日本滞在中、初対面の人に筆者が普段中国で暮らしていることを話すと、「中国の経済格差はどれくらい大きいのか?」という質問が最も多く寄せられます。そして、2番目に多いのが、「中国の大気汚染はどれほどひどいのか?」という質問です。中国の大気汚染に関するニュースは、一時期、日本でも大々的に報じられました。特に「PM2.5」という測定指標の言葉が頻繁に登場し、そのまま中国の大気汚染を表す代名詞になっていると言っても過言ではありません。 そんなPM2.5ですが、最近の日本の報道では目にする機会がめっきり減ったように感じられます。では、現在の中国の大気汚染はどうなっているのでしょうか。 今回は、特に大気汚染がひどいとして槍玉に挙げられていた北京市の現況を紹介したいと思います。 「PM2.5」とは? まず、「PM2.5」という言葉の意味を簡単に説明しましょう。PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子径2.

料理店で飼育されている家魚 四大家魚(よんだいかぎょ)は、中国において最も親しまれている4種の食用魚で、アオウオ・ソウギョ・ハクレン・コクレンの指す言葉である。食性が違う4種類の魚たちの総称であるが4種ともいずれもコイ目コイ科に属し、あわせてこれら4種を同じ1つの池で飼育する、食物連鎖を巧みに利用した養魚システムそのものも意味する。これは、古来中国で伝承されてきたものである。 ハクレン コクレン アオウオ ソウギョ 家魚(かぎょ)とは家畜に類する言葉で、牛や豚を家畜と呼ぶのと同じ意味。 唐の時代にはソウギョ・アオウオ・コクレン・ハクレンに鯉を加え「五大家魚」としていたが、唐の皇帝の姓が李氏で、鯉の「リ」と同じ発音であることを理由に、捕獲・調理が禁止となり鯉は外されて「四大家魚」となった。 家魚は物質循環に配慮した高度な循環系が人の手により編み出されている[1]。 刈り取った雑草を池に入れ
今、話題の中国の大気汚染、わかりやすい強烈なネタばかりに目をとらわれる危険性について。 ■世界を注目させる、強烈な中国大気汚染ネタ中国の国土の10%超、130万平方キロメートル超を覆う“灰霾”(スモッグ)。すでに西日本にも飛来していると、日本でも他人事ではないと大変な話題になっている。 (「中国大気汚染:流入の西日本「物質濃度が急上昇」毎日JP、2013年1月31日。「全国灰霾面积超130万平方公里 气象台首发霾预警(中国全土の“灰霾”カバー面積は130万平方キロメートル超に=気象台は初の”霾”注意報)」新京報、2013年1月29日) 世界的な話題になっているが、たんに汚染が深刻なだけではなく、見出しを立てやすい強烈なニュース&写真がそろっているという点は見逃せない。 (1)スカウターが爆発するほどの汚染 北京のスモッグは共産党独裁への脅威 ニューズウィーク日本語版、2013年1月31日
中国では、植樹やら緑化の成果を誇るニュースがたびたび流されています。**市長は自ら植林活動を指示だとか、**市では今年**ヘクタールの緑化に成功しましただとか。その一方で、沙漠化やら自然環境の悪化が加速しているわけで。緑化は本当にやっているの?効果がないの?などなどの疑問は多くの人々が共有するところ。 南方週末の記事「中国式造林は割にあわない?清華大学生態保護研究センター前主任・于長青氏独占インタビュー」は、この疑問に見事に答えたすばらしい内容。というわけで、ご紹介します。 綠光森林 / citrons_tw中国植林政策の謎 2011年3月、北京市で開かれたある講座で、清華大学の于長青教授は、無意識のうちに中国の植樹造林の問題をふたを開けてしまった。 彼が聴衆に聞いたのは次のような問題だった。なぜ森林覆蓋率はこれほど増加しているのに自然環境の悪化は続いているのか?中国の植林面積は急成長を
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