タイとカンボジアが領有権を争う国境地帯で、24日朝、双方の軍による武力衝突が起き、タイ政府によりますと、これまでにタイ側で地元住民を含む11人が死亡したということです。衝突は国境地帯の各地で続いている模様で、緊張が高まっています。 タイ軍によりますと、首都バンコクから東に数百キロのタイとカンボジアの国境地帯で、24日朝、両国の軍の間で武力衝突が起きました。 その後、衝突は国境地帯の各地に広がり、地元メディアによりますと、タイ側にあるコンビニエンスストアが砲撃を受け、タイ軍によりますと、この場所で6人が死亡したということです。 タイのプームタム首相代行は記者団に対し、この砲撃を含め、タイ側ではこれまでに地元住民を含む11人が死亡、28人がけがをしたと明らかにしました。 タイ軍は、戦闘機でカンボジア軍の拠点を攻撃したとしていますが、今のところ、カンボジア側の被害の情報は伝えられていません。 衝

日本時間の28日午後発生した、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の大地震では、激しい揺れに見舞われた第2の都市マンダレーや首都ネピドーなどで大きな被害が出ています。 ミャンマーで実権を握る軍は、SNSでこの地震でミャンマー国内で1007人が死亡し、2389人がけがをしたと伝えました。 現地では、発生から丸1日がすぎましたが、いまも各地で倒壊した建物などの下に取り残されている人が多数いるとみられ、軍や地元当局などが救助活動を続けているものの、被害の全容はいまだに明らかになっていません。 また、ミャンマーにある日本大使館によりますと、マンダレーで日本人2人がけがをして病院で治療を受けたということですが、命に別状はないということです。 一方、この地震で、隣国タイの首都バンコクでも建設中の高層ビルが倒壊し、地元当局によりますとこれまでに8人が死亡し、70人以上と連絡がとれなくなっている

USGS=アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の28日午後3時20分ごろミャンマー中部のマンダレー付近を震源とする地震がありました。 震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。 また、この10分あまりあとにも近くでマグニチュード6.4の地震があり、AFP通信が配信した首都ネピドーの映像では道路に大きな亀裂が入ったり、地面がもりあがったりしている様子が捉えられています。 28日 ニュースウオッチ9で放送 ※データ放送ではご覧いただけません。 Q。地震発生時、ミャンマーにいて、取材を続けている山香記者に聞きます。山香さん、地震が発生したときはどのような状況でしたか? A。地震が起きたとき私は事務所のスタッフとともに車でミャンマーの首都ネピドーから南にある最大都市ヤンゴンに向かっていました。車両が揺れるのを感じたため、とっさに車を道路脇に止めて、避

Home » 今、タイでのVTuberブームが大変なことになっている “文化のるつぼ”から生まれる新たな才能を追う バーチャルYouTuberという言葉が始まってから7年以上が経ち、VTuber文化は日本国内の若者から高齢者まで幅広く浸透してきています。このVTuber文化は海外でも少しずつ広がってきていて、各国のユニークな個性を映しだしはじめています。中国語圏では日本と似た雰囲気のVTuber文化が根付いていて、英語圏ではVShojoを始めとした個人の個性を尊重する文化ができつつあります。ラテンアメリカではよりインディーVTuber(個人VTuber)の存在感がより際立っていて、韓国語圏ではKカルチャーの濃い音楽グループが国内外で人気を集めています。 これらのVTuber文化は言語の壁で、日常的にはなかなか目にする機会が少ないかもしれません。特に知られていない盛り上がりを見せているのが

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タイのアヌティン・チャーンビラクル保健相=2月8日、タイ・ノンタブリ県/Sakchai Lalit/AP (CNN) タイ政府は家庭での大麻栽培を認める新ルールの制定を記念して、6月に大麻草100万本を全土の世帯に無料で配布する。保健相がフェイスブックへの投稿で明らかにした。 タイのアヌティン・チャーンビラクル保健相は8日の投稿で、大麻草を自家栽培の作物のように育ててもらいたいと表明した。 6月9日に施行される新ルールに基づき、大麻草は地元自治体に届け出を済ませれば自宅で栽培できるようになる。ただし栽培できるのは医療用の大麻に限られ、免許がなければ商業目的で大麻を使用することはできない。 タイは大麻を換金作物として普及させる計画を推進しており、2018年には東南アジアの国として初めて、医療用大麻を合法化した。 大麻に関する自治体の条例も緩和されている。飲料メーカーや化粧品会社は昨年、消費者

漁船「Phamonsin Nava 10」は2日、タイのコ・アダン島沖13キロメートルの地点で火災に見舞われ、沈没し始めた。

タイでは言論弾圧や生活苦を背景に若者の反政府デモが広がっており、日本のアニメキャラクター「ハム太郎」がそのシンボルになっている反政府デモで日本のアニメが用いられることは、ハム太郎以外の作品でも、香港やアメリカなどでもみられるそこにはSNSなどで緩やかに結びついた現代の抗議デモが、求心力を高めると同時に「エライ大人たち」と自分たちを区別するためにアニメキャラを用いる様がうかがえる 日本アニメは製作者の意図を超え、各国で様々な影響を及ぼしている。タイでは愛嬌あるハムスターのキャラクターが抗議デモの先頭に立っている。 「大好きなのは納税者の血税」 タイでは事実上の軍事政権による言論弾圧やコロナによる生活苦を背景に、若者による抗議デモが広がっている。そのなかで脚光を浴びているのが、日本アニメ「とっとこハム太郎」だ。 デモ参加者はハム太郎のオープニング曲にある「大好きなのはヒマワリのタネ」という歌詞

タイの首都バンコクは3月21日、市内のデパート(食料品店や日用品除く)や娯楽施設などの営業を3週間禁止すると発表した。それに先立ちタイ政府は入国規制の厳格化も発表した。これまで規制が比較的緩やかだったタイだが、地元当局がここにきて相次いで厳格な措置に踏み切っている。 その背景にあるのは、1週間前から始まった感染者数急増への危機感だ。そして急増の主要因の一つが、タイの格闘技「ムエタイ」競技場で発生した集団感染である。 「無観客措置」も手遅れ…格闘技で集団感染 体が衝突するたびにリング上に飛び散る汗。両手両足を使って様々な技を繰り出す選手たち。立ち技の世界最強格闘技といわれるタイ式のキックボクシング「ムエタイ」のワンシーンだ。 タイの国技である格闘技「ムエタイ」の二大殿堂の一つ、ルンピニー・スタジアムで3月6日に行われた試合で集団感染が発生していたことが分かった。 他の競技場でも感染が発覚し、

中国の湖北省武漢で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎が相次いでいる問題で、タイ保健省は17日、観光のためタイを訪れていた中国人の70代の女性が新型のコロナウイルスに感染していたと発表しました。タイでの感染確認は2例目で、中国の「春節」を前に、空港での警戒を強めています。 女性は、タイの空港で38度以上の発熱があったことなどから医療機関に搬送され、検査の結果、16日夜、感染が分かったということです。 タイで新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、これが2例目です。 タイへの旅行前、女性は、今回の肺炎患者のほとんどが関係している武漢の海鮮卸売市場には立ち寄っていないということです。中国では、来週から旧正月の「春節」にあわせた大型連休が始まり、中国からタイを訪れる観光客も増えることなどから、タイの保健当局は、空港での水際対策をさらに強化することにしています。

タイの保健省は、中国の湖北省武漢からタイに観光で訪れた60代の中国人女性が新型とみられるコロナウイルスに感染していたと発表しました。 タイ保健省は、武漢で新型とみられるコロナウイルスによる肺炎患者が相次いでいたことから女性から検出されたウイルスを調べたところ中国のものが一致したため、13日、新型とみられるコロナウイルスに感染していたと発表しました。 これを受けてWHO=世界保健機関も13日、タイで検出された新型とみられるコロナウイルスは中国のものと同じであることを確認したと発表しました。 女性は、現在医療機関で手当てを受けていて、すでに快方に向かっているということです。 タイの空港では今月3日から武漢から到着する便の乗客を対象に人の体温を映し出すカメラなどを使って確認を強化していたということで、今後も空港での水際対策を徹底することにしています。 感染症の問題に詳しい東北大学の押谷仁教授は「

タイのワチラロンコン国王とシニーナート・ウォンワチラーパックさん(2019年8月26日入手)。(c)AFP PHOTO / THAILAND'S ROYAL OFFICE 【10月21日 AFP】(更新)タイのワチラロンコン(Maha Vajiralongkorn)国王は、配偶者であるシニーナート・ウォンワチラーパック(Sineenat Wongvajirapakdi)さん(34)のあらゆる称号を剥奪した。21日に下された勅命で明らかになった。国王への「不実」と、王妃と同様の地位を求める「野心」がその理由だという。国王はシニーナートさんに、「チャオクンプラ」という100年近く誰にも与えられていなかった称号を3か月近く前に与えたばかりだった。 勅命によるとシニーナートさんは、「国王への不実」に加え、「自らの野心のため」にスティダー・ワチラロンコン・ナ・アユタヤ(Suthida Vajiral

タイにある国立公園で5日、野生のゾウ6頭が滝に落ちて死んでいるのが見つかりました。子どものゾウを助けようとして次々に滝に落ち、死んだとみられています。 タイの首都バンコクの北東にあるカオヤイ国立公園で5日、野生のゾウ6頭が滝に落ちて死んでいるのが見つかりました。 公園の当局によると、6頭のうち1頭は3歳前後とみられる子どもで、このゾウが最初に足を滑らせて滝に落ち、ほかのゾウも助けようとして次々に滝に落ち、死んだとみられています。 滝の近くの崖にはほかにも2頭のゾウがいて、滝に落ちたほかのゾウを助けようとしている様子だったため、ロープなどを使って救助したということです。 カオヤイ国立公園は、広さが2000平方キロメートルを超える広大な国立公園で、およそ300頭の野生のゾウが生息していますが、ゾウが落ちた滝は「地獄の滝」とも呼ばれ、27年前にも8頭のゾウが落ちて死んだということです。

タイで女子大生が描いたウルトラマンの姿をした仏陀の絵画(オークション出品者提供) 【バンコク=田原徳容】国民の9割以上が仏教徒のタイで、ウルトラマン姿のブッダを描いた絵が物議を醸している。「仏教を侮辱している」との批判の一方、「表現の自由だ」と擁護する声も上がり、13日のオークションで200万バーツ(約710万円)で落札された。 絵は、東北部ナコンラチャシマ県の女子大生が描いた。4点あり、9月上旬に県内で展示された。 タイではウルトラマンの人気が高く、インターネットなどで注目を集めたが、文化相や県知事らが苦言を呈し、仏教団体からも「不謹慎だ」などの非難が相次いだ。展示は中止となり、謝罪に追い込まれた女子大生は「ブッダはウルトラマンのような英雄的存在であると伝えたかっただけだ」と語っていた。 この事態に反発した実業家や写真家らが絵画を買い取った。2点がインターネットオークションに出され、もう

タイの軍政と君主制を批判して亡命し、現在は日本に在住しているパビン・チャチャバルポンプン京都大学准教授(48)が先月、日本国内の自宅で就寝中に襲撃される事件が起きた。写真は2014年5月、バンコクでタイ国旗を振る抗議デモ参加者(2019年 ロイター/Damir Sagolj) タイの軍政と君主制を批判して亡命し、現在は日本に在住しているパビン・チャチャバルポンプン京都大学准教授(48)が先月、日本国内の自宅で就寝中に襲撃される事件が起きた。パビン氏は消息筋の情報としてタイ軍部が背後にいると主張。アピラット陸軍司令官は全面的に否定している。 パビン氏によると、7月8日の午前4時ごろ、自宅でパートナーと就寝中、侵入してきた男が2人に向けて何らかの物質を噴射し、2人とも皮膚にやけどを負った。軽傷で済んだものの、警察からは自宅に戻らないように指示されたという。 日本の警察当局は、タイ人の男がパビン
オオシャコガイ。オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフにて(2014年9月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/WILLIAM WEST 【7月6日 AFP】韓国の女優がテレビ番組で、絶滅が危惧されるオオシャコガイをタイの国立公園で採取したとして、刑事告訴されていることが分かった。禁錮5年の刑が科される可能性もあるという。タイの当局者が6日、明らかにした。 問題となったのは、韓国の人気リアリティー番組「ジャングルの法則(Law of the Jungle)」の先月30日分の放送回。 この回では、女優のイ・ヨルム(Lee Yeol-eum)さん(23)がオオシャコガイを採取するためにタイでダイビングをするエピソードが放送され、イさんがサンゴ礁に覆われた海底から引きはがしたオオシャコガイ2匹を宙に持ち上げ、「捕れた!」と叫ぶ様子が捉えられていた。番組自体は今年4月に撮影され

タイのワチラロンコン国王は1日、元客室乗務員の女性と結婚し、王妃として迎えました。ワチラロンコン国王は66歳で、今回が4度目の結婚とされています。 スティダー王妃の年齢など詳細な経歴は明らかにされていませんが、地元メディアなどによりますと、タイ国際航空の元客室乗務員を経て陸軍に入り、2014年から王室警護の部隊に所属していました。結婚の儀式の様子は地元テレビでも伝えられ、ワチラロンコン国王がスティダー王妃の頭に聖水を振りかけたり、2人が書類に署名したりする様子が紹介されました。 また儀式にはプラユット暫定首相や枢密院の幹部らも立ち会いました。ワチラロンコン国王は66歳で、今回が4度目の結婚とされています。 タイでは、2016年10月にプミポン前国王が亡くなったあと、ワチラロンコン国王が即位し、今月4日に戴冠式(たいかんしき)を控えています。

ゾウが国の象徴として大切にされているタイで、赤ちゃんゾウ6頭が泥沼にはまり身動きがとれなくなっているのが見つかり、5時間がかりの救出作戦が繰り広げられました。 6頭は、いずれも赤ちゃんのゾウで、群れのほかのゾウとともに沼に入ったものの、抜け出すことができなくなって置き去りにされたとみられています。 6頭は28日になっても沼に残されていたことから、見かねた監視員たちが、およそ5時間かけて沼の縁を掘って坂道をつくりました。するとゾウたちは坂道をたどって懸命にはい出し、先を行くゾウが滑り落ちそうになると後ろから支えるようなしぐさも見せながら、力を合わせて泥沼から抜けだしました。 人々が見守る中、6頭は無事沼から脱出し、森の中へと足早に姿を消していきました。 タイでは、ゾウは王室とのつながりが深い神聖な動物である一方で、荷物の運搬を担うなど庶民の生活にも深く関わり、国の象徴とされているだけに、ネッ

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