バンコク(CNN) 大洪水による被害が拡大するタイで、人道危機の懸念が強まってきた。国際援助団体は感染症や食料不足の恐れを指摘し、警戒を呼び掛けている。 首都バンコクでは今のところ、中心部のビジネスに浸水被害は及んでいないが、腰や胸の高さに達する冠水がすぐ近くの地区まで迫っている。政府が設けた全国1700カ所以上の避難所には、これまでに11万3000人余りが避難した。 洪水による死者は370人を超えた。今後数日から数週間のうちに下痢やデング熱、マラリアなどの感染症が広がる恐れもある。国際赤十字・赤新月社連盟のスタッフはCNNとのインタビューで「バンコク郊外などでは浸水が2週間近く続いている」「中心部の浸水による経済的損失は免れているが、郊外には支援物資が届かないまま何週間も孤立している住民がいる」と懸念を示した。 国連児童基金(ユニセフ)はこれまでに、衛生上の注意を呼び掛けるパンフレット2
ソマリアが、ここ数十年で最悪の干ばつに見舞われている。この数週間で数千人が隣国のケニアやエチオピアへ流入しているが、避難先で飢えにより死亡する人が後を絶たない。定員9万人のケニア・ダダーブ(Dadaab)難民キャンプには現在、38万人以上のソマリア難民がひしめき合って暮らしている。 写真は、ダダーブ難民キャンプの登録センターで待機する新たに到着した難民の子ども(2011年7月10日撮影)。(c)AFP/SIMON MAINA 【関連記事】東アフリカ、過去60年で最悪の干ばつ 飢饉がせまる 【7月11日 AFP】ソマリアが、ここ数十年で最悪の干ばつに見舞われている。この数週間で数千人が隣国のケニアやエチオピアへ流入しているが、避難先で飢えにより死亡する人が後を絶たない。定員9万人のケニア・ダダーブ(Dadaab)難民キャンプには現在、38万人以上のソマリア難民がひしめき合って暮らしている。(

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