要の高さを物語っている。さらに今年4月には、新海誠監督のメガヒット作「君の名は。」が公開され話題を呼んだ。「この世界の片隅に」はこの一連の流れを受け、満を持してスクリーンに登場する。 ニューヨークでは、7月23日に北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS ジャパン・カッツ!」のクロージング作品

古処誠二ほど軍隊を書ける作家が、いま、他にいるだろうか。 軍隊は巨大官庁や巨大企業と同じだ。管理職相当の士官がいる。平社員相当の兵隊がいる。ほんの少しの身分の違いが、越えられない壁、立ち入れない塀をいちいち作り出す。年季の入り方のちょっとした違いも大きく作用する。 しかも、大日本帝国陸軍なら、歩兵も、砲兵も、工兵も、騎兵も、食糧などの輸送を司る輜重兵も、軍の中の警察官である憲兵もいる。それぞれに士官がいて兵隊がいる。タテにもヨコにも細かく割れ、各々に独特の文化がある。言葉や思考法がある。それは単に伝承とか習性とかいった次元にとどまらない。歩兵なら歩兵、憲兵なら憲兵。どのグループにも専門性の高いマニュアルがある。それに従って教育されている。その意味で軍隊は民間企業以上に役所である。軍人や兵隊は武装した役人である。軍隊勤務は決まり事に徹底的に縛られている。 たとえば、臨機応変な対応を求められる

「この世界の片隅に」が、現地時間11日(金)、アメリカで公開となった。限定都市のみの公開のため、批評を掲載しているメディア自体が少ないのだが、批評家の感想を統計的に見るrottentomatoes.comの点数は、97%。4月にもっと大きな規模で公開された「君の名は。」の98%にはやや劣るものの、これは相当に良い。しかし、個々に読んでみると、絶賛だらけというわけではない。 最も高く評価しているのは、「L.A. Times」。同紙のトップ批評家ケネス・トゥーランは、片渕須直監督が4,000枚以上の写真を集め、当時の広島と呉の様子を徹底的にリサーチしたことに触れ、「緻密に手で描かれたすばらしいビジュアルに感動させられる。それらはリアルで、まるで魔法のように、最も普通の状況をも美しく見せてしまうのだ」と書いている。ストーリーについても、「すずの話が自分のことのように思えてしまい、映画の最後で手を

漫画家の故・水木しげるさんが半世紀前に書いたとみられる未発表の随筆原稿が、東京都調布市の自宅から見つかった。陸軍二等兵として送られた戦場で左腕を失い、悲惨な経験を漫画で伝えたいという水木さんの思いに反し、読者や版元から「勝ち戦」の話を求められる葛藤が記されている。 「ぼくが書きたいのは敗け戦さの話だったんだが、それはゆるされないのだ。少年たちは花々しいガダルカナル戦あたりまでしか読んでくれないのだ」 随筆は原稿用紙1枚に鉛筆で書かれ、書斎のファイルに挟んであったのを次女が見つけた。当時の大人向けの漫画誌「ガロ」(青林堂)向けに1967年ごろ執筆されたとみられる。売れずに廃刊になった貸本を作っていた漫画家2人の名前を挙げており、水木さんと親交の深かった作家の京極夏彦さんは「この漫画家たちを気遣って掲載を見送ったのでは」と話す。 随筆では、水木さんが60年…

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でクリストファー・ノーラン監督が第2次大戦のダンケルク撤退作戦を描いた映画『ダンケルク』について話していました。 \??劇場用本ポスターが解禁?/ これは、生き残りをかけた 「撤退」の物語。 絶体絶命の地“ダンケルク”の40万人。残り時間わずか。生き抜け、若者たち… 民間船までもが出動した「撤退作戦」を描いたスペクタクル・タイム・サスペンス『#ダンケルク』のポスターが7月1日から劇場に? pic.twitter.com/tp8coX67ug —映画『ダンケルク』公式 (@dunkirkjp) 2017年6月28日 (町山智浩)今日はですね、一昨日アメリカで公開されて驚きの大ヒットをしている映画『ダンケルク』についてお話します。これはですね、1940年5月20日から6月4日にかけてあったダンケルク撤退作戦という戦争(第2次大戦)のはじめの時にあっ

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若者たちをファシズム体制に順応させることを狙い組織された「ヒトラー・ユーゲント」。1936年以降はドイツの国家機関となり、ドイツの青少年たちは集団活動を通じて肉体の鍛錬を行い、祖国愛とナチ思想を教え込まれた。 「しかし、そんな画一的な価値観の押し付けに従う若者ばかりでないのは、今も昔も同じこと。当時も、ヒトラー礼賛など“バカじゃねぇの?”とばかりに反発した若者たちは、決して少なくなかったようです」本書は、1940年前後のハンブルクを舞台に、敵性音楽として排斥されたジャズに熱狂した若者たちを主人公に描かれる物語である。当時のドイツには、ナチス政権に反旗を翻した「白バラ」や、労働者階級の子弟たちで組織された「エーデルワイス海賊団」などの抵抗グループがあったが、本作の着想を得たのは、「スウィング・ユーゲント」と呼ばれた若者たちだった。 「彼らは中産階級の子弟であり、体制には反発するものの、こと

2017年01月26日 この世界の片隅はいつまで蹂躙されるのか Tweet 『この世界の片隅に』が異例のヒットとなっている。第二次世界大戦中の広島を舞台にしており、戦争に翻弄される女性の日々の生活を丁寧に描いており、世代を超えた共感を得ているようだ。 もちろん映画を観ている我々は8月6日に広島に原爆が落ち、15日には終戦を迎えることを知っている。Xデイが近づくに従い、映画が描く生活には徐々に暗雲が立ち込めてくる。視聴者はこの後に待ち構える悲劇を知っているが、何も知らない登場人物はただひたすら目の前の一日を必死に生き抜こうとする。戦争の影にはそのような無数の人が多く存在するのだ。映画終盤になるにつれて空爆の頻度は上がり、住民たちは昼も夜もなく爆撃の脅威にさらされることになる。実際こんなに頻繁に空襲があったのかと驚いたので、少し調べてみた。 空襲被害 次のVizは空襲被害一覧から、全国自治体

兵士とセックス 第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? 著者:メアリー・ルイーズ・ロバーツ 出版社:明石書店 ジャンル:社会・時事・政治・行政 兵士とセックス―第二次世界大戦下のフランスで米兵は何をしたのか? [著]メアリー・ルイーズ・ロバーツ 1944年夏、フランスのノルマンディー。ここで米軍が行った上陸作戦は、しばしば軍事的側面からのみ取り上げられる。その後のフランスで、米兵がどのような生活を営んでいたのかについては、ほとんど焦点があたらない。本書は、性という観点から、第二次大戦下の米仏関係を読み解く一冊。三部構成で、一部では「恋愛」を、二部では「売買春」を、三部では「レイプ」を取り扱っている。 ノルマンディー作戦は、ナチスからフランスの女の子たちを救い出し、キスの嵐で迎えられるといったジェンダー表現でたびたび受容された。この物語はフランスに対する支配意識とも結びつき、兵士た

合唱団とオーケストラ デモ隊は、9月3日、午前4時40分から15〜30人ずつが集 まりヘッケラー&コッホ生産工場の5か所すべての入口で車両の通行を阻止 した。まだ暗い未明、3〜5人の演奏者が小さな音楽会を開き、ゲートを封鎖した。本格的なコンサートは午前10時から始まった。工場正門にはヘンデルの「アレ クサンダーの饗宴」を編曲した「火器は災害を産むだけ」という題のアリアが 鳴り響いた。 公演が始まると、正門の前は数百人の観衆で埋め尽くされた。結局、ヘッケラー& コッホの正門は音楽家と観衆により完全に囲まれた。 彼らはコンサートでウォルフガング・パスクァイの「平和性悪劇」、レオシュ・ ヤナーチェクの「ああ戦争」、キューバ音楽の「グァンタナメラ」と共に今回 のデモをした音楽家にとって特別な意味があるシューベルトの「未完成交響曲」 を演奏した。レーベンスラウテの団員は26年前、米国のパーシングI
若者が集まる、東京・渋谷。 街なかにある映画館を訪ねました。 河野 「戦争の映画で話題になっているということなんですけれども、人がたくさん。 ロビーに人があふれています。 特に若い人が多いですね。」 客席は満員、立ち見客も出ていました。映画「野火」。 作家・大岡昇平さんの原作をもとに、戦争体験者の取材を加えて作りました。 太平洋戦争末期のフィリピンの戦場、日本兵の姿が描かれています。映画『野火』より “しかしまあ、食料も銃もねえし、困ったもんだよな”映画『野火』より “俺たちはニューギニアじゃ人肉まで食って苦労してきたんだ”映画『野火』より “俺がお前を殺して食うか、お前が俺を殺して食うか” 生と死の狭間の極限状態に置かれた人間を通して、「戦争」が描かれています。
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