▼「2015年度文化人類学解放講座A/B」 [時間] 毎週水曜4限 15:00-16:30 [場所] 中央大学多摩キャンパス3号館文学部総合棟3114教室(300人教室) [講師] 小田マサノリ文化人類学は「文化」をとおして「人間とはなにか」を考える学問です。自分たちの知らない「異文化」や「他者」を知り、それを理解することで、オルタナティヴなものの見方や考え方、生きかたを学びます。今年度の「文化人類学解放講座A/B」は、「リキッドモダン社会」とよばれる、流動的で、不安定ないまの社会のなかで人間らしく生きてゆくための知識やものの考え方などについて考えます。今学期の「文化人類学B」のテーマは、「グローバリズムとリキッドモダン社会」の予定でしたが、現在の社会状況にあわせて、「グローバリズムの時代の、世界の民主化運動と、その文化」に変更します。講義の内容については、このブログ(http://i

秋山高範『表象される幼少児嗜好――雑誌記事言説の検討を中心に』 2004年度大阪府立大学に卒業論文として出されたもの。卒論として出されているが、「卒論としては」という冠は不要に、論文として良くできている。 内容は「幼少児嗜好(ロリコン)」についての雑誌記事を丹念に追っていくもの。1930年代から現代に至るまでのロリコン言説を整理し、流れとして提示している。 要旨 1930 年代から1980 年代にかけては、幼小児嗜好の人間は「変質者」と呼ばれ、精神薄弱者が主であると考えられていた。 しかし70 年代にはまじめなタイプの人間も変質者になる(中略)変質者が精神薄弱者からまじめタイプの人間に変わってきたとの認識は、80 年代のロリコンブーム(中略)とのギャップを埋めることになっている。 80 年代になると(中略)学校の成績がよい若者が大きく取り上げられることになったのだ。ロリコン人間の若者が発生
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