Linux DailyTopics 2016年5月30日ログアウトのたびにユーザプロセスをすべてkillなんて ―毎度お騒がせのsystemd、新バージョンでまた炎上 誕生以来、Linuxユーザの間で好き嫌いが大きく分かれるプログラムの代表にsystemdがある。現在、メジャーなLinuxディストリビューションのほとんどはデフォルトの起動プロセスとしてsystemdを採用しているが、その変更を決めるときはたいてい、どのコミュニティでもひと悶着がつきまとう。たとえば2年前にDebianがsystemdへの移行を決定したときも、開発者の間で意見が二分された状態になり、最後はチェアマンの裁定でsystemdに落ち着いている。また昨年、UbuntuがUpstartからsystemdに移行した際も、多くのユーザや開発者が混乱に陥ったことは記憶に新しい。 そしてそのsystemdがそのアップデートに
Phoronixで知ったが、Linus TorvaldsがGCC 4.9.0のコード生成にブチ切れている。 問題はLinuxカーネルのload_balance()がランダムにパニックを起こすというもので、その原因は、報告者の使っているコンパイラーであるGCC 4.9.0のコード生成がおかしかったという話だ。Linus様は御自ら生成されたコードを読み給い、平生と変わらぬ調子で物事の道理を示された。Linux-KernelArchive: Re: Random panic in load_balance() with 3.16-rc From:Linus Torvalds Date: Thu Jul 24 2014 - 14:47:25 EST On Wed, Jul 23, 2014 at 6:43PM, Michel DÃnzer <michel@xxxxxxxxxxx> wro
Linuxで使えるジョークコマンドってどんなのがあるんだろう? ということで、ちょっと調べてまとめてみた。 はっきり言って実用性は皆無なので、間違ってもメインのサーバやマシンには入れちゃダメだぜ! 1.sl ジョークコマンドとして定番。実行すると、AAのSL列車がコンソール上を走り抜ける。 インストールは以下。 debian系の場合 apt-get install sl Redhat系の場合 yum install sl 実行した結果がこちら。 一応、オプションが4個ほどついてるのでその紹介。 -a …小さい人?が助けを求めるようになる -l…SLが小さくなる -F…SLが画面上の方に移動するようになる -e…SLが走っている最中に「Ctrl + C」で離脱できるようになる オプションは組み合わせて使うこともできる。 2.cowsay AAで表示されるウシに、引数で記述した内容を喋らせると
5/20 頃に 公開した envchain というツールの紹介記事を、会社の技術ブログに書いた。 OS X キーチェーンから環境変数をセットするツールを作りました -クックパッド開発者ブログ 投下時間の関係もあると思うけど、思いの他結構拡散してびっくりした。まあ、それは置いておいて、本題。おもしろい。が、ps -Eで他プロセスで環境変数が見えることを考えると、そもそも環境変数に認証情報を入れてる時点で… / “OS X キーチェーンから環境変数をセットするツールを作りました -クックパッド開発者ブログ” http://t.co/n1quG3C4Tx — Kazuho Oku (@kazuho) June 4, 2014 ごもっともだと思います。 実際のところ、わたしはなんか「環境変数やめろ bot かよ」と言われるレベルであまり環境変数に機密情報を入れる事を好んでないです。 なのにこ
期間限定ながら、安さでは4,900円のeRemoconが一番。これのみWiFi搭載 面白さでは、音声認識に対応しており、自律的に動作し、Linuxサーバ的にいじくれるFutureHomeControllerが一番 コストパフォーマンスがよく、API完備で外からつついて面白がれるのがIRKit タイマーが重要ならiRemocon 一番特徴がないが、普通には使えるPluto タイマー機能が充実したiRemoconは、ホームオートメーション的な使い方への最短距離だと思います。ただし、iRemoconは、外出先からの操作には月額250円支払う必要があるので、そこを重視するならその他の選択になるんじゃないでしょうか。 ハッキングしまくりたい人なら、IRKitか、FutureHomeControllerしかありません。 PlutoもインターフェースがWebベースなのでどうにかなるかなと思ったんですが、

neovimは「vimを近代化させよう」というvimのforkです。 https://github.com/neovim/neovim http://news.mynavi.jp/news/2014/02/26/097/ なかなかかっこいいので、現状どのような改修が行われたのかcommitを追いかけてみました TL;DR 開発始まったばっかりなので総Commit数まだ少ない CMake使うようにした ゴミ掃除とサポートしたくない環境の切り捨てをした 実用段階になるには少なくとも半年以上はかかりそう 詳しく Importvim from changeset v5628:c9cad40b4181 ファーストコミット いらなそうなファイルとかマクロとか消したらしい Cmakeにビルドを移植したらしい fork元との差分はなし。あんまり丁寧じゃないね Fixbuild onOSX/Archl
ブラウザ上でLinuxが動く! なんとGUIも!Javascriptで実装されたOR1Kエミュ『jor1k』 いやはや、世の中にはクールで変態なハッカー(褒め言葉)がいるものです。 この『jor1k』というプログラムは、完全にJavascriptで実装されたOR1K(OpenRISC 1000)エミュレーターで、ブラウザ上でLinuxを実行することができてしまいます。 ブラウザ上でLinuxを起動してターミナルでコマンドラインの入出力をするだけであれば、これまでにも「JavascriptPCEmulator」というJavascriptで実装されたPCエミュレーターがありました。しかし、『jor1k』のスゴイ所はX Window Systemが起動しGUIもちゃんと操作できることです。たとえば、冒頭の画像は、“お決まり”のxeyesを起動してみたところです。ちらつきはあるものの、目玉が

Kubernetesでの性能解析 ~なんとなく遅いからの脱却~(Kubernetes Meetup Tokyo #33 発表資料)
さて、モダシンラジオのデータをホスティングしてもらっているSpotify forPodcasters(旧Anchor)の私のページはこちらです。 https://podcasters.spotify.com/pod/show/kazuyoshi-nagasawa このSpotify forPodcastersページのRSSは以下になります。こちらのRSSではenclosureタグなどでlength値などがしっかり入っているのでこれを購読しておくとよいかと思います。 https://anchor.fm/s/66ff2830/podcast/rss ここで聴く!という人は以下のプレイヤーからどうぞ。 んで、Google Drive上に保存したmp3ファイルを聞きたい方は以下のリンクをクリックしてください。ブラウザ内で聞けます。 https://drive.google.com/file/d
Vmail is aVim interface to Gmail. Why Vmail? Because some people are 1000 times more productive and happy inVim than in any web browser orGUI program. Prerequisites a Gmail account a relatively recent version ofVim (Vmail is developed againstVim 7.3)Ruby 1.9.0 or higher with SSL support compiled in (Vmail is developed usingRuby 1.9.2) libsqlite3-dev andsqlite3 (try installing with apt-get,
95MB/sで現在世界最速のmicroSDHCカード、SanDiskのExtreme Proを使用した場合、既存の製品であるEye-Fi、FlashAir、Flucard Proをはるか後方に置き去るスピードが出ます。4kのシーケンシャル書き込み38.98MB/sに注目。 これまでは無線LAN内蔵SDカードを使おうとする場合、スピードか、利便性かのトレードオフを迫られたのですが、そうした葛藤は過去のものとなりました。 速さも、利便性も、その両方が我らの手中にあります。 PQIAir CardはARMCPUを搭載。 # cat /proc/cpuinfo Processor : ARM926EJ-S rev 5 (v5l) BogoMIPS : 421.06 Features : swp half fastmult edspjavaCPU implementer : 0x41CPU

サーバの動作に異常が発生した際に原因を探るためのLinuxコマンドで、自分用のメモです。 全てmanとかググったら出てくるので説明は適当です。思いついたら後で追記していくかもです。 対象はDebian Squeezeになります。 全てパッケージインストールできるもので、パッケージ名は [in packagename] としてあります。 各所よりコメントありがとうございます。 良さ気なコマンドは追記していきます。 <追加したコマンド> * telnet (+コメント wget,netcat) * arp (+コメント arpwatch) * pstree * fdisk コメントに gdisk * host, dig * watch * reboot
Linuxシステムプログラミング 作者: Robert Love,ロバートラブ,千住治郎出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2008/04/16メディア: 大型本購入: 5人 クリック: 181回この商品を含むブログ (29件) を見る 結合 Unix/Linuxの標準コマンドで2つのファイルの共通keyで連結することができます。共通keyでの結合にはjoinコマンドを利用します。joinによりSQLのinnerjoinに近いことがコマンドだけで出来てしまいます。今までテキスト処理をコマンドで行う事が少なかったのでjoinの活用方法を知りませんでしたが、今回調べた内容を記録します。似たコマンドとしてpasteというものもあり、こちらは同じ行数の内容を単純に結合します。そちらについても簡単に紹介します。joinjoin前にsortjoinコマンドを利用する場合は2つのファ

By nyuhuhuuMicrosoftではサーバ用仮想化システムとしてHyper-Vを提供していますが、LinuxカーネルでHyper-Vをサポートするためのコード内に「big boobs(でかいおっぱい)」という単語を隠していたとして、謝罪と当該部分の修正を約束しました。 Buzzblog:Microsoft code contains the phrase 'big boobs' ... Yes, really かつて、Microsoftは保有する特許にLinuxなどのオープンソース・ソフトウェアが抵触していると主張し、Linuxコミュニティとは対立する関係にありました。しかし、ユーザはMicrosoft製品とLinuxを仮想環境で併用しているという事実もあり、2009年7月、Linuxコミュニティに対してソースコード2万行を提供。Hyper-V上でLinuxを動作させた際のパフ

端末で作業をするなら、特にsshなどでネットワーク後しに作業を行うなら、仮想端末管理ソフトウェアであるGNU Screenは必須といってよいでしょう。Ubuntu 10.04であれば、GNU Screenをさらに便利に使うためのアプリケーション「byobu」が最初から導入されているので、こちらを使っているユーザも多いと思います(byobuについては本連載72回参照、注1)。 今週のレシピは、GNU Screenと同じ仮想端末管理ソフトウェアである「tmux」ターミナルマルチプレクサを紹介します。 GNU Screenの利点とは GNU Screenの利点を簡単におさらいしておきましょう。GNU Screenには多くの機能がありますが、筆者が主に使っているのは以下のような機能です。GUIのタブ機能のように、複数の端末を起動して切り替えられる 端末を画面分割して使うことができる 端末上で
壊れたWindows、Mac、Linuxのコンピューターを元に戻す方法2011.04.22 14:00 mayumine 21世紀に生息する文明人なら、一度や二度はコンピューターがぶっ壊れた経験があるはず。 この図は壊れてしまって普通には修復不可能な、Windows、Mac、Linuxのそれぞれの「一般的」な解決方法を一枚の絵に風刺的にまとめたもの。 とりあえず「静かに泣く」のは必須のようです。Macの解決方法はいたってシンプルで「新しいMacを買う」。以上。Linuxはいろいろ頑張った挙句、結局はWIndowsかMacに戻れと...。どうぞ参考までに。 [Republished with permission from Matthew Inman aka "The Oatmeal" ] mayumine(米版)

目的と環境条件 このテキストでは、rsync を使ったリモートバックアップ(遠隔バックアッ プ)の方法、特に ssh とcron を利用して、暗号化された経路を経由しての バックアップを自動的に行うための手順を示します。 ここで ssh の認証には、パスフレーズを空にし、かつ実行できるコマンドを 限定した ssh 鍵ペアを作成し使用します。これにより、 ssh-agent や eychain を利用する方法、ホストベース認証を利用する方法よりも安全なバッ クアップ体制が整えられる……はずです。 なお、このドキュメントの内容の正確さについては無保証です。なんせ、備忘 録みたいなものですので……。また、このドキュメントに書かれていることを 実行した結果直接的および間接的に発生した損害について、私(佐藤裕介)は 何ら責任を負いかねます。 用語の説明 ローカルホスト、ローカルマシン、ローカル
縦分割が目的で使い始めた開発版の GNU Screen。CVS、Subversion、Gitとリポジトリを追いかけていると、他にも便利な機能があることが分かってきました。ここ半年ほど主だった変更はありませんが、4.1.0 のリリースに向けてドキュメントも整備されてきたようですので、2年ほど使用してきて分かってきた変更点をまとめようと思います。 4.1.0における変更点 ここで取り上げる変更点は次の通り。詳細は ChangeLog などを確認してください。 新しい機能 縦分割 レイアウト ウィンドウグループ マウス操作のサポート コマンドメッセージの抑止 外部からのコマンド問合せ 拡張されたコマンド/機能 最大ウィンドウ数の増加 ウィンドウ番号の相対指定 イベント発生ウィンドウの装飾設定 設定で使用可能な変数/書式の追加 ウィンドウリスト/画面リストの拡張 その他 256色サポート コマンド

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