巨人は28日、オコエ瑠偉外野手が自由契約となることを発表した。海外挑戦などを含めて、オコエ本人の選択肢を広げるために双方合意の下で保留者名簿に掲載しないことを決まった。楽天から現役ドラフトで巨人加入3年目の今季は61試合に出場し、打率2割4分6厘をマーク。代打、代走など途中出場でも結果を残し、走攻守三拍子そろった貴重なユーティリティープレーヤーとして存在感を発揮した。 戦力外の通告期間は10月30日まで。シーズン終了後、当初は来季の戦力構想に入っていた。一方、球団は出場機会増を望む本人の意思を含めて総合的に判断し、自由契約とすることを決めた。 オコエは球団を通じ「シーズン終了後から球団と話し合い、最終的に海外野球含めた他チームへの挑戦ということを認めていただきました。3シーズン、ご声援いただいたファンの方や監督、コーチ、チームメート、球団スタッフの皆様には感謝の気持ちしかありません。今後

巨人・山瀬慎之助 2度目交渉でサインも出場機会訴え「来年も同じ形なら違う選択肢を考えてほしい」今季2軍100試合出場で打率3割超も1軍出場1試合 拡大 巨人・山瀬慎之助捕手(24)が27日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から320万増の年俸1000万円でサインした。(金額は推定) 今季は2軍で100試合に出場し、打率・302を記録。それでも1軍出場はわずか1試合。前回交渉では出場機会を求めて球団に希望を伝えたが、「少し折り合いがつかなかった」と保留していた。 今回の2度目の交渉では「来年は来年はというシーズンがここ2、3年続いていて、もちろんジャイアンツでやりたい気持ちはあるが、来年も同じような形だったら違う選択肢を考えてほしいです…と。それぐらい試合に出たいという話をした」と他球団への移籍も辞さない構えを示した。 その上で、巨人での正捕手奪取へ気持ちを切り替え「1人のプレーヤ

巨人のユニフォームに名前が載らなくなったのは、2023年シーズンからだ。巨人の球団公式サイトには、「MLBニューヨーク・ヤンキースと同じ、背番号のみのシンプルなデザインにしています。これは、巨人軍の持つ『FOR THE TEAM』の精神にも通じています」と記されている。 だが、なんでもかんでも真似をする必要はない。既存のものでもいいものは、残していくべきだ。もしMLB流を取り入れたとしても、「合わない」と判断すれば、軌道修正して元に戻してもよいのではないか。 ※本記事は、江本孟紀著『長嶋亡きあとの巨人軍』より適宜抜粋したものです。 両球団、それぞれの永久欠番の数は? それにヤンキースの場合、永久欠番に値するだけの名選手が数多くいる。ビリー・マーティンの「1番」、デレク・ジーターの「2番」、ベーブ・ルースの「3番」、ルー・ゲーリックの「4番」、ジョー・ディマジオの「5番」など、一桁台の背番号

プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの上沢直之投手が、Xに投稿された「上沢くたばれ」という投稿が誹謗中傷にあたるとして訴えていた訴訟で、東京地裁は投稿者の発信者情報開示を認めた判決を下した。判決は10月15日付。 被告である通信事業者は、「くたばれ」という1語のみの表現であるなどとして、侮辱にあたるか疑義があると反論していたが、裁判所はこれを退けた。 上沢投手の代理人は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「個別の案件」として具体的な言及は避けつつも、炎上時の投稿が「ネットリンチ」への加担とされ得る危険性を指摘した。 ●「古巣」に戻らない報道をきっかけに暴言が相次ぐ 上沢投手は、2024年12月にXで投稿された「上沢くたばれ」が侮辱(名誉感情の侵害)にあたるとして、発信者情報の開示を申し立てたが、却下された。そのため、この決定の取り消しを求めた裁判を起こしていた。 東京地裁の中原隆文裁判官

前広島 40歳の松山が3安打!本拠地マツダ沸く「まだやりたい」18歳下、森木の速球を中前にはじき返す 3枚 「エイブル トライアウト 2025」(12日、マツダスタジアム) シート打撃が行われ、前広島・松山竜平外野手が登場。全8打席で3安打(1四球)をマークし、本拠地マツダスタジアムから大きな拍手がわき起こった。 第1打席で元中日・竹内から右前にポトリと落ちる安打を放つと、第3打席では前巨人・高橋礼の低めをうまくすくい、中前打。第7打席では18歳下の前阪神・森木の速球を捉え、中前にはじき返した。 松山は通算1304試合に出場。16年から18年までリーグ3連覇に貢献した。左の代打としても活躍していたが、今季は1試合1打席の出場に終わった。 トライアウトを終えた松山は「どこかでまだやりたいので。今年が不完全燃焼で終わったので」と思いを語った。スタンドでは広島の野間、堂林、元同僚のオリックス・西

DeNA 「ハマのガッツマン」桑原将志と18年目終えた伊藤光が「海外フリーエージェント権」を行使

2025年の第二次戦力外通告期間が終了し、特に今年は戦力外の早期化が目立った。中でも、2021年ドラフト入団選手の明暗が早くも分かれている。 <一覧>2021年ドラフト入団の主な活躍選手 この年は隅田 知一郎(西日本工大)が最多4球団競合となり、達 孝太(天理)、大勢(関西国際大)がすでに一軍戦力となっている。その一方でヤクルト・山下 輝(法政大)、ソフトバンク・風間 球打(明桜)、阪神・森木 大智(高知)とドラフト1位入団の3選手が早くも戦力外通告を受けている。 また、2位以降の上位指名選手でも、DeNA2位・徳山 壮磨(早稲田大)、阪神2位・鈴木 勇斗(創価大)、DeNA3位・粟飯原 龍之介(東京学館)、中日3位・石森 大誠(火の国サラマンダーズ)、広島3位・中村 健人(トヨタ自動車)などがすでに戦力外となり、退団している。 12球団全体の支配下指名は77人だったが、すでに25人が戦力

DeNAの石井琢朗野手コーチが今季限りで退団すると10月28日、スポーツ各紙に一斉に報じられた。 【動画】2年目の進化だ!DeNA度会隆輝の2戦連続ホームランをチェック 石井コーチは現役時代に名遊撃手として知られ、1998年の日本一に貢献。2000安打も達成し、その後、広島に移籍。引退後は広島、ヤクルト、巨人でコーチを歴任してきた。 22年からは現役時代を過ごしたDeNAに戻り、三浦大輔監督を支えてきた。 昨年のシーズン3位からの日本一と下剋上Vにも同コーチの若手育成手腕がクローズアップされたシーンもあった。選手の目線にあわせた丁寧な指導で知られ、各球団で多くの選手を育ててきた名伯楽だった。今回の電撃退団にはXなど含め、SNS上でもファンから惜しむ声が多く出ている。 「嘘であってほしい」「また大きな戦力ダウンにつながりかねない」「横浜の状況を考えれば絶対に必要な人材」「監督になってもらいた

23年の中日2位の津田 啓史内野手(横浜)が戦力外となった。 熊本中央ボーイズ時代ではU-15代表に選出され、横浜入学後、1年春からベンチ入りを果たす。1年秋からショートのレギュラーを獲得し、2年春のセンバツでは1回戦敗退ながら5打数2安打を記録した。最終学年では度会 隆輝(DeNA)と二遊間を組んだことで話題となった。 【一覧】中日戦力外 高卒後は三菱重工Eastに進み、1年目から主力として活躍し、2年目には公式戦打率3割を記録するなど潜在能力の高い巧打の遊撃手として評価され、中日から2位指名を受ける。ただ即戦力として期待を応えられず、一軍出場は5試合で無安打。今季は二軍89試合で打率.229に終わった。 球団から育成契約を打診されている。

引退会見の巨人・長野久義 4年間在籍の広島、広島ファンにも感謝「僕の野球人生の中で大切な時間。2倍の仲間ができた」 9枚 巨人・長野久義外野手(40)が14日、都内のホテルで引退会見を行った。 電撃的に引退を決断し発表となった長野。スーツに身を包んだベテランは巨人ファンはもちろんのこと、4年間在籍した広島や広島ファンにも深い感謝の思いを吐露した。「(広島時代は)僕の野球人生の中で大切な時間。人間関係を構築していくことからすごく大変。人見知りなのですごく大変でした。巨人から2倍の仲間ができた」と語った。 巨人では新人王や首位打者、最多安打といった数々の個人タイトルに輝き、12年には巨人の日本一にも貢献。その後は巨人がFAで獲得した丸の人的補償により広島に移籍し活躍した。23年に巨人へ復帰し代打の切り札として奮闘した。 巨人で、そして4年間在籍した広島で、選手やファンの誰からも愛されてきた「チ

リーグ2位を確定してCS進出を決め、2年連続で下向上を狙うDeNA。来季に向けての大きな懸案事項は助っ人外国人の去就だ。 【写真】昨年首位打者のこの助っ人も今季限りか? 「先発の軸として稼働しているアンドレ・ジャクソン、アンソニー・ケイの両投手は争奪戦になることは間違いないでしょう。ケイはメジャーに復帰する可能性も十分にあります。野手では昨年首位打者に輝いたタイラー・オースティンの動向が気になります。球界屈指の強打者ですが、大きなネックは稼働率が低いこと。今年は右膝痛が長引いた影響でシーズンの半分も出場していない。推定年俸は5億円近いことから再契約を結ぶとすれば大幅減俸となる。他球団が獲得に乗り出す事態を想定しなければいけない」(スポーツ紙デスク) ■今季の被本塁打はリーグワースト 助っ人たちの残留交渉に追われそうなDeNAだが、一方で退団の可能性が高いとささやかれているのが、トレバー・バ

【野球】ヤクルト・村上 メジャー本当の評価とは 成功のカギをスカウト言及「球種による対応力がどうなのか」 拡大 球団から今季終了後のポスティングシステムでの米大リーグ移籍を容認されているヤクルト・村上宗隆内野手(25)。これまで自ら明言してきた通り、新たなステージに挑戦する可能性は高い。メジャースカウトに実際の評価や成功の鍵を聞いた。 村上が上半身の故障で離脱中だった6月。ヤクルトの林田球団社長は、改めてポスティングシステムによる米大リーグ移籍を容認する方針を示した。「(申請後に)MLBの各球団がどんな評価を出してくるかによって、村上選手は考えるでしょう。その時に、われわれはサポートに回りたい」と約束。これを伝え聞いた村上は「すごくありがたいです。今までやってきたことが認められたんだなと思います」と感謝の言葉を口にした。 村上は今季、出場44試合で打率・270、19本塁打、39打点をマーク

一般社団法人・日本プロ野球選手会(理事長=巨人・丸佳浩)は16日、今年から新たに選手会が主催するプロ野球12球団合同トライアウトを11月12日(予備日13日)にマツダスタジアムで「エイブル トライアウト2025~挑め、その先へ~」との公式名称で実施すると発表した。 戦力外となった選手らを対象にした12球団合同トライアウトは、2001年から日本野球機構(NPB)と選手会が共同で主催することで実施されてきたが、NPB側は「現実的にトライアウトの一球、一打を見て獲得を決めることはない」(選手関係委員会)と一定の役割は終了したとして昨秋限りで廃止が一度は決まった。 ただ、引退試合を行えなかった選手らの第二の人生に向けた〝心の区切り〟の場として開催を望む声も多く、今年から選手会が単独で継続開催することとなった。株式会社エイブルホールディングスが協賛する。

「1963年の西鉄ライオンズにジョン・E・スモールという外国人投手が在籍していたか、分かる紙面は残っていませんか?」 旧知の西武ライオンズの職員から、そんな問い合わせのメールが来たのは7月中旬だった。米国在住の本人から「この年に西鉄球団と契約し入団したが、在籍した選手として名前が残っていない。確認をお願いしたい」と西武球団に手紙で依頼が来たという。メールは「63年4月29日に取り交わした契約書を持っているそうです。左腕投手で背番号は33だったと言います。球団で資料を調べたところ見当たりませんでした」と続いていた。 63年は西鉄ライオンズが中西太監督の下、リーグ優勝を遂げた年だ。新入団のロイ、バーマ、ウィルソンの3外国人選手が活躍し「西鉄三銃士」と呼ばれたことは知っていた。しかしジョン・E・スモールという名は初めて聞いた。 早速、契約日を中心に西日本新聞と西日本スポーツの紙面に当たってみた。

DeNAは10日、球団公式X(旧ツイッター)で「ファンサービスにおけるファンの皆さまへのお願い」と題してメッセージを発信した。投稿には「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAでのサインや写真撮影、プレゼントの受渡などの出待ち・入待ちは近隣住民のご迷惑ならびに大変危険ですので禁止とさせて頂いております」と記されており、ファンサービス自粛への理解を求めた。 【映像】グラブ投げつけ、踏むわ踏むわ…ブチ切れて扇風機をボコボコ 球団は10日の午後4時にXを更新。冒頭で「いつも横浜DeNAベイスターズに温かいご支援・ご声援をいただき、心より感謝申し上げます」と書き出すと、横須賀市にあるDeNAの総合練習場「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」でのファンサービス自粛を呼びかけた。 投稿を通して「サインや写真撮影、プレゼントの受渡などの出待ち・入待ちは近隣住民のご迷惑ならびに大

高校野球の強豪、広島の広陵硬式野球部で上級生による下級生への部内暴力が発覚した問題で、加害生徒の1人が、交流サイト(SNS)上の書き込みにより名誉を傷つけられたとして、投稿を行った被害生徒の親権者とみられる者を含む複数の人物を、名誉毀損(きそん)罪で東京地検に告訴することが9日、分かった。 この問題を巡って、同校は今年8月に出場中だった全国高校野球選手権を途中で辞退。現在、捜査機関や学校側で調査が続けられている。 告訴の概要は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ 告訴人:広陵硬式野球部に所属していた高校3年生。名前は非公表 被告訴人ら:以下に例示・列挙する投稿を行った複数の人物 広陵野球部では今年1月末ころ、告訴人を含む複数の部員が下級生の部員1名に対して暴行や暴言を行った不祥事が発生した。 7月下旬ころより、被害者の親権者とみられる人物が、インスタグラムにおいて 「息子がいなくなった。」 「

就任1年目でリーグ優勝を果たし、選手らに胴上げされる阪神・藤川球児監督=7日、甲子園球場(林俊志撮影) 阪神・藤川球児監督(45)が夜空に5度舞った7日の甲子園球場。球団史で初の新人監督Vの余韻が覚めぬ中、「虎のわが世の春は来季も続く」という見通しが早くも浮上しています。ヤクルト・村上宗隆内野手(25)に続き、巨人・岡本和真内野手(29)も今オフの米大リーグ移籍が濃厚であることが判明。ライバル球団の4番打者が相次いでポスティング制度を利用して海を渡るならば、戦力格差はさらに拡大する!? 懸案は近本光司外野手(30)が国内フリーエージェント(FA)権を行使するかどうかですが、慰留に成功すれば戦力の低下は考えにくく、左うちわは来季も継続といえそうです。 何度も見られないはずが…阪神が優勝する瞬間というのは、人生でそう何度も見られるものではないと思っていました。これまでは…。2023年9月14

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