ロンドン(CNN) ローマ法王庁(バチカン)は5日、カトリック教会のフランシスコ法王が12日にロシア正教会トップのキリル総主教と会談すると発表した。両教会のトップが会談するのは史上初めて。 会談は12日、キューバで行われる。キリル総主教はキューバを公式訪問する予定の一方、フランシスコ法王はキューバを経由してメキシコを訪問する見通しで、双方がキューバを中立的な場所と判断したとみられる。 バチカンとモスクワ総主教庁は共同声明を発表。フランシスコ法王とキリル総主教はキューバの首都ハバナにあるホセ・マルティ国際空港で「私的な対談」を行い、会談の最後には「共同宣言」に署名する予定だとしている。 両教会のトップが会談するのは史上初となる。東方正教会とカトリックは1054年に分裂。バチカンはこの数十年、正教会の一部の教派と関係修復を図ってきた。だが、ロシア正教会は、ソ連崩壊後にカトリック教会がロシア人を

目次 「正教会は皇帝教皇主義」はビザンツ学会でも「不正確な説」扱いで定着済、高校世界史でも定着しつつあります 雑談 英国国教会は マックス・ヴェーバー 「日本人はキリスト教徒ではないので中立的にキリスト教を相対化できる」という発想の由来は、実は信仰に熱心では無かったお雇い外国人かも そう考えると、日本人にはキリスト教が少数派であり、かつ欧米中心志向が根強いことと整合性がある 日本の亜使徒聖ニコライの目からみたお雇い外国人 余談・キリスト教を弾圧したことのある政治体制とは 「皇帝教皇主義の正教会は弾圧されて当然」? 不勉強を露呈する語彙「皇帝教皇主義」 南米 浜矩子「東ローマ帝国では皇帝が教皇の上に立ち」 正教会について皇帝教皇主義とまとめるプロテスタント牧師←new!

ローマ・カトリック教会がタブー視する同性愛をめぐり、カトリックの教義をつかさどるローマ法王庁(バチカン)教理省の高官が同性愛者であることを告白し、波紋を呼んでいる。バチカンで4日から始まる世界代表司教会議でも同性愛をどう扱うか大論争となりそうだ。 同性愛を告白したのはポーランド人のハラムサ神父(43)。3日付の伊紙コリエレ・デラ・セラのインタビューで、「同性愛者であり、パートナーがいる」と語った。「同性愛は家庭を必要とする愛だ」とも述べ、時代の変化に合わせて同性婚は認められるべきだと訴えた。 報道に対して、バチカンのロンバルディ報道官は3日の声明で、「司教会議に対するメディアの過度な圧力を誘発するもので、非常に重大で無責任だ」と非難。ハラムサ神父はこれまでの職務を継続することはできないだろうと語った。 フランシスコ法王は「結婚とは… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読み

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