関連トピックス原子力発電所東京電力圧力抑制室にあるマンホール=18日、福島第一原発2号機、東京電力提供福島第一原発2号機の汚染水漏れ調査 東京電力は18日、福島第一原発2号機の放射能汚染水漏れの場所を特定するため、原子炉建屋地下にある圧力抑制室をロボットで調べた。しかし、予想していた場所から水は漏れていなかった。廃炉作業のため、今後水漏れの場所の特定を急ぐ。 2号機の圧力抑制室は、原子炉格納容器の一部。事故で破損し、放射能汚染水が漏れているとみられている。この日、ロボットにつけたカメラでドーナツ状の圧力抑制室の上部2カ所にある作業用のマンホールをみた。東電はマンホールから水が漏れていると予想していたが、水漏れは確認できなかった。 2号機には、燃料を冷やすために毎日200トンを原子炉に注水。それによって放射能汚染された水が、圧力抑制室に流れ込み、さらに周辺の建屋に漏れている。燃料を取り
あらためて戦慄が走る4号機のカタストロフィー 2011年の今日(3月15日)、午前6時過ぎに福島第一原発4号機の原子炉建屋が水素爆発を起こしました。 その瞬間、日本国民のみならず、世界中の、特に北半球の人々の眼の前には、本当の意味でのカタストロフィーが迫っていました。 それでも私たちは、今、こうして生きています。 これは、偶然に偶然が重なったからです。 ハリウッドの映画制作者なら、これを奇跡的な出来事と呼んで、早速、脚本家に仕事を依頼したかもしれません。 3月15日の水素爆発から、3月20日頃までが、この大災害のクライマックスでした。 まず、アメリカでは、日本政府からの情報を元に、NRC(米・原子力規制委員会)の技術者たちによるタスクチームが編成されていました。これは日本時間で17日の午前0時過ぎのことです。 3月18日の夜から、自衛隊と米軍の消防車による注水作業が行われました。少し後にな


東京電力は3日、原子炉圧力容器底部の温度計が先月故障した福島第一原子力発電所2号機で、別の温度計が異常値を示したため、新たに監視対象から外したと発表した。 東電は事故前、31個の温度計で2号機の圧力容器を監視していたが、使用可能なものはこれで15個に減った。経済産業省原子力安全・保安院は温度監視の代替手段の検討を求めており、東電は早ければ7月下旬にも新たな温度計を設置する。
印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力は12日、炉心溶融事故を起こした福島第一原発2号機の原子炉圧力容器の底の温度が82度に達したと発表した。保安規定の運転制限の基準を超えた。80度以上になると、政府が昨年末に事故収束を宣言した根拠になった「冷温停止状態」の条件は、温度計の誤差を考えると満たさなくなるおそれも出てきた。 原因は不明で、温度計の故障の可能性もあるが、東電は原子炉への注水量を増やして温度を監視する。再臨界を示す兆候は見られないという。 関連リンク2号機原子炉、一時78度まで上昇 福島第一原発(2/12)2号機の温度、75度に上昇 福島第一原発、原因は不明(2/12)福島第一2号機、温度依然高いまま(2/7)福島第一2号機、一時70度超え 注水切り替え時に(2/5)
※加筆2。2012年1月3日、1時04分。 2012年1月1日、福島第一原発4号機の使用済燃料プールの施設スキマサージタンクの水位が、異常なスピートで低下していることが発見され、原因究明をしている段階だ。 ▼原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語― 2012年元旦早々、地震で水漏れか(フクイチ4号機) ──────────────────────────────────── 東京電力からのご連絡 ──────────────────────────────────── 報道関係各位 ・本メールは、事前に「深夜・早朝における連絡先」の登録のお申し込みをいただ いた方にお知らせしています。 ・本日(1月1日)午後5時30分頃、免震重要棟でプラントデータの確認を行って いた当社社員が4号機使用済燃料プールのスキマサージタンク(※)の水位が比 較的早い速度で低下していることを確認しました

東京電力は9日、福島第1原発3号機で作業していた東電社員4人全員が、計画線量の3ミリシーベルトを超える、3・88~6・55ミリシーベルトの被ばくをしたと発表した。 3号機では原子炉内にある核燃料をより効率的に冷やすため、緊急炉心冷却装置(ECCS)の配管を使って核燃料の真上から水をかけることを計画。4人は同日午後2時20分から3号機原子炉建屋とタービン建屋に入って約1時間35分、配管にある電動弁を動かすための電源ケーブルをつなぐ作業をしていた。予定していた作業時間は1時間だった。東電は、全員が計画線量を超えた原因を調査している。【岡田英】
印刷 関連トピックス東京電力原子力発電所東北・関東で観測された放射線福島第一原発3号機の再溶融のイメージ 炉心溶融を起こした東京電力福島第一原発3号機で、東日本大震災から10日後、冷えて固まっていた炉心の大部分が「再溶融」したとする説を専門家がまとめ、来月、日本原子力学会で発表する。東電は原子炉圧力容器底部の温度が低下した状態(冷温停止)を事故収束の目標としているが、炉心の大半が溶けて格納容器に落下しているなら、収束に向けた工程表に影響する可能性もある。 3号機は、炉内への注水が始まった3月13日午前9時25分まで約6時間以上空だきになり、14日午前11時ごろには原子炉建屋で大規模な水素爆発が発生。炉心が溶融し、圧力容器の底に落ちたと考えられている。 東電の公表データによると、3号機炉内への1日あたりの注水量はその後、20日までは300トン以上を保っていた。燃料は冷えて固まったとみら

印刷 関連トピックス東京電力原子力発電所 東京電力は14日夜、水素爆発の事故を起こした福島第一原子力発電所3号機の格納容器への窒素の封入を始めた。窒素を入れ、水素を追い出すことで、再び爆発が起きる危険を減らす措置。東電は事故収束に向けた工程表で、爆発事故を起こした1〜3号機への窒素封入を7月中旬までに実施することを目標にしていた。 窒素封入は4月7日に1号機で始めて以降、2号機に続いて3基目。3号機は7月12日に、窒素の発生装置からホースを原子炉建屋に引き込み、格納容器を貫通する配管につないだ。 窒素封入をした場合、格納容器内の放射性物質が外部に漏れるおそれがある。東電は発電所周辺への影響はほとんどないとしているが、窒素封入に先立って福島県や周辺の市町村に説明した。東電の実施計画について、経済産業省原子力安全・保安院は14日午前、安全性や外部への放射能影響に問題なしと判断した。 関連
印刷 関連トピックス原子力発電所湯気が立ちこめる福島第一原発4号機の燃料プール=6月29日撮影、東京電力提供 東京電力は1日、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールの全景を公表した。冷却システムの機能を失い、核燃料の熱を下げるため随時、放水しているが、水温は6月30日午後4時時点で約85度。常に湯気が立っている状態だという。 4号機は爆発で屋根が壊れており、奥は日差しが差し込んでいる。東電によると、プールから出た湯気が屋根から立ち上って、福島第一原発のライブカメラでは白煙が出ているように見えることがあるという。
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