オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブは3日、松山竜平選手が選手兼任打撃コーチに就任したと発表した。 松山選手は2007年の大学生・社会人ドラフト4巡目で九州国際大学から広島東洋カープに入団。 通算1304試合に出場し、940安打、83本塁打、535打点、打率.278を記録した。2016〜2018年には3年連続で2桁本塁打をマークし、特に2017年は114安打、14本塁打、77打点、打率.326とキャリアハイの成績で、チームのリーグ3連覇に大きく貢献した。 今季は1試合の出場にとどまり、シーズン終了後に広島を退団。11月12日にMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で実施された「エイブル トライアウト2025〜挑め、その先へ〜」では3安打と健在ぶりを示していた。 広島一筋18年のベテランが、新天地・新潟でどのような存在感を示すのか、今後の活躍に注目したい。

今季初めて規定打席に到達した。爪痕は残した分、成績の物足りなさを自覚する。 末包昇大は「ケガをしなかったことは良かったけど、こうした成績で終わってしまうのは本当に情けない。打席をもらったなら、リーグのトップクラスの選手たちと争えるような成績を残して終わりたかった」と、悔しさを胸にオフの練習に取り組んでいる。 【選手データ】末包昇大 プロフィール・通算成績 106安打、62打点は自己最多を大きく更新した。本塁打数も一昨年に並ぶ自己最多だったものの、11本止まり。 阪神との開幕3連戦(マツダ広島)は出場なしというスタートから、4月終了までに4本塁打、21打点。だが、そこがピークだった。 チーム最多63試合で四番を任されながら、新井貴浩監督から「4番目」と言われ続けた評価を覆すには至らなかった。 昨季より151打席も多かったものの、二塁打は昨季の14から18に微増しただけ。「惜しくて二塁打という

日本野球機構(NPB)は、12月9日に2025年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、他球団から必ず1人以上指名する。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での飛躍が期待される。ここでは、今季の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの野手を紹介したい。 ・投打:右投左打 ・身長/体重:181cm/98kg ・生年月日:2000年11月16日 ・経歴:智弁和歌山高 ・ドラフト:2018年ドラフト3位(広島) 高卒3年目の2021年に10本塁打を放ち、ブレイクの兆しを見せていた林晃汰。しかし以降は伸び悩み、一軍では不本意なシーズンを過ごしている。 智弁和歌山高時代には3度の甲子園出場を果たし、高校通算49本塁打を記録。強打の内野手として注目を集め、2018年ドラフト3位で広島東洋カープに入団した。 高卒3年目の2021年にシーズン途中か

前広島 40歳の松山が3安打!本拠地マツダ沸く「まだやりたい」18歳下、森木の速球を中前にはじき返す 3枚 「エイブル トライアウト 2025」(12日、マツダスタジアム) シート打撃が行われ、前広島・松山竜平外野手が登場。全8打席で3安打(1四球)をマークし、本拠地マツダスタジアムから大きな拍手がわき起こった。 第1打席で元中日・竹内から右前にポトリと落ちる安打を放つと、第3打席では前巨人・高橋礼の低めをうまくすくい、中前打。第7打席では18歳下の前阪神・森木の速球を捉え、中前にはじき返した。 松山は通算1304試合に出場。16年から18年までリーグ3連覇に貢献した。左の代打としても活躍していたが、今季は1試合1打席の出場に終わった。 トライアウトを終えた松山は「どこかでまだやりたいので。今年が不完全燃焼で終わったので」と思いを語った。スタンドでは広島の野間、堂林、元同僚のオリックス・西

医療施設の職員に「腹パンかますぞ」などと脅したとして、広島県警は10日、広島市安佐南区安東に住む会社員の男(53)を脅迫の疑いで逮捕しました。 【画像を見る】事件を捜査する広島中央警察署 警察によりますと、男は9月6日午後3時ごろ、広島市中区大手町の医療施設の女性職員(40代)に「殴ってやろうか」「腹パンかますぞ」などと言って脅したほか、別の女性職員(50代)にも「顔を覚えたけえのう、やられたら絶対やり返すけえのう」「一人でおったら用心せえよ」などと言って脅した疑いが持たれています。 警察の調べに対し、男は「暴言を吐いたのは間違いないが、これで脅迫と言われても納得できない」と供述しているということです。 女性職員2人が警察署に相談して事件が発覚しました。職員が男に、マスクの着用を求めて声をかけたところ、男が激高したということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

広島の堂林翔太はテレビ画面から目をそらすことはできなかった。いつもの見慣れた笑顔が泣いていた。1学年下の磯村喜孝は、堂林のことを問われた瞬間、目を真っ赤にして語りだした。 「ずっと一緒に野球をやらせてもらって、絶対に越えられない野球技術、人間性もそう。常に近くで素晴らしい存在が堂林さんで、一緒に野球をやって来られて、たくさん面倒も見てもらいましたし、本当にうれしく思います」 堂林が13歳のときに初めて出会ってから約20年、同じチームでプレーしてきた後輩が広島から戦力外通告を受けた。中学時代も、高校時代も見送られる立場だったが、とうとう自分が見送る立場となった。 ADVERTISEMENT 「今年はともに覚悟していたところがあった。イソからは通告を受けたら辞めるとは聞いていましたけど、まさかあいつが泣くとは思わなかった。何を相談するにも、まずイソにしていた。あいつがどう思っているか分からない

広島は28日、宮崎県日南市の天福球場で、11月1日~21日に行われる秋季キャンプメンバーを発表した。坂倉、矢野、森ら31選手が参加する。また、練習試合も2試合予定されており、11月10日に侍ジャパン(ひなた)、同15日にロッテ(都城)と対戦する。 【写真あり】超人気タレントがカープ入団会見? 【監督、コーチ】 新井貴、藤井、小窪、赤松、菊地原、石原、福地、新井良、野村 【投手】 森、常広、髙、益田、佐藤柳、滝田、高橋、斉藤、岡本、玉村、遠藤、菊地、辻、杉田、小船、竹下(16人) 【捕手】 坂倉、石原(2人) 【内野手】 矢野、佐々木、林、渡辺、仲田、内田、前川、佐藤啓、二俣(9人) 【外野手】 久保、田村、中村貴、名原(4人)

広島 ドラフト3位の近大・勝田成に指名あいさつ「1年目から戦力に」新井監督「視野の広い、賢い選手」 10枚 広島からドラフト3位指名を受けた勝田成(なる)内野手(22)=近大=が27日、東大阪市内の同大学で新井貴浩監督(48)、鞘師スカウトから指名あいさつを受けた。 勝田は指揮官直々の来訪に「本当にびっくりしました。来ていただいたので自分で覚悟を決めて頑張りたいなと思います」と誓いを新たにした。 シャープなスイングに加え、広い守備範囲と俊足が魅力のプレーヤー。春先に勝田が出場したリーグ戦プレーを生で視察していた新井監督は「ガッツがあるし、自分が何をしないといけないか、状況判断ができて視野の広い賢い選手。あとは献身性。チームが勝つということで自分が犠牲になってでも、という献身性も素晴らしい。ウチにはいないタイプ」と絶賛の言葉を並べた。 高い期待を寄せられた即戦力ルーキーは「1年目からカープの

広島の栗林良吏はプロ6年目を迎える来季をまっさらな気持ちで臨むことになった。今季まで登板した全271試合はすべてリリーフで、すでにNPB通算23位の134セーブを挙げ、ホールドも56を記録している。リリーバーとして生きてきた右腕が、来季から先発に転向することが決まったのだ。 今季終了後、新井貴浩監督が明かした。 「昨季終了後も考えはあった。もともと社会人で先発をしていた。球種も豊富だし、クイックもできるし、フィールディングもいい。これまでは1球も無駄にできない状況で投げてきたけど、いい意味で遊びができるようになれば投手としての幅も広がると思う」 ADVERTISEMENT 九里亜蓮がFA移籍して軸となる先発が1枚減ったチーム事情もある。ただそれ以上に、指揮官の言葉からは栗林への再生の期待がにじんでいた。 今季は苦しい時間が長かった。昨年10月に右肘のクリーニング手術を受け、投球フォームを一

広島・堂林翔太内野手(34)が26日、マツダスタジアムを訪れ、盟友の現役引退に決意を新たにした。25日に戦力外通告を受けた磯村嘉孝捕手(32)は1学年下で、中京大中京ではバッテリーを組んで09年夏の甲子園で全国制覇を果たした。後輩への思いを語り、自身は不退転の決意で来季の逆襲を図ると誓った。 【写真】中京大中京時代の2人 甲子園制覇で歓喜の抱擁 磯村の表情が最高! ともに過ごした年月の長さを振り返ると、あらゆる感情がこみ上げた。堂林は磯村の現役引退に「寂しいです。いい意味で後輩らしくない、頼れる後輩だった。いろいろ相談もしていましたし」と心境を吐露した。 出会いは堂林が中学1年の頃。所属していたクラブチーム「豊田シニア」の練習に、小学6年の磯村が体験入部で来訪した。そこからチームメートになり、バッテリーを組んだ。中京大中京ではエース、正捕手という立場で09年夏の甲子園を制した。「相変わらず

戦力外通告を受け、磯村が引退を決断した。控え捕手としてチームを長く支えてきた縁の下の力持ち。近年はけがに泣かされたが「パフォーマンスを出そうとすると、けがをするまでやらないといけない」と悔いはない。涙をこらえながら、15年間のプロ生活を振り返った。 <関連記事>磯村嘉孝の一問一答 「今年で現役は引退。第2の人生、突っ走っていく」

10月23日に行われた『2025年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』で、カープは支配下7選手、育成2選手と交渉権を獲得した。支配下7名のうち大卒野手2選名、大卒投手が4名と、即戦力を重視した指名となった。 【写真】2012年の新人王。現在は三軍コーチを務めている カープが交渉権を獲得したのは以下の9選手。 ■ドラフト1位 平川 蓮(ひらかわ・れん)(仙台大) 2004年3月31日生、21歳 187センチ・93キロ、外野手 <近藤芳久スカウトコメント> 走攻守三拍子そろった、身体能力が高いスイッチヒッターの大型外野手 ■ドラフト2位 齊藤汰直(さいとう・たいち)(亜細亜大) 2003年12月7日生、21歳 183センチ・90キロ、投手 <松本有史スカウトコメント> 先発完投型の将来のエース候補 ■ドラフト3位 勝田 成(かつだ・なる)(近畿大) 2003年6月21

広島・新井監督が超軽快フットワークを披露 ドラフト翌日10時に仙台大訪問 ドラ1指名・平川に指名あいさつ「無限の可能性を感じる」 5枚 広島の新井貴浩監督が24日、ドラフト会議から一夜明け、1位指名した仙台大・平川蓮外野手のもとに指名あいさつへ赴いた。 前日は育成指名終了までドラフト会場に残って会議に参加していた新井監督は、この日の朝10時に宮城県柴田町にある仙台大学を訪問。さっそく、キャンパスの前で待っていた平川とがっちりと握手を交わし、フットワークの軽さを際立たせた。 あいさつ後には報道陣の取材に2人そろって対応。新井監督は「ほんといい体をしていると思いますね。身長もほぼ私と同じですし。この身長でスピードがかなりある選手なので、無限の可能性を感じてます」と平川の能力を絶賛。平川は「タクシーの中からオーラが漂っていた」と、新井監督のまとう空気に驚きの表情を浮かべた。 広島は23日のドラフ

広島・菊地ハルン 無失点継続中!フェニックスLで守護神「昂っています」 5戦被安打2 1軍活躍へ平均球速150キロを 拡大 広島・菊地ハルン投手(18)が秋の実戦で結果を出し続けている。「みやざきフェニックス・リーグ」では、守護神を務め、無失点を継続中。球速の底上げを課題に掲げ、平均球速150キロ台を目標に体づくりに励んでいる。大器の右腕が2年目の飛躍に向けて土台を固めていく。 高卒ルーキーが宮崎で堂々たる存在感を放っている。NPB現役最長身となる2メートルから投げ下ろす威力のある直球はロマンの塊。最終回のマウンドでアピールを続ける菊地は、「今のところ九回を任せてもらっている。気持ちとしては昂(たかぶ)っています」と胸を張った。 今秋のフェニックス・リーグでは、ここまで5試合に登板し、17人の打者と対戦。被安打はわずか2本で防御率は0・00と抜群の安定感を誇っている。一方、自身への評価は厳

新井貴浩監督3年目の今年は借金20を作り、最下位・ヤクルトと1ゲーム差の5位に終わった。中村 奨成(広陵)のブレイクなど、明るい材料もあったが、2年連続のBクラスとなり、来シーズンはAクラス入りが求められる。 【一覧】広島が発表した戦力外選手 再び上位争いをするには、どのようなドラフト指名を行えばよいのだろうか。すでに広島は創価大・立石 正広内野手(高川学園)の1位指名を公言。競合必至となるだけに、くじを外した場合や2位以降の展開を考えたい。 外れ1位で“打てる捕手”の指名も 広島は12球団最速で創価大・立石 正広内野手の1位指名を公表した。昨年もドラフト1位で同ポジションの佐々木 泰(県岐阜商‐青山学院大)を指名したが、チーム本塁打数(71本)はリーグワースト。得点力不足という課題もあり、今ドラフトNo.1の逸材の指名に踏み切った。ただ、立石内野手は競合必至と目されており、くじを外す可能

引退会見の巨人・長野久義 4年間在籍の広島、広島ファンにも感謝「僕の野球人生の中で大切な時間。2倍の仲間ができた」 9枚 巨人・長野久義外野手(40)が14日、都内のホテルで引退会見を行った。 電撃的に引退を決断し発表となった長野。スーツに身を包んだベテランは巨人ファンはもちろんのこと、4年間在籍した広島や広島ファンにも深い感謝の思いを吐露した。「(広島時代は)僕の野球人生の中で大切な時間。人間関係を構築していくことからすごく大変。人見知りなのですごく大変でした。巨人から2倍の仲間ができた」と語った。 巨人では新人王や首位打者、最多安打といった数々の個人タイトルに輝き、12年には巨人の日本一にも貢献。その後は巨人がFAで獲得した丸の人的補償により広島に移籍し活躍した。23年に巨人へ復帰し代打の切り札として奮闘した。 巨人で、そして4年間在籍した広島で、選手やファンの誰からも愛されてきた「チ

今季最終戦を終え、あいさつする広島・新井貴浩監督。指揮官が「来季以降もこの苦しみは続いていく」と話すと、球場は騒然とした空気に包まれた=4日、マツダスタジアム(水島啓輔撮影) 〝15秒の沈黙〟を生んだマツダスタジアムの騒然とした空気の意味を、広島球団は考えなければならない時期に来たのかもしれない。1950年の球団創設以来、75年に及ぶカープの経営スタンスは、セ・パの人気が伯仲し、選手やファンの目が今や大リーグに注がれている球界において、大きな曲がり角に来たと考えるべきなのか。 【写真】ファンにあいさつする新井監督、騒然とした空気に包まれ、15秒も沈黙する一幕も ■「苦しみは続いていく」 来季の続投が決まっている新井貴浩監督(48)は4日、本拠地マツダスタジアムでの今季最終戦でヤクルトに1-3で敗れた試合後、スピーチし「来季以降もこの苦しみは続いていく」と発言。スタンドのファンは騒然とし、1

広島は1日、松山竜平外野手、田中広輔内野手ら8選手に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。 【一覧】突然の大量“通告”も… 戦力外通告、退団、補強、自由契約一覧(2025-2026年) 発表されたのは他に河野佳投手、赤塚健利投手、小林樹斗投手、上本崇司内野手、宇草孔基外野手、中村健人外野手。40歳の松山は鹿屋中央高から九国大を経て2007年大学生・社会人ドラフト4巡目で広島に入団。2016年から3年連続2桁本塁打をマークした。今季は1軍出場がなかった。通算成績は1303試合で940安打、83本塁打、535打点、打率.278。 36歳の田中は2016年から2018年までフルイニング出場を続け、不動のリードオフマンとして活躍。しかしその後は打撃が低迷した。今季は1軍では14試合で打率.167。ウエスタン・リーグでは出場62試合で打率.333、2本塁打、22打点をマークしていた。2016

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